友は彼女を寝取る
第一回イトリ川短編小説賞参加作。寝取りジャンル初挑戦。
【ごくごく簡単なあらすじ】
昔の友に何度も彼女を寝取られる男の子と、彼女を寝取り続ける美少年のお話。
【雑記】
寝取りといえば寝取りの話なのですが、寝取りの皮をかぶったボーイズラブ的なお話でもあります。というのも寝取る側=夏樹の意識はあくまでも寝取られる昔の友=英だけに向いているからなんですね。「寝取りは間男→寝取られ男の精神的ボーイズラブである」みたいな与太話がありますが、それを真正面からとらえて書いてみました。相手の女の子の名前を一切記述せずにモブとして扱ったのも、「これは男子と男子の話である」ということを強調したかったからです。
夏樹の心情は「それは……英の心が欲しかったからだ。」の所からラストまでの部分で書き切ったつもりです。彼はそういうヤツなんですよ……ここまで来ると病的というか何というか……彼自身は女の子に興味がないどころか寧ろ女体にアレルギー的な反応を示して行為の後は嘔吐してしまうのですが、この特性も彼の一連の行動を「傷つきながらも行いをやめることができない」という自傷癖めいた悪癖に仕立て上げることに一役買ったかなと思います。
とにかく、夏樹みたいな男の子に目をつけられたらもう最悪ですね。どうあがいても幸せにはなれない……
余談なのですが公開してからPVの伸びがいつもより凄くて二日目には一日299PVつきました。あれは何だったんでしょう……8/17現在で2000PV越えてしまいましたし……寝取りって熱心なファンの多いジャンルなんでしょうか。寝取りまた書こうかな(下衆)
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