八色真澄 図書館で (アニメイト様SS)のあとがき

 八色真澄。

 高校一年。

 女子。

 大迫祐樹の後輩。

 図書委員。

 無口でポーカーフェイス。


 私の周囲ではなぜか一番人気が高いのが彼女です。

 度し難いですね。

 いえ、わかりますよ。無口系の後輩キャラですから、私だって好きな属性です。

(属性とか言っちゃったよ)

 まぁ、それでも度し難いですけど。 

 彼女は投稿時には存在せず、改稿の途中で生まれたキャラクターになります。

 元々、役割は改稿する初期段階で決まっていました。

 その時に名前も一緒に決めたのですが、性別がまだハッキリとは決まっていなかったんですよ。

 八色真澄って名前はかなり気に入っています。

 実は知人の名前を一部お借りしているのですが、かなりしっくりきた名前ですね。

 前述の理由もあって、中性的な名前を付けたのですが、色と澄がいい感じにはまってくれたなぁと。

 性別と大迫の後輩というポジションはかなり後半になって決まったものですね。

 性格などもその時に決まったのですが、動の知海に対して静の八色という部分を多少意識した記憶があります。

 今では彼女の存在がない「異能」は考えられません。

 特典SSは「図書館で」、物語の少し前の話になります。

 どうでもいいことですが、私も高校三年間図書委員をしていまして、実際は割とやることが多くて忙しかった記憶があるんですよね。

 ちょうど図書カードからバーコードへの転換期で、その入力作業とかあったのでなおさらだったんだと思います。「耳をすませば」形式の出会いがなくなるなぁとか考えてたような気がします。

 本当にどうでもいいことだった。

 閑話休題。

 大迫との関係性の補強的な意味合いで書いたものですが、まぁ二人してしゃべらないので「君たち本当にそれで大丈夫?」とか思いました。

 少なくとも大迫はもっとしゃべれよ、先輩だろ?

 いえ、そういうところがいいと言う八色を否定する気はありませんよ。

 蓼食う虫も好き好きとかそういうあれです。

 まぁ、彼女に限らず「異能」の登場人物に普通を求めるのは間違っている気もしなくはありません。

 

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