#3、冒険者とファーストキス



 そうして列が最後に進んだ頃、一人の男性が怪我をした男性の話を語った。

 それは村を襲っていた魔物を追い払った冒険者が見たことのない武器を使っていたという情報だった。



「どういう形だった?」


「確か……こういう感じでした」



 男性は転がっていた石を使い、地面に絵を描いていく。



「(剣、いや刀、いや何だこれは)」



 完成したのは剣にも刀にも見える何か。

 正直反応に困る不思議な絵であった。



「本当にこんな形だったのか?」


「はい。全く同じですぜ。なぁ皆」



 男が周りの人間に尋ねると、皆、首を縦に振って肯定する。



「(これはちょっと気になるな)」



 最高の錬金刀を作りたいフィールにとって、この情報は非常に魅力的だ。

 すぐさま冒険者の居場所を訊き、浄化の水床に自分の分を除いた肉の塊を鎮座させたあと、見守っていたローグへと目線を合わせる。



「村長。休憩がてら冒険者のところへ行ってくる。悪いが地図についてはもう少し後で見せてくれ。対価の肉は此処に置いておく」



 わっ、と歓声の上がる中、フィールは教えられた場所を目指して駆けた。

 目的地は井戸から北西。

 赤い屋根の家だ。

 山で鍛えられたフィールの脚力では大した時間はかからない。あっという間に赤い家に辿り着いた。



「失礼する」


「フィール、お姉ちゃん」



 ノック三回して扉をあけると、中にいたミシェルがフィールを出迎える。

 ただその顔は泣いたあとなのか、目元が赤く腫れており、酷く悄気ていた。



「どうした?」


「お兄ちゃんが、お兄ちゃんが」



 まさか武器の持ち主が死んだのか。

 ミシェルから聞き出した寝室に足を向けると、フィールの家よりもずっと狭い空間に、白髪混じりの老婆が寝台脇に佇んでいた。

 その見た目からほぼ間違いなく冒険者ではないだろう。裏付けるようにベッドには上半身に包帯を巻いた若者が横たわっていた。



「そこの包帯人間が冒険者か?」


「そうじゃが、お前さんは何者だい」



 老婆の探るような視線を物ともせず、ミシェルの頭に軽く手を置いたあと、ベッドに近付く。途端、鉄錆と、つんと青臭い香りが鼻をついた。



「今日、この村に泊めてもらう旅人のフィールだ。この包帯男が例の冒険者か?」


「あ、ああ。そうだが、この人に何の用だい」


「武器を見せてもらいに来た。だが」



 駄目そうだなと冒険者に目線をやる。

 堅く目を閉じ、苦悶の表情を浮かべる呻く戦士風の男。歳の頃はフィールと同じ十代後半、痛みに歪められたその顔は二割ほど包帯に隠されてはいたものの、美形と呼ぶに相応しい造形をしていた。



「それにしても随分と手酷くやられたな」



 男性の顔から全体を眺めて呟く。

 男の体、正確には上半身か。特に腹の辺りの損傷が激しかった。布と包帯を宛がっているにも関わらず、今だ血を流し続けている。それに伴い、顔色も悪い。

 このまま何もしなければ間違いなく、命を落とす。それくらいの深手だった。



「ワイバーンが相手だったからの。一応出来る限りの処置を施したが……やはり今夜が峠じゃろうな」



 ワイバーンとは竜種の下位。ドラゴンよりも知能が低く、力も弱いがそれでも一般の人間には脅威とされている魔物だ。



「そんなっ!」



 何とかならないのとミシェルが老婆に詰め寄るが、老婆は目を伏せて静かに首を横に振るばかり。回復薬も魔法使いも使えないこの村では無理もない。



「せめてポーションがあればのぅ」


「? 持ってるが」


「え」


「但し状態異常麻痺もついてるポーションだが」



 これだとフィールが取り出した緑の試験管に、パッと喜んだのも束の間、続いた言葉に二人の瞳が複雑そうに歪められる。

 それもそうだろう。フィールは知らなかったが、世間一般に流通しているポーションは状態異常など付与されていないからだ。そんな物を持っているとすれば明らかに偽物、どこぞの小悪党に騙されて掴まされたのだろうと二人は考えていた。



「? どうした。これが必要なんだろう」


「あ、あのね。フィールお姉ちゃん」


「金なら必要ないぞ。私もその男に用があるからな。いま死なれると困る」



 話に聞いた武器が何処にも見当たらないのだ。恐らくはフィールと同じくマジックボックスに入れているのだろう。一応このまま見殺しにした後、遺品を漁るという手もあるが、入手経路を自ら閉ざすのは流石に気が引けた。


