私、『魔王』じゃないって言ってるでしょ!(部屋に帰って)

 そうして、私は『やばい』と思いながらも、部屋まで案内してもらった。

 だって、絶対にと思うんだよね、、、

 私は、『仕方なく』ベッドに寝転がりながら考えていた。

 もう、魔王でもなんでもいいんじゃない?

ていう、悪魔のようなささやきが、、、

 うん?本当に聞こえてくるような。近くで誰かが言ってるような。

 

 てか、もう『本当に』でもいいような気がしてきた。


「・・・・」


やっぱり、誰かような気が───。


「て、やっぱりいた!!というか、になってるとか、超卑怯すぎるんですけど!!というか、悪魔か!!」


「あらあら、どうしたんですか様。『もう、でもいいような気がしてきたのでしょ?』」


おかしい。おかしいよ。なんで、私の思っていたことがバレてるの!!

 それよりも、


「私の耳元でささやいてたでしょ!!」


「それにしても、さすが魔王様!!私がになっていたことに気づくだなんて!」

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