第6話 再戦…?
「さてと…通信機を手に入れたわけだが…」
どうしましょ!あてもなく探すのは迷うに決まってる!ここは大人しく休憩を取るべきか…?
…いや!みんな頑張ってるんだ!僕たちだけ頑張らないのは無理があるからね!頑張ろ!
「どうします?」
「とりあえずその辺歩いてればいいでしょ?戦闘は僕に任せて?」
「わかりました!」
とりあえずその「女王」とやらを探してみる。目を凝らしてみるか!
でもさ、待って?効率を上げよ!
「…お兄ちゃん、お姉ちゃん、出てこれる?」
「…どうした?」
『ん…なんでだろ…出れない…』
『俺もだ』
「フェンは当たり前でしょ…お兄ちゃん?女王ってやつは知ってる?」
「あぁ…俺の宿敵でもある」
「なら話が早い!近くにいるのを探してほしいな?あ、決して一人では立ち向かわないようにしてね?」
「…わかった。朗報を待ってろ!」
んー…一人だけかぁ…まあそれでもいい感じかな?
「…今のは?」
「僕のいとこ!」
「いとこ?じゃあなんでお兄ちゃんって…」
「あぁ…それはあっちの要望だから安心して?」
「じゃあ出てきてもないのにお姉ちゃんとフェンって…」
「お姉ちゃんはそのままの僕の姉!フェンが…フェンリル」
「そういう…」
「朗報だー!」
え、早くないかな?まあいいけどさ!
「結構近くにいたぞ?あっちにな!」
「ほんと!?ありがと!後一つ聞きたいんだけどいいかな?」
「なんだ?」
「フェンとかさ、心の中にいるお姉ちゃんとは融合できるかな?」
「そうだな…可能だと思うんだがなぁ…」
「なるほどね!ありがとー!さ、行こうか!胡蝶さん!」
「はい!」
「あ、戦闘は僕に任せてよ?一緒に戦ったら多分…僕の攻撃の巻き添えを食らうことになるから隠れてて?」
多分弾幕がやばくなるからね!
「…分かりました!」
…
「…いるね」
「はい…」
木に隠れて様子を伺ってるところ!ちなみにヤツは何か探している感じがする。
「…奇襲仕掛けてくる!ここに隠れてて?」
「分かりました!何かあったら…その時はその時で動きます!」
「おっけ!じゃあ…行ってきます!」
翼を生やして急速接近するよ!そして石があればそのままダイレクトにスパって切る!
でもアイツ、なんかやばそうな雰囲気だけど…大丈夫でしょ!
「…覚悟!」
「…ふはは!」ガキィン!
あらら…まあ防がれることは想定内!
「…貴様は何をしにきた」
「もちろん君を倒すため!その前に、君の名は?」
「我は女王だ!」
よし、目標の敵を発見。…対象を殲滅します。
「なるほど…全力で戦え。僕も全力で戦うからさ?」
「…」
「その様子だといいってことだね?…3人とも!いいね!」
『あぁ!』
『フェンリルの力も付与されるからな!』
『早くしてよ!』
「わかってるって!…我ら、神の力を持ちし者たち…」
『我は命の神…生命力を与え、全てのものに幸せを与える者…』
『我は豊穣の神…自然を愛し、人々の幸せを願う者…』
『我は幻獣フェンリル…夜に舞い、全てを狩るもの…』
「我は全ての神を束ねる素体!ここに神を束ね、力を我に与えよ!」
「『『『究極合神融合!!!』』』」
いつも通り融合するけど今回はオオカミさんのかわりにフェン!どんな姿になるかなー?
「…融合か」
「…ふふ…ねぇ、君が抱いている気持ちは…どんな気持ち?NDK?」
うーん…あまり変わらないみたい。残念だなぁ…
「は?」
「まあいい…制限は設けない。全力でいくが?」
「ふん…神など…!」
「そんな強情でいられるのも今のうちだ!まずはフィールド変換だ!
とりあえずフェンが得意とするフィールドに転換するよ!まあ辺りを暗くするだけだけどね!オオカミさんの力を拝借して使ってるね!
あ、僕はオオカミだから暗いところでも全然見えるよ!
「暗い…だと!?」
「さぁ!戦う準備は整った!武器なんかいらない!素手で戦ってやる!ハァッ!」
「くっ…どこにいる!」
「さぁ?どこだろうねぇ〜?自分で探してみてごらん〜?」
「舐めるな!」
「そらよっと!」
「グァッ…!?」
よしよし!一発一発丁寧に喰らわせて行こうか!まずは肘打ち!
「じゃあねぇ〜♪」
「待て!」
…
一方そのころ…
「えっ!?何!?周り何も見えないんだけど!?」
狂気の世界の範囲にちょっとだけ入ってた胡蝶さん。
「ここどこ…?」
…
『お兄ちゃん!頼むよ!』
『あぁ!任しとけ!』
とりあえず交代しましょ!因縁があるらしいしー?