 真相を教えようか躊躇する老婆とミシェルを他所に、重傷男の枕元へ移動する。

 そして自分よりも遥かに重さのある体を片手で抱き起こし、そのまま試験管の中身を半分ほど口に含む。瞬間、口腔内で弾けるような刺激と苦味が広がった。



「うっ」



 抱えられた衝撃で痛みが走ったのだろう。目を閉じたまま男が苦しげに呻く。けれどフィールの辞書に配慮という文字はない。寧ろちょうどいいと言わんばかりに薄く開いた唇へ、口腔内に納めた液体を問答無用で直接流し込んだ。


 男の目が大きく見開く。

 空と同じ澄んだ青がフィールを映し、驚愕に彩れる。だがそれもフィールにはどうでもいい事だ。受け渡した液体が嚥下されたのを確認し、直ぐさまお代わりを追加した。



「……ふぅ」



 そうして試験管の中身が全て空になると、ポーションの効果だろう、男性の体から微弱な緑色の光が発光し、腹の出血がぴたりと止まる。同じタイミングで状態異常も付与されたか、驚愕と困惑に塗れていた彼の目が今度は苦悶に染まった。

 フィールは彼をベッドに帰すと、そっと距離をとる。



「き、奇跡じゃ」


「え、え。どういう事。お兄ちゃん助かった、の?」


「患部を見てないから何とも言えんが、ある程度傷は塞がったと思うぞ。今呻いているのは麻痺の効果だろうな。確認してみるといい。それとミシェル、すまないが水を一杯もらえるか」


「あっはい!」



 ミシェルは困惑しつつも、急いで台所に置かれていた水瓶からコップに水を入れて、フィールに差し出す。



「どうぞ」


「ありがとう……!?」



 朝一で井戸から汲んで溜めたものだろう水は生温く、フィールが錬金術で作成常飲していた水とは雲泥の差があった。

 率直に言って不味い。



「フィールお姉ちゃん?」



 含んだ途端、静止したフィールに、ミシェルがきょとんとした顔で尋ねる。



「何かあったの」


「これ……いや、なんでもない」



 これが錬金術を使わない、人の“普通”なのだとフィールはもう一度口をつけ、痺れた舌を洗った。もちろん目線は男を診察する老婆から離さずに。



「ん、どうだ。傷は塞がっていたか?」


「あ、ああ。信じられんが傷の殆んどが綺麗さっぱり消えておる。お前さん、一体何を飲ませた」


「何って、お前も見ていただろう。麻痺つきのポーションだ」


「? よく分かんないけど凄いね!」



 ちらりと横目で窺うと、包帯を解いた男の腹は最初から何もなかったかのように、鍛え抜いた筋肉だけが露になっていた。

 唯一残された、いや与えられた麻痺も時間経過でそのうち消えるとのこと。



「それより今日中に話を聞くのは無理か」


「あ、ああ。そうだね。儂の見立てでは普通に動けるようになるまで最低でも五日はかかる」


「それは……長いな」



 フィールの滞在予定期間は一日。

 当初の目的である錬金釜に必要な素材、人材は残念ながらこの村に居そうにない。かと言って男の回復を待つほど、本当にその武器に価値があるのかと問われると、正直悩むところだ。

 何よりこの村はワイバーンに襲われて、備蓄が少ない。脅威を取り払った男は兎も角、肉を交換しただけのフィールが居座るのはあまり宜しくないだろう。



「どうにかならないか?」


「街なら神殿にお金を払えば治療してもらえるけど、こんな貧しい農村じゃ誰も回復魔法を持っとらんし……厳しいね」


「神殿?」


「なんだい。神殿を知らんのか」


「ああ。山奥育ちでな、見た事も聞いた事もない」


「いいかい。神殿ってのは病人や体に不自由なところを抱えた人間がお金を払って、神官様に治療してもらう場所さね」



 生涯世話にならない施設だなと興味を無くしたフィールは思考を別な方へ傾ける。

 一瞬、麻痺治しの作成が脳裏を掠めるも、即座に打ち消した。どうせ別の状態異常が付属されるだけ。そこでもし毒でも引き当ててしまったら目も当てられない。

 回復魔法についても、魔法の才のないフィールには選択肢ですらない。

 完全な手詰まりだ。



「(入手経路は諦めるとして、明日訪ねて治療代と称して勝手に見るか、意思疏通が出来るようであれば了解を得てみせてもらうとしよう)」



 明日の行動を決めて、フィールは家を出た。








 太陽が半分ほど隠れた頃。

 フィールは村長の家で借りた地図を眺めていた。年代物の色褪せたボロボロの紙にはまん中に大きな木の島、それを囲うように大雑把に連なった大陸が幾つか配置されている。

 フィールの居る場所は地図の真中寄りの左下、ヴェルーシア大陸。緑豊かな土地で温暖な気候から農業や畜産業が盛んらしい。



「(あの森は、ヴェルーシア大森林というのか。この地図が正しければ今後は北西の街道を進んで、トルノアの街を目指した方がいいな)」


 地図を見る限り、真中の島を除いて大陸は全て右回りに繋がっていた。フィールが他の大陸、ルーミアナとラストーナ、マルヴァダを追っていると、視界の隅、テーブルの上にことりとカップが置かれる。



「白湯ですが、どうぞ」


「ああ、どうも」



 差し出したのは、村長の妻。若い頃は美人だっただろう中年の女性だ。

 構わなくていいと言ったのだが、律儀に客をもてなそうと手ずから水を湧かせて作ってくれたらしい。

 彼女はにこりと微笑むと、フィールの反対側、椅子に座る夫の傍へ移動する。



「どうですか。お役に立てましたかな」


「とても」


「それはよろしゅうございました。ところでフィール殿は旅をしていると申されましたな。差し支えなければ今後はどちらに向かうご予定で」


「トルノアの街に行くつもりだ。少々欲しい物があってな」


「トルノアでございますか?」


「何か問題があるのか」


「いえ、トルノアには問題がないのですが、その。道中には魔物が」


「問題ない。それよりも、村長。一つ訊きたいのだが、トルノアの街には魔物の肉や魔石を売れるような店はあるか」



 現在の手持ちは師匠が持たせてくれた金貨が二枚。釜に必要な金属を購入するには恐らく足りない。錬金術と魔物狩りしか知らないフィールには、これ以外稼ぐ術がなかった。



「ええ、ございますよ。ただ店ではなく冒険者ギルドになりますが」


「……冒険者ギルド?」


「ご存知ないですか? といっても私もあまり詳しくはないのですが、フィール殿がお会いになった冒険者がいらっしゃいましたよね。彼のような魔物を倒すといった荒事などに特化している人の所属する組織の事です。そこでは登録者にギルドカードという身分証明書を発効しており、所属すると様々な恩恵が得られるんだとか。確か通行税の減額だったり魔物の買い取りも一割ほど高く買うと耳にした事がありますね」


「それは誰でもなれるのか?」


「申し訳ありません。そこまでは」


「ああ、いい。売れる場所が分かっただけで充分助かる」



 仮に冒険者とやらになれなくとも道中、魔物を狩って持っていけば、錬金釜用金属の購入はおろか旅の資金にも困らないだろう。



 次の日。

 手早く身支度と朝食を済ませたフィールは、朝一番で冒険者の彼の元を訪ねた。



「ああ。喉が渇いたのか」



 よく見ると男の額にはうっすらと汗が滲んでいた。これでは喉も渇くはずだ。

 フィールは近くの椅子に置かれていた、老婆が用意したものだろう水の入ったカップを手に取り、ポーションの時と同じく口移しで水を飲ませる。



「っ。す……まな……」


「病人が気にするな。もう一口飲むか」


「い、い……そ……より……き、みは」


「ああ。自己紹介がまだだったな。私はフィール。つい昨日一人旅を始めたばかりの旅人で、お前にポーションを提供した者だ」


「そう……か。お、れは……クロー、ド」


「クロードだな。分かった」



 頷いて、少し恥ずかしそうなクロードをベッドの上に戻す。



「さて。突然ですまないが、クロード。お前の武器を見せてもらえるだろうか」


「?」


「村人にな、お前が珍しい武器を所持していたと聞いて見てみたくなったんだ。勿論奪い取る気はない」



 クロードは何も言わなかった。ただじっとフィールの目を見つめ、やがて耳とだけ呟いた。指示通り目を動かせば、クロードの左耳に小さな赤い石のピアスがあった。恐らくこれが彼のマジックバックなのだろう。



「ここにあるのか?」



 麻痺に襲われつつもクロードが、答えるように小さく笑う。

 お好きにどうぞという意味だと解釈し、ピアスに触れる。つるりとした堅い石の感触が指先を伝わり、その瞬間、石の内部がぼんやりとした光を宿す。



「!?」



 ぱしゅっと空気の抜けるような音。次いで、フィールの手に件の武器が現れる。

 全長はフィールの腰ほど。村人の絵に良く似た、まさに剣と刀の中間だ。

 鞘から刀身を抜き放つ。



「(これは……確かに村人が噂するわけだ)」

 


 刃の材質は色味と手触りから、恐らくベースはネイズ鉄。鑑定スキル越しでない以上、確証はないがスキル付与はされていない。

 そも刀……倭刀という物は幾つかの金属が多くの過程を経て鍛刀される筈なのだが、掌のそれはお世辞にも刀とは言い難い。どちらかというと――。



「……ファルシオンを無理やり倭刀に寄せたようなものか」


「!?」



 武器を眺めながらの呟きに、クロードが瞳を限界まで開いて息を飲んだ。何故分かった。そう顔に浮かべ、フィールを凝視する。

 だがフィールは其方には気付かず、刀擬きだけに視線を注ぐ。



 (悪い出来ではないが、私の錬金刀の参考にはならないな)



