第117話「ご主人様の髪を洗いたい奴隷少女のために、旅の前の買い出しに行くことにした」

「『護身術LV3』を4概念チートスキルに組み替える! 実行!『能力再構築スキル・ストラクチャーLV5』!!」


「──っ! おにぃ……おにぃちゃ────ん。あ、あああああああっ!」


 僕の膝の上で、イリスの小さな身体が、びくびくん、と震えた。


 肌にはりついた湯浴み着から水滴が、ぽたん、ぽたん、と落ちていく。


 それからイリスは、ぐったりと身体から力を抜いて、僕を見て──


「お願いします、お兄ちゃん……しばらく、繋がったままで……」


 濡れた額を僕の胸に押しつけて、笑ったのだった。







「ありがとうございました。お兄ちゃん」


 わしゃわしゃわしゃ。


「これでイリスは安心して、港町イルガファに帰ることができましょう」


 わしゃわしゃわしゃ、わしゃ。


 ちっちゃな指が、僕の髪をかきまわしてる。


 ここは、保養地の別荘。そのお風呂場。


 今は、お風呂用の椅子に座った僕の髪を、イリスが洗ってくれてる。


 お風呂場でスキルを『再構築』したのは彼女の希望だった。


『……お風呂場だと……なにかあったときにごまかしが効きますので……』


 ってことらしい。


 真っ赤な顔してたから、深く追求するのはやめといたけど。


 どっちにしても『再構築』すると汗をかくからね。朝からお風呂ってのもいいよね。


「イリスは、お兄ちゃんの髪を洗うの、大好きです」


 僕の髪にハーブ入りの石けん水をなじませながら、イリスは言った。


「こうしてると落ち着きます。お兄ちゃんの頭のてっぺんを見てると、イリスが同じくらい大きくなって、並んでいるって気分になります。いつもは見上げてばかりですから──お兄ちゃんの顔が近くにあると……すごく安心いたします」


 わしゃわしゃ、こりこり。


 イリスは首筋と耳の後ろに指を這わせてる。気持ちいい。


 極めれば、いい床屋さんになれそうだ。


「確認なんだけどさ、イリス」


「はい」


「イルガファの領主さま──イリスのお父さんは『養子を取るための儀式に、イリスにも列席して欲しい』って言ってきただけなんだよね?」


「そうですね。手紙の内容は確認いたしました──目を閉じていてくださいね、お兄ちゃん」


 イリスはそう言って、僕の髪にお湯をかけていく。


 ヒュドラ事件が終わってから、数日後。


 僕たちのところに港町イルガファから来た兵士たちが訪ねて来た。


 彼らは領主さまからの手紙を託されていた。


 内容は──


『次期領主として、親戚から養子を取ることにした。ついては、領主家全員のサインが必要になるので、イリスにも一度戻ってきて欲しい。終わったらまた出かけてもいいから。頼む。もう閉じ込めたりしない。自由意志は尊重する。だから頼む。助けると思って戻ってきてくれええええええっ』


 ──ってことだった。


 泣きそうな文章だった。インクが、にじんでた。


 領主家が親戚と公的な儀式をするときに、巫女のイリスが不在なのはかなり恥ずかしいことらしい。表向き、領主家は巫女を大事にしていたことになってるから。


 手紙に目を通したイリスは、しばらく考え込んでいたけど、


「そういうことならしょうがないですね」


 と言って、一足先にイルガファへ戻ることにしたんだ。


 僕はというと、デリリラさんとお別れしたり、天竜の翼に挨拶したり、いろいろ調べたいこともあるから、戻るのには時間がかかる。


 だから僕たちは、ここでパーティをふたつに分けることにした。


 僕とセシル、リタとレギィは、ゆっくりコースでイルガファに。


 アイネとラフィリアは、イリスの護衛兼仲間として、兵団と一緒に、先に。


 別行動を取るのは心配だけど、領主さまとはイリスを大事にするように約束してるから、おかしなことにはならないと思う。


 それに、アイネとラフィリアが一緒なら、大抵の事件は切り抜けられるはずだ。


 ……でも、やっぱり気になるから、イリスには新しいスキルを『再構築』してある。ちょうど使えそうな『概念』があったからね。


 ラフィリアの『対魔結界』と『ノイエルート』に使った『魔物召喚LV5』の余りだ。それが消えてしまう前に、イリスのスキル『護身術LV3』に組み込んでみたんだ。


 たぶん、最強の護身スキルになったと思う。


「ほんとうに……イリスはお兄ちゃんに……していただいてばっかりです……」


 僕の髪をわしゃわしゃかき回しながら、イリスは「はぅ」とため息をついた。


「イリスが大人になって、イリスの全部をお兄ちゃんにさしあげて、お兄ちゃんのために生きたら、お返しできるのでしょうか……いえ、いけません。それではイリスがうれしいだけです……」


