私、『魔王』じゃないって言ってるでしょ!

「う、う~ん。」


そして、次に目を覚ますと、私は知らない場所にいた。

 て、まじでここどこ?私は今どこにいるの?とりあえず、状況を説明すると、『ベッド』があって、そのベッドもなんか豪華な感じで、今私のいる部屋もなんだかでかい。

 て、なんとなく気づいてるんだよ?私だって、この状況から考られること、もちろん


「私って、なんか貴族とかそっち系の感じのに生まれたってこと!?」


だって、そうじゃん!!それしかないじゃん!!この感じ、それしかないじゃん!!

と、そんなことを思っていると、


「ま、『魔王様』!!め、目を、覚ましたんですね!!とうとう、『魔王様』が目を覚まされたんですね!!やっとです、やっと魔王様が目を覚ましました!!」


えっ?なに?どういうこと?『魔王』?え?どういうこと?なんで、『魔王』?私、もしかして『魔王』になっちゃってこと!!いや、そんなわけない!!『魔王』は、オッサンでしょ!!こんなに『かわいい』私なわけないよね!!ね!!

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