第8話 笑撃物語(アメリカ編