「お互いさまだろ。何度も言うけど……僕はみんなのサポートがないと生きていけないんだから」


 これは嘘じゃない。


 僕はこの世界の初心者で、まだまだ知らないことがたくさんある。だから、この世界の住人であるイリスたちの知識や助言は、すごく役に立ってる。というか、それがないと知らないうちにブラックな力にからめとられて抜け出せなくなる可能性だってある。


 ここは王都貴族が権力を持ってる世界だ。チートスキルがあったって、集団を動かせる力を持ってる相手には敵わない。少なくとも、正面からぶつかったらこっちも相当な犠牲を覚悟しなきゃいけない。


 だからイリスの知識にも、イリスを通してイルガファ領主家に交渉ルートをもてることにも感謝してる。異世界人の僕にとっては、それはとてつもないアドバンテージだから。


「つまりお互い、もちつもたれつってことで。いいんじゃないかな」


「……お兄ちゃんがそうおっしゃるなら」


 わしゃわしゃ。


「でも、なんだか納得いきませんので、イリスはお兄ちゃんの髪を洗うことで恩返しするといたします」


「もしかしてその役目、気に入った?」


「はい。お兄ちゃんの髪は最高です。ずっとこうしていたいくらいです。なので、お兄ちゃんを髪を洗う役目は、イリスにいただいてもいいでしょうか?」


「そりゃいいけど。イリスはそれでいいの?」


「はい」


 僕の後ろで、イリスが勢いよくうなずく気配がした。


「背中を流す役目は、アイネさまにお譲りしましたので」


「僕の身体がいつの間にかやりとりされてる!?」


「アイネさまがイリスに同行してくださるのはそのためです。お兄ちゃんの髪と背中を洗う回数が、不公平にならないように……」


「アイネが同行を引き受けたのはそんな理由だったの!?」


 ラフィリアはともかく、アイネが手を挙げたのはどうしてかと思ってたよ!?


「仁義を守るのが、お兄ちゃんの奴隷同士のおきてなのでしょう……」


「ご主人様不在で変なおきてを決めんな」


「だけど、イリスは心配です。お兄ちゃんと別れている間に、お兄ちゃんの髪がごわごわになってしまわないかと……いえ、ごわごわであれば、イリスがとことん洗う喜びがあるのですが、けれど……」


「そこまで心配しなくていいから。というか、髪くらい自分で洗うから」


「そこでイリスは、お兄ちゃんに提案があります」


 床においた湯桶に、イリスが手をかけた。


 お湯でいっぱいのそれを持ち上げようとして……手がふるふる震えてる。イリスはちっちゃな身体に力をこめて、「むむむー」って、なんとかそれを頭上まで持ち上げて、僕の頭に、ざばり。


 ほどよく泡が流れたところで、イリスは僕の隣でひざまづいた。


「ここ保養地ミシュリラには、珍しい市が立つことがあるのです。一緒に買い物にいきませんか?」


「珍しい市?」


 聞いたことがある。


 ここは保養地で、貴族の別荘がある。護衛の兵士もいるし、貴族からの依頼をあてにした冒険者たちもたくさんいる。他の町より、ちょっとだけお金をもってる人が多い。


 それを当てにして、遠くから珍しいものを仕入れてきた船が、定期的に市場を開いてる、とか。


「その市場で『海藻シーウィード入り固体せっけん』を買ってはいただけないでしょうか?」


 イリスはちっちゃな手で、僕の髪をなでながら、言った。


「別行動を取る前に……お兄ちゃんの髪をぞんぶんにわさわさして、つやつやにさせていただきたいのです」





海藻シーウィード入り固体せっけん』


 特殊な海藻を混ぜ合わせたせっけん。


 保湿効果が高く、使うと髪の毛がつやつやになる。


 ときどき南方からの船に積まれてやってくる。


 庶民でも手に入る価格だが、貴族が使うハーブ入り石けんよりも効果が高い。







「……市場に行くのは、あまりおすすめしないの」


 お風呂から出た僕とイリスに、アイネが言った。


「商人さんの方から注意書きが回ってきてるの。市場には『巾着きんちゃく切り』が出てるそうなの」





巾着きんちゃく切り』


 ハイレベルなスリの一種。


 小型のナイフで人のサイフ(主に革袋)を切りさき、コインを奪う。


 ぶっちゃけこそ泥だが、腕のいい巾着切りは、相手にお金を奪われたことさえ気づかせないという。


 なので、気がつくとお財布が空になっていることも。





「市場が出るのに合わせて、そういうスリの集団が来ているって聞いたの。危ないの」


「残念です。旅立つ前に新しい石けんを買って、お兄ちゃんをつやつやに洗って差し上げたかったのですが……」


「──!?」


「旅の前に危険を冒すわけにはまいりませんね……そういうことなら諦めましょう……」


「で、でもでも、それは考え方ひとつなの! 気をつければ大丈夫だと思うの!」


 ……あの、アイネ。


 なんで急に目をきらきらさせてるの?


