私、『魔王』じゃないって言ってるでしょ!6

「え、あの、どういうことですか?」


「とにかく、『インプ』そこにいる『魔王様』を捕まえてください!!」


「わた、私は、『魔王』じゃないんだってば!!」


と、そんなこんなで、『インプ』からもとりあえず逃げることに成功!

 そして、私は教えてもらった『外につながる』道を急いで走っていくと、


「『魔王様』、すいません!!」


と、そう言いいながら、


「いてて、、、」


と、またぶつかる。

て、今度はぶつかる前に回避もできたでしょ!!

 なんか、『すいません』って、言ってるんだし!!

と、そう思いながら起きると、


「『魔王様』、やっと追いつきましたよ。もう、本当に『逃げる』だなんて。も言ったじゃないですか、『逃げないでくださいね。』って。」


ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

追いつかれたー!!

というか、


「ぶつかるってわかってたんだったら避けてよ!!」


「す、すいません!!『魔王様』!!で、ですが、私としても、そうするよう言われていましたので。」

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