第20話 悪い予感とは意外と的中するものだ

「り、莉愛ちゃんだったかな? 今日はよろしくね」


「は、はい…… こ、こちらこそ」


結局俺はデートすることになった。そりゃあ女の子は好きだけど…… しかもこの子可愛いし💕 でもいきなりはなぁ。


「そ、その…… 君名前は?」


「わ、私…… や、山野莉愛って言います! よ、よろしくお願いします!」


「よ、よろしく」


なんだか落ち着きがないというか…… 焦ってる感じ? 


「その…… いつもこんな感じかな?」


「す、すみません…… 自分を表すのが少し苦手で…… ど、どうしたらいいんでしょう?」


「お、俺に言われてもなぁ………」


俺だって寂しさを紛らわすためにこの仕事を始めたわけだし、何とも言えない。


「とりあえず今日一緒に過ごそうか?」


「は、はい。よ、よろしくお願いします」


◾️◆◇


今俺たちは商店街で食べ歩きをしている。


「お、美味しいです。ありがとうございます。私なんかのために……」


「莉愛ちゃんはもっと自信をもった方がいいよ。君は思ってるより可愛いし」


「そ、そうでしょうか(≧∇≦)あ、ありがとうございます」


「け、敬語でいいんじゃないかな?」


「は、はい!」


莉愛ちゃんは笑顔でそう言った。なんだ。最初は人見知りだったけど結構いい子じゃねえか。笑顔がふつうに可愛い💕しな。


「ほ、ほんとにこれ美味しいですね」


「お、おいおい。そんなに慌てると……」


「キャッ⁉︎」


ほら。言わんこっちゃねえ。やっぱつまずくじゃねえか。


「だ、大丈夫か?」


俺がすんでの所で受け止める。


「あ、ありがとうございます💓………」


(この人…… すごく優しい。男の人ってもっと自分勝手だと思ってたけど。あれ?私なんでこんなドキドキしてるんだろ?)


「お、おう💗……」


(こ、この子…… おっぱいが柔けえ。しかもめっちゃ可愛いじゃねえか😍 い、いや。これはちょっとやべえかも……)


くしくも神野亜美の予感が少し的中したようである………



【お知らせ】

次の話は結構エロ要素を含んでおりますのでお気をつけ下さい

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