「アイネもついていくの。旅の前だから買い物は必要なの! 対策は取るの。アイネが全力で気をつけるの。あと、イリスさんは目立たないように変装するの。手伝ってあげるね!」


「ありがとうございます。アイネさま!」


 お互いの手を握り合うアイネとイリス。


 いつの間にか話がまとまってる……。





 こうして、僕たちは市場に買い物に出かけることになったのだった。


 

 



「……ここが市場。なんとすごい人出でしょう……」


 僕とアイネの手を握りながら、イリスが声をあげた。


 今日のイリスは髪を長い三つ編みにして、頭にはバンダナを巻いてる。服は丈の短いワンピース。小物が入るベルトをつけて、シーフみたいな格好だ。この町にはイルガファからの兵士も着てるから、イリスだって気づかれないように。


 港には大型船がいくつも留まってる。


 その前で商人たちが品物を並べてる。売られているのは貴金属から干し魚、服に装飾品に漬け物、檻に入った動物なんかもいる。


 露店は港の端から端まで続いてる。


 客は町の人たちに、貴族に──冒険者っぽい人たちもいる。そういえば子爵家からギルドと冒険者に見舞金が出たんだっけ。それを当て込んだのか、店の数もえらいことになってるみたいだ。


「イリス、市場に来るのははじめてです」


「ここまでの人出は、アイネも見たことがないの」


「せっかくだから、色々見て回ろうか」


「わかりました。お兄ちゃん、アイネさま」


 イリスは僕たちに向かって、ちょこん、と頭を下げた。


「イリスはなにもわかりませんので、どうぞ、よろしくご指導ください」






 そんなわけで、僕たちは端から市場を見て回ることにした。





─食器屋にて─




「いらっしゃーい。こちらは南方で作られた器を並べております。指ではじくと……ほら、いい音がするでしょう? 頑丈ですし、1枚買えば10年は使える一級品ですよ?」


「確かに、きれいなの」


「文様もいい感じだな」


「書物で読んだものと色が違います。焼きが甘いのでしょうね。この程度なら半額が妥当ではないかと。さらに土をよく乾かしてないせいか、薄いヒビが入っていますね。保って数ヶ月がいいところでしょう」


 僕たちはイリスを抱えて店から離れた。






─道具屋にて─




「おや、美少女の奴隷を連れていますね。どうですか? このペンダントは。火山の麓で採れたという、タシュケントの純銀製で、他では手に入りません。これを使って口説けば、奴隷も素直に……ねぇ」


「必要ないの」


「というか、うちの子みんな素直だから」


「そもそもタシュケントの銀は南方ではなく西方で採れます。火山ではなく氷山の近くでしょう。表面に青白い波形が入るのが特徴と本で読みましたが、これにはまったく入っていません。まぎれもなくニセモノでもがぁ!」


 僕たちはイリスの口を押さえて逃げ出した。






─ペット屋にて─




「そこ行く3人さま。ペットはいかがですかー。魔物とサルをかけあわせたもので、これ以上大きくはなりません。耳の後ろに生えた角が特徴です。冒険者が連れていると幸運が上がり、ドロップアイテムがレベルアップすると言われています。今回限りの特別商品ですよ?」


「うちは大家族なんで、ペットはいらないです」


「むしろペットになりたい子ならいるの」


「魔物と動物を掛け合わせることに成功した例は歴史上に数件しかありません。サルのような高等生物で成功した例があったら、それこそ伝説に残っているはずです。その生き物の耳の後ろから出てるのは角ではなく、トンガリガラガラヤシの枝ですね。人間が触れるとかぶれます。ところで、あなたはどうして塗り薬も一緒に売っていらっしゃるので。色からすると皮膚病に効く──あれ? どこに行くのでしょうか? 衛兵さん? この方をどちらに──っ?」








────────────────




「すいませんお兄ちゃん、アイネさま。イリスは浮かれておりました……」


 市場の端っこで、イリスはしょぼん、と肩を落とした。


 イリスは小さいころから巫女をやってるせいで、外に出ることがほとんどなかった。


 そのせいか小さい頃から本ばっかり読んでいて……こういうとき知識が自然とあふれてきちゃうんだそうだ。本で読んだ知識が、現実に目の前にあったら、そりゃハイにもなるよな。