「…どこだ!」
「言われなくとも姿を現してやるよ!」
「何っ!?自ら…周りを見えるように…!」
「さぁ…攻撃のチャンスだぞ?来ないのか?」
とりあえず煽るか…煽ることによって隙が生まれやすいからな!
「ちっ…!くらえ!」
触手か…問題ない!
「…ふん」
「…ほう、何もしないとはな…」
「…」
…やはりな!予想通りだ!触手で縛った後は自分のもとに持っていって攻撃するみたいだな!…しかし本人はものすごくキツく縛ってるみたいだが何も痛く無いし苦しくもないぞ?残念だったな!
「どうした?諦めたか?」
「…さあな?」
「さあ…どうしてやろうか…火であぶってやろうか…じわじわとなぶり殺してやろうか…!」
「なんだって受けてやるぞ?だがこれだけは言っておこう。俺に火は効かんぞ?」
「そうか!ならばなぶり殺すまで!」
実は俺の性格になると攻撃をノーダメージである程度まで蓄積してそれを一気に波動として放出できるというなんとも便利な技を持ち合わせてる!これで女王もノックアウトだぜ!あ、でも放出するのはオイナリだからな。隙を見て交代だ!
「では一発!」
「グハッ…」
痛くはないが…一応演技だけでもしておかないとバレるしな!
「どうだ…痛いか!」
「グッ…カハッ…」
「痛いだろうな…だが隙を見せたお前が悪い!この勝負…我の勝ちだ!」
…
そのころ胡蝶さんは…
「…!拘束されてる…!」
オレンジが拘束されてるのに気づいた。
「…でもオレンジさんだから…何か策はあるんでしょう!」
…
しばらく殴られ続け…
「クッ…もう…やめてくれ…」
「…ふん」
…!止まった!交代するぞ!
『オイナリ!今しかない!頼むぞ!』
『まっかせてー!』
「隙を見せたな〜?」
「なっ!?」
「くらえ〜!」バァァァン!
「グァァァ!?」
拘束も解除!うん!いけるよ!
「…貴様ァァァ!よくもこの我を…騙したな!」
「…一つ言っておこうかな〜?今やってるこの勝負、私たちにとってはお遊びなんだよ〜?」
「なっ…!?」
「本気でやる?嘘嘘〜♪女王、君は〜、遊ばれてるんだよ〜?」
「く…クソォォォ!これ以上させるかァァァ!」
「!結界術・反射鋼、展開!」
「くらえェェェ!」
「さあ、来てみ?」
この結界術は敵の攻撃を物理でもなんでも一回だけ丸々返せる結界!まあサンドスターの消費は御察しだけど…
「グァッ!?」
「残念だったね〜?私の術は防御に徹してるのさ!」
『フェンちゃん!バフ、かけとくよ!』
『ありがとな!』
「さあ、最後だよ!結界術・風界圧!」
この結界術は私を中心に私から外に吹く風が吹く!これ、意外と強いよー?
『これで私の役目は終わり!最後にフェンちゃん!よろしくねっ!』
『まかせろ!』
「風が強い…近づけん…」
「…」ギロッ
まずは…動きでも止めておくか。
『なんだ…これ…まるで蛇に睨まれたかのように…動けん…この我が…こんな輩に屈するだと…』
「くっ…フレンズのくせに生意気な!」
「…俺はフレンズでもない!俺は幻獣フェンリルだ!」
「舐めるな…舐めるなァァァ!」
「これで最後だ!メテオクラッチ!」
とどめだ!オレンジから教わったこの技をここで使ってやる!
「これで消えるがいい!」
「グァァァァァ!」
…
「…ふぅ、ざっとこんな感じか?まあ煙で見えないがな…」
…さあ、死んでるか?
「…いない!?アイツどこいった!?」
『…逃げたな。最後の力を振り絞ってな』
『あらー…まあ次だよ!』
『お疲れ?フェン?さあ、みんなはゆっくり休んでて?』
「あぁ!お疲れさん!」
久しぶりに動いたな…狩りの感覚を取り戻したな!
…
「…ふぅ!とりあえずヤツは逃げたっと…」
「オレンジさん!大丈夫ですか!?」
「大丈夫大丈夫〜!ノーダメージだから!」
「え?さっき縛られながら殴られてたような…」
「あぁ、それはお兄ちゃんが攻撃を全部吸収してそれをお姉ちゃんが全部波動にして飛ばしたんだよ?だから無傷!」
「なるほど…しかし風が強いですね?」
「あ、お姉ちゃん切り忘れてる」
『お姉ちゃん…頼むよ…忘れないで?』
『あ!ごめんごめん!今結界破るからねー!』
「…あ、風がなくなった」
「今の風は全部お姉ちゃんが張った結界によるものだからね?」
「あ、そうなんですか…」
「まあさ?とりあえず戻るか!」
「そうですね!」
とりあえず逃げられたことを報告しにいこう!…しっかし僕とあの3人が融合するとこんなにも強いんだね…!
…ん?これって女王が最強の敵だよね?…最強の無双ゲーム化してきてない?
…ほんっとうに遅れてすまない!急ピッチで書いたから変なところも多いかも!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます