総集編 1〜100頁までの軌跡 その3

【注意】

 この回は総集編です。

 1〜100話までの内容をまとめましたが、それでも10分の1も伝えてません!

 もっと伝えたいことがあるのに文字数がっ…!

 というわけで、総集編の後に気になった部分だけでも本編を読んで頂けると幸いです!


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 ・・・・・



 第四章 生活環境安定連盟



 紗友里と当たり前といえば当たり前の友好な関係を持つことのできた静紅一行。

 紗友里に貰った皮袋の中には純金貨が何枚か入っていた。日本円で1枚あたり10万円と言ったところだ。

 まず右も左も分からない王都に放り出された転移組は、唯一の異世界人であるフレデリカに道を案内してもらった。


 生活に必要なものは衣食住、それとある程度のお金だ。


 難しいことはさておき、家を買えば住めるし、ご飯を食べれば元気が出る。服を買えばオシャレができるのだ!


 家を買うために不動産屋へ入り、紹介されたのは[立地最高、停竜所近くの極安一軒家]だった。


 不審に思った六花が店の人に質問すると、案の定、事故物件ということが判明。


 時間も時間だったが、新生活にワクワクしていたフレデリカは蜜柑を連れてその事故物件の下見へ向かった。

 蜜柑は幽霊やお化けの類は苦手だ。それなのに連れていかれた蜜柑を哀れんだ静紅であった。



 ・・・・・



 除霊をサクッと終わらせて、掃除に取り掛かった静紅一行。

 静紅の能力があれば一度に数十の雑巾を動かすことが出来るため、さして時間は掛からなかった。


 不動産屋に申請をだして、予定の金額で我が家を購入したので、今度は家具を買いに行くことに。


 もちろん椅子やテーブル、棚など最低限必要なものは揃っていたが、女子5人が住むにはあまりにもシンプルすぎる。あとは、ベッドが4つしか無かったので買いに行く。結芽子と静紅という珍しいコンビで家具屋へ向かった。


 大通りにある家具屋で、スライムを詰めた枕やキノコタン型のクッションがあって思わず買ってしまったのはさておき、目的のベッドを購入することが出来た。


 家に帰って家族に何を買ってきたか説明していると、玄関のドアが勢いよく開いた。


「買ってきたぞ!コーヒー!」


 幼馴染の眼鏡っ娘は、異世界でコーヒーを買ってきたようだ。



 ・・・・・



 この世界のコーヒー豆はコビーと言うらしい。と言うより、この世界にコーヒーという概念はない。紅茶が主流の世界なので頷けるところもあるが。


 コビーの豆を1からすり潰して完成した異世界コーヒー。

 もちろん未成年のフレデリカは吹き出してしまったが、静紅は美味しくいただきました。


 コーヒーを飲み終え、ティーカップを片付けたところで静紅はとうとう暇になった。社畜だった静紅には、今の生活はあまりにもスローライフすぎる。スローライフを目指すとは言ったものの、いざ確立すると困ったものだ。


 他の家族はそれぞれコンビを組んで昼下がりを過ごしているが、どうしても奇数のグループは1人余る。それがたまたま静紅だった。


 特にすることも無い静紅は外へ散歩に出かけた。そこで見つけたチラシがとある女性との出会いだったのだ。



 ・・・・・



「うわぁああん!どうしてまた失敗するんですかぁ!」


「うわー、」


 バイト募集のチラシを見つけ、書いてあった地図を元に来てみたが、第一印象は最悪だ。

 茶髪の長い髪に大きめのアホ毛、大泣きしている女性こそ、この店の店主リーエルである。


 チラシを見た静紅は[リーエル魔道具専門店]という店にバイトをやりに来た。のだが、どうしてだか店主の彼女が号泣していた。しかも超絶大声で。


 とりあえず事情を説明して、魔法の訓練をしたところでバイトに雇って貰うことができた。


 お父さんお母さん、私は異世界に来てバイトをすることになりました!



 ・・・・・



 家に帰ってバイトで雇ってもらえることになったことを家族に話すと、フレデリカに止められた。理由は「お師匠様と会えない時間が増えるから」らしい。なかなか離してくれないフレデリカだったが、六花がお菓子を作るというとすぐに離してくれた。

 どうやら静紅への忠誠心はお菓子より低いらしい。



 ・・・・・



「あー、ひま」


 異世界にきて2か月がたった。

 特にやることもなく、バイトの時間もまだだ。

 前方にはフレデリカが布を使って自分の大剣を磨いている。赤い宝石の埋め込まれたソレは彼女の目とよく似ていて、フレデリカ専用の武器といえるだろう。

 雪のキノコタンの森で使用した大剣が今では懐かしい。


「お師匠様は武器とか持ってないんですか?」


 持ってないわけではないが、キノコタンナイフと言う短刀しかもっていない。それに静紅は負い目を感じたこともある。せっかくの異世界だ。魔法を使ったり権を駆使して敵を倒したい。