「……これからはおとなしくしています。すみませんでした……」


「え?」


「え……って、お兄ちゃん?」


「謝らなくていいだろ。イリスにそういう知識があるなら、逆に活用させて欲しいんだけど」


 それぞれの特性を生かして生き残る、ってのが、うちのパーティのモットーだから。


 イリスに偽ブランド商品を見抜く技術があるなら、それを使わせてもらおう。


「アイネ、旅の前に買っておきたいものはある?」


「保存食と、きれいな布を仕入れておきたいの。食料は足りないと大変なことになるの。きれいな布は、怪我をしたときに必ず必要になるの。それから消毒用の薬草も……」


「わかった。イリスはそういうのがおいてある店で、信用できそうなところを見つけて。アイネは予算交渉を。イリスの品質鑑定が交渉の役に立つはずだ。いいかな」


「「はいっ」」


 イリスは目を輝かせて、港に並ぶ露店を見回す。


 アイネは手のひらに数字を書いて、予算を確認してるみたいだ。


 じゃあ、まずは薬草から。ちょうどそこに売ってる店があるから──







「いらっしゃい。消毒用の薬草ですか? それならセンダンキリキリを干したものが──」


「センダンキリキリは岩場に生える薬草で、根が長いのが特徴と書物で読みました。また、長いほど生命力が強く、消毒効果も高いとイリスは聞いております」


「おじさん。そこの根っこが一番長いのがいいの。ただし相場はあなたが今いった値段の3分の2のはずなの。これは冒険者ギルドでの職業経験から──え? このあたりでは珍しい草だから高価いの? そうなの? イリスさん?」


「いいえ。確かに南方で採れるものは高価ですが、それらは葉っぱの先が青いはず。それは奥においてあるもので、イリスたちが欲しいものとは違います。葉っぱの先端が緑色のものは、近くの岩場で採れたもので──」


「商人さん、嘘はいけないの。え? だますつもりはなかった。そうなの。勘違いなの? では、相場通りの値段でいい? そうね。量をちょっと多めにしたいの。その分まけてくれるとうれしいの。いいの? ありがとう。はい。交渉成立ね」







「お嬢さんがた。こちらの布は火の山のふもとにすむドワーフが作ったものだよ。裁縫が得意なドワーフで、だからかなり丈夫だ。洗っても縮まないし伸ばしてもなかなか切れないすぐれものだよー」


「そうなの?」


「はい、アイネさま。この方のおっしゃることは本当です。良心的な方で間違いございません。布に刺繍されている模様は、古い書物で読みました。火の山のドワーフが好むものでしょう」


「値段は相場通り?」


「そうですね。ほぼ相場通りですが、端に焦げ目があります。これは干した時に、火山から降ってくる火の粉を受けたものだと考えられます。本物である証明でしょうが、その分、価値が下がるのはやむを得ません。このあたりの交渉をお願いいたします」


「わかったの。商人さん──それなら──」





 イリスの知識と、アイネの経験による商談。


 それはまさに『内政型チートキャラ』の本領発揮だった。


 ふたりは旅に必要なものをピックアップし、一番良心的な露店を選んで買い物を続け、そして──






「「「買ったねー」」」


 あっという間に、買い物はほとんど終了。


 僕たちは市場の露店で買った串焼きを食べてる。


 南方で採れた深海魚を焼いたもので、滋養強壮の効果があるやつだ。


「イリスさんの知識、すごいの。まさか布の模様を見ただけで、それを織った場所まで当てられるなんて……」


「知識だけです。商人さんと交渉してくださったのはアイネさまではありませんか。実際に買い物をしてくださった方には敵いません」


「そんなことないの。イリスさんの力なの。さすがはなぁくんの奴隷なの」


「そんなことはございません。アイネさまのお力です。まさにお兄ちゃんの奴隷です」


「「やっぱり(なぁくん)(お兄ちゃん)はすごい(の)(です)!!」」


 どうしてそうなる。


 イリスの目利きと、アイネの交渉力がすごいのは確認したけどさ。


 それも、相手の商人さんが普通に納得してしまうほどの力だ。あふれる知識と経験に裏付けされた説得力。この2人がいれば、商売もうまくできるんだろうな。


 さてと。


「それじゃ、買い物も終わったし、帰ろうか」


 僕は串焼きを食べ終えて、立ち上がった。


 革袋に入れた荷物を抱えて、二人の方を見た。けど──


「なにをおっしゃっているのですか?」


「そんなのだめに決まってるの」


 なぜかふたりは「なにゆってるのご主人様」って顔で、僕を見てた。


「買い物はまだ終わっておりません」


「一番大切なものを、まだ、買ってないの」


「……一番大切なもの?」


 僕が言うと、イリスとアイネは「むー」っとほっぺたを膨らませて、




「「肝心の、(なぁくん)(お兄ちゃん)の(髪)(背中)を洗う『海藻入り固体せっけん』をまだ買って(ないの)(ません)!!」」 




 微妙な感じでハモりながら、宣言したのだった。





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