 自作より優れていれば鍛冶師の紹介も考えていたが、その必要はなさそうだ。



「感謝する。此処を発つ前に一目見れて良かった……ん?」



 クロードに武器を返そうと再度ピアスに触れた瞬間、ローブの裾がほんの少し揺れる。

 クロードに引っ掛かったかと顔をやれば、そのクロードが、麻痺に侵された指で軽く掴んでいるのに気付く。



「どうした」


「ど、こへ」


「?……ああ。私が何処に向かうか、か。トルノアの街だ」


「よ……せ。道中……は魔、物が、おお……い」



 クロードは服装からフィールが後衛職であろうと推察したのだろう。女性一人では危ないと辿々しくも必死に引き留めるが、フィールにとってそれは吉報でしかなかった。

 路銀が増えるぜ最高!くらいの気持ちで目の前の見た目詐欺拳闘士は喜んでいた。



「それは楽しみだな。っと、包帯を替えにきたようだな」



 人の気配に振り向く。

 フィールの予想通り、手に治療道具を携帯した老婆がドアを開けて入ってきた。

 老婆はクロードとフィールを視界に入れるなり、あれまあと声をあげる。



「お邪魔だったようだね」


「? 邪魔ではないが」



 武器を戻し、首を傾げるフィールだが、現在の二人の体勢は寝ているクロードのベッドに片足を乗せ、彼の顔に右手を添わせるという誤解上等なものだった。唯一思い至ったクロードだけが、陸に打ち上げられた川魚のように口をはくはくと開閉する。



「そうかいそうかい。じゃあ儂は包帯を取り替えても構わないかね」


「ああ。此方も今しがた用事が済んだところだ」


「ん、ああ。そういやお前さん、クロードさんの武器が見たいって言ってたねぇ。よっこらしょ」



 老婆と位置を交換し、老婆が椅子に腰掛ける。擦れ違う瞬間、昨日の同じ青臭さが鼻を掠めた。臭いの発生源を辿れば、老婆の膝の上。治療道具の小箱からだと理解する。

 恐らくヒール軟膏と呼ばれるものだろう。村人の話ではモモネ草とミツロウ、植物油を混ぜて作る切傷や打ち身の治療薬らしい。要はポーションの下位だ。



「ウインド」



 掌を前にし唱えた一拍後、老婆の手から緑色の柔らかな風が吹く。風の魔法だ。そしてそれは意思を持つかのように、クロードの体を包み、ほんの少し浮かばせると、器用に巻いていた包帯だけを取り払う。

 こういう魔法の使い方もあるのか。

 錬金術使用以外かつ無属性しか持たないフィールはまじまじと観察する。


 しゅるりと若干汚れた包帯が床に落ち、細かな傷を残した腹筋が外気に触れた。そのまま老婆は露になった細かな外傷へ軟膏を塗りたくっていく。



「……これで良し、じゃ。なんじゃお前さん。珍しいものでもみたような顔して」


「いや。初めて見る魔法の使い方だったものでな。っと、そろそろ村を暇しなくては」


「おや、随分と早いんだね?」


「ああ、元々一泊の予定だからな。これからトルノアの街までそれなりに距離もあるし、早く出立して損はないだろう」



 村長所有のふんわり地図と説明では、トルノアの街に行くには街道を進んで、ヴェルーシア湧泉洞を抜けるしか道がない。

 おまけに徒歩で三日はかかるらしく、安全地帯がそう多くないのだとか。


 宣言したフィールに老婆が微妙そうに顔を顰める。



「お前さん、もしや一人で行く気かい?」


「そうだが」


「悪い事は言わん。お止め。幾ら腕に自信があろうとあの場所は女一人で向かうところじゃあない」


「そう、だ」


「ほら。この兄ちゃんもそう言っとるだろ」


「?」


「お前さん、村長から聞いていないのかい。あの場所は蟹、ウォータークラヴの根城でもあるんだよ」



 老婆の話を聞くと、ウォータークラヴなる魔物は水場を縄張りに人を襲うモンスターなのだという。しかも最近は繁殖期に入り、魔除けの粉や魔法、装備を固めないと通行は厳しいと教えてくれる。

 そういえば村長が何かを言おうとしていたような気もするが、もしかしたらこれを話そうとしていたのかもしれない。



「……参考までに聞くが、湧泉洞を通る以外の道は?」


「残念ながら無いね」


「なら決まりだな」



 クロードの完治すら待ちたくないのに活発期が終了まで待機など真っ平御免だ。


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