 そのあとフレデリカとさまざまなことを話し、静紅は思い当たる店へ向かった。



 ・・・・・



「え、えっと…静紅さん?バイトはまだですよ」


「あぁ、気にしないで。今の私はただの客だから」


 やってきたのはリーエル魔道具専門店。バイト先ということもあるが、前来た時に気になっていたものがある。

 リーエルに紅茶をごちそうしてもらった後、静紅は棚に立てかけられたあるものを見た。


「鉄板壁?うげ…」


 黒い大きな盾に付けられた値札を見て

 静紅は思わず声を上げた。

 純金化三枚。家の財産の五割もする鉄板壁は。


 ばりんっ


 リーエルの指が触れた途端、大きなひびが入って割れてしまった。

 購入してなかったので良かったが、一番厄介なのは、


「うわああああん!!」


「う、うるせぇぇぇ!」


 リーエルを泣き止ませることが一番厄介な作業だ。

 これぞドジっ娘属性と言うのかと、痛感した静紅であった。



 ・・・・・



 第五、六章 カルディナ・レクイエム



 壊れた鉄板壁を修理に出し、渋々家へ帰ってきた静紅。

 最近の行動範囲は家かリーエルの店か食料店のみだ。


 夕食を食べていると、ドアがノックされた。


「静紅お姉ちゃん!盗賊団の基地を壊してよ!」


「は、はぁ…」


 そこに居たのは竜車に乗った金髪の少女。

 かつて静紅と六花を王都近郊まで送ってくれたナーシャだ。名字は確かサンタローブ。


 どうやら、国道・南西道の近くに盗賊団基地が作られたらしく、通る竜車が襲われて一時通行止め状態になっているらしい。

 確かにそれは困るし、国の貿易にも関わってくる。

 あまり気が引けないが、とりあえずその相談を承諾。


 どうやら国道・南西道をずっと行けば温泉のある街に着くらしく、それを説明すれば家族は全員素直についてきてくれるらしい。


 毎度おなじみリーエル魔道具専門店でそれぞれ武器をこしらえて、とうとう王都出発の日。


 停竜所と呼ばれるバスターミナル的存在の場所へ行くと、やっぱりナーシャがいて、スムーズに乗車、あっという間に王都を出た。


 蜜柑は魔法銃スペルチョーカー

 六花は魔法札スペルカード

 結芽子は魔法瓶

 静紅は魔法人形ドール

 フレデリカはそのままで自分用の大剣


 5人はそれぞれ武器を持って竜車に揺らり揺られで国道・南西道を進む。


 一日足らずで到着したのは【巨大鍾乳洞】と呼ばれる大きな洞窟だ。


 ナーシャは危ないので洞窟の入口で待ってもらって、静紅達は洞窟内を進む。

 チンピラたちを麻痺瓶で行動不能にして、一人だけ案内役として開放し、リーダーの部屋に到着する。


 真っ赤な髪に狐の面をつけた大人な女性。リュカ・アザリア。

 彼女は盗賊団のリーダーで罪人である。


「せやぁ!」


 フレデリカが出しゃばり床が抜けたのはさておき、落ちたのを助けてくれたのはとある二人組だった。

 魔法人形のアテナとヘスティア。彼女らは、自ら喋りそう名乗った。

 本来人形である彼女らが人の平均身長ほどの大きさになり、話す姿は信じられなかったが、非常時が非常時。ひとまずそれを受け入れて、共闘してもらうことに。


 フレデリカ以外の静紅一行は基地地下に残り、戦闘はアテナとヘスティアに任せた。


 同時に作られたということで、アテナとヘスティアは姉弟の関係にあたる。

 盾の姉と槍の弟。その姉弟の力はすさまじく、スムーズに基地内を進んでいき、やがてリュカと遭遇。

 謎の薬を飲んだリュカは炎の化け物[成れの果て]と化した。


 心配になった静紅と六花が二人に合流したが、炎の化け物の力は大きすぎて、静紅は大やけどを負う。

 ルカとルナの魔法を詰め込んだ魔法札で[世界樹の祈り]という最高級治癒魔法で九死に一生を得る。

 彼女はもう人間ではない。魔物だということを真摯に受け止めて戦闘を続けていたが、もう一枚の魔法札で[流水龍]で撃退する。

 火属性に水属性の攻撃をぶつけると有効打が与えられるらしい。


 炎のうろこがはがれたリュカはその場に崩れた。


 リュカと会話を交わしていってきたのはリュカとリーエルは姉妹だということ。

 リーエル幼少期に共に孤児だった二人は姉妹として共に旅をしていたらしい。


