私、『魔王』じゃないって言ってるでしょ!(部屋に帰って)2
「それで、私の耳元でささやいてたんでしょ!!」
というか、なんで部屋の中にいるの!!
とか、思いながらそう聞くと、
「いえ、別に。ささやいてなどいませんが?それよりも、どうして私が『透明』になっていたのに、この場所にいるとわかったのですか?」
いや、何言ってんの?
そう思ったんだけど、とりあえず、
「悪魔のような『ささやき』してこないでよ!!それと、別に場所がわかった、わけじゃ、ない、から、、、」
そう、別に私は場所がわかったわけじゃない。
たまたま、なんだか誰かにささやかれているような気がして、あたりを確認していただけだったんだけど、、、
「私、悪魔ですから。」
ふ~ん、悪魔か。
て、悪魔!!えっ?何?どういうこと?いや、それよりも悪魔?いや、まて、これも冗談かもしれない。
『悪魔のようなささやき』
て、私が言ったからそう言ってるだけかもしれない。
とりあえず、
「じょ、冗談だよね?」
「いえ、冗談ではありませんよ?」
まじかーー!!
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