 リュカのしたことは決して許されるものではない。だが、本人には改心する意思があるのなら、それを応援するだけだ。


 王都の方へ伝書鳩を飛ばし、盗賊団全員を縄で縛った。騎士が来て牢獄に入れられるのも時間の問題だろう。

 いつの間にかアテナとヘスティアは人形に戻り、家族全員が合流できた。

 長いようで短かった盗賊団基地破壊作戦は終了し、ナーシャが運転する竜車で【巨大鍾乳洞】を抜け、外に出た時にはもうそこは草原ではなく雄大な土地の砂漠だった。



 ・・・・・



「きたーーー!工業と温泉の街【クラ=スプリングス】!」


 工場から出る煙が月光に照らされて輝いている。

 静紅は腕を伸ばして喜んだ。本来の目的である盗賊団基地破壊作戦は終了したので、もう心配するストレスはない。


 道案内をしてもらうのに苦労したが、温泉旅館に到着した静紅一行は久しぶりの温泉でリラックスした。もちろん蜜柑と結芽子がふざけて堪能することができなかったが。



 ・・・・・



 翌日、静紅と結芽子で二人行動をしていると、一人のロボットと出会った。

 彼女の名前はカルディナ。モニカという子供に作られた機械の歌姫、シンガーヒューマノイドである。


 カルディナには感情がない。感情がないゆえにとある探し物をしている。

 ココロ。

 博士の言葉通りならココロが見つかると感情が手に入り、人間のように笑顔を浮かべ、悲しみで涙におぼれ、幸せに満たされて死んでいける。それが彼女の夢であり最後の願望だ。

 持病で死んだ博士のためにもカルディナはココロを見つけたい。


 特に予定もないため、快く引き受け、ゴミ山をあさってみた。


 時間が経過してもハート型の宝石 ココロは見つからず、今度は場所を移して商店街で探してみる。


 カルディナが場所を訪れるたびに博士 モニカとの思い出を思い出し、微々たるものだが感情も芽生え始めた。


 商店街、湯けむりの滝、滝裏の洞窟、時計塔。様々な場所へ向かうも、ココロは見つからない。

 滝裏の洞窟で見つけたボイスレコードを再生することによって、博士とカルディナの思い出はより鮮明に思い出される。



 ・・・・・



(本編の文をそのまま載せます。すみません!)





 レコーダーのカセットを入れる口のところにボイスレコードを入れて、数秒待つ。


 少々の起動音の後、幼めの少女の声…モニカの声が聞こえてきた。


 ノイズ混じりの音声が私達の鼓膜を揺らす。




『──あ、あーー、聞こえてますか聞こえてますか。よし、大丈夫だね。この音声を聞いてるってことは、私は死んでいるはずです。


 私の余命宣告の日が過ぎたら、滝裏の洞窟に行って回収する予定なので、もし私が生きていたらこの音声は誰にも聞かれないまま捨てられるはずです。


 それでももし、このボイスレコードが残っているということは、私が滝裏の洞窟に辿り着けなかったか、病気で死んでいることでしょう』


 軽めの口調に付く、死への恐怖感が私には感じた。



『えーっと、何から話そうかな。


 私の病気は、【ニフライト症候群】って言います。


 急な熱と吐き気が襲う難病です。生まれつきこの病気を患っていた私は、2か月前から徐々に症状が酷くなってきています。


 この前は血も吐いたし、冷や汗が止まりませんでした。カルディナが面倒を見てくれてるけど、蹲って動けなくなるのは、本当に悲しいことです。


 まるで私じゃないみたいに、何かが私の心臓を掴んでそのまま握り潰してしまいそうな感じです。


 カルディナが薬草で薬を作ってくれるけど、それも効果は無いんです。それでもカルディナには安心してもらいたいから、笑顔でありがとうと言うだけです。


 苦しい病気が終わるなら、死んでも良いかな。って何回も思いました。それでも、生きる理由をくれたのはカルディナです。


 自分の手で作ったから子供なのかな?なんて考えて恥ずかしくなったり、無表情なカルディナに困ったこともあったけど、小さな時から親がいない私にとってカルディナは唯一の家族だったんだよ。


 今カルディナは電源をオフにしているので、この録音を聞いていることは無いでしょう。もし未来でカルディナがこれを聞いてるなら、ちょっと恥ずかしいなぁ』




 笑い方もまだ幼げだ。7…8歳ぐらいか?




『そんなカルディナを作る時も苦労したなぁ…。何回作っても、失敗するし、何度も諦めようと思いました。


 それでも、歌うことが苦手な私にとって、機械の歌姫って存在はとても大きかったんです。


 日に日に弱っていく私の身体。日に日に感情が増えていくカルディナ。


 照らし合わせていると、私のことなんてどおってことはないけど、それでも自分の事だから、余命ぐらいは分かります。


 生きることの出来る残り時間はあと少し。


 生きている間に行きたい場所は全部行きました。【湯けむりの滝】、【商店街】、【北部の時計台】…。どれもこれも、カルディナといればたくさんの思い出が作れました。瞼を閉じたらほら、すぐそこにカルディナがいるみたいに錯覚してしまって…』


 写真のような少女が発するとは思えないほど深刻な内容で、私は考える言葉も見当たらない。所々詰まったり、泣きそうになっているのは声からでも察することが出来る。


『こうしている間にも、生きることの出来る時間は減っていきます。


 いや…私まだ生きたいのに…。


 いくらそう願っても神様は許してくれないんです。


 運命って、理不尽ですね…。


 私も普通の人みたいに笑って大人になるまで生きたいのに。


 さて!もしカルディナがこれを聞いてるなら、1つ伝えないと行けないことがあります!


 私はカルディナに、ココロがないから探してって言ったよね、でもそれは嘘なの!』


 嘘なの!?


『元からココロなんて物は存在しないよ』



「え、なら私は何を探して…」



『ココロを見つけたら感情が芽生えるって嘘のせいで、自分には感情が無いって思っていたカルディナだけど、あなたには感情がある。

 人間のように物を綺麗と感じ、面白い物には笑みを零す。嬉しい時は喜んで、悲しい時は涙を流す。そうでしょ、カルディナ』




 私達と行動していく中で、生まれたカルディナの感情がひとつずつ記憶の中で蘇る。


「そんな…だって、私は機械で…」


 動揺を隠せないカルディナに、モニカはどんどん真実を伝えていく。


『あなたは機械。でも、人間の心を持っているはずだよ。初めは私も驚いたけど、私を心配してくれたよね。


 嘘ついててごめんね、でも、カルディナはやっとココロを見つけられたね。


 機械じゃない、人間の温かい心を』



 カルディナはレコーダーを持ち上げて、ぎゅっと抱き抱える。



「博士、私…思い出しました。博士が亡くなった悲しみで忘れていた感情を」




『カルディナ・レクイエム。私が作曲した歌だよ。カルディナにも入ってるはずだから、聴いて』




「再生、カルディナ・レクイエム」




 その途端、カルディナから綺麗な声が発せられた。ゆったりとしたモデラート進行の美しい音色。


 歌詞は付けられていないが、立派な曲になっている。


『カルディナ、こっちに来ていいんだよ』


 その言葉で、カルディナはなにかに解放された気がした。


「…はい、博士」


『カルディナ、今幸せ?』


「はい、幸せです…博士」


 まるでこうなると予想していたかのようなボイスレコードの録音。


 カルディナの込み上げた感情。


 それが鎮魂歌レクイエムのフィナーレを後押しする。


 ぎぎぎ…しゅぅ…。


 静かに、それも無音と等しい音量で何かが崩れていく音がした。


 錆び付いた歯車が。


 カルディナの生命の証が今、ゆっくりと深い暗闇に沈んで、止まってしまった。


 機械仕掛けの歌姫カルディナ。


 彼女と過ごした時間はあまりにも短く、そして心に残っている。


 彼女の瞳には、機械的な水分では無い、人間の[幸せの感情]が溢れた涙が溢れんばかりに溜まっていた。


 涙がそっと頬を降りて、ボイスレコードに落ちる。



 それと同時に、カルディナのレクイエムは静かに終わったのだった──



 ・・・・・



「静紅遅いぞ!」


「ごめごめ。ちょっと人と会っててさ」


 カルディナを弔い、待ち合わせのレストランへ向かう静紅と結芽子。涙を流してしまったが、気持ちを切り替えることも大切だ。

 笑顔を六花に見せて席に着く。


「どんな人なんですか?」


 静紅は彼女のことを誰かに話したくて仕方がなかった。


 あの出来事を誰にも話さないなんて私は我慢ができない。

 機械少女の素晴らしい生き様を!


 静紅はモチモを注文して長い長い物語を語り始めた。


 二人の激情の鎮魂歌(レクイエム)を。



【あとがきっ!】


 今回の総集編は、四章から六章編でした!どうでしたか?総集編は極力本編からの引用はしないようにしようと思ってたんですが、あのシーンはどうしても…ごめんなさい!

 戦闘シーンもたった一行で終わらせたりと、いろいろ大変な総集編ですが、あと一話続きます。

 本編で言えば第88話ぐらいですね!


 第8章 マーメイド・ラプソディー編もおたのしみに!


 第100話までの分を書き終わるととうとう本編再始動です!いやぁ、自分でも楽しみです!


 とりあえず、よければ励みになりますのでブックマークよろしくお願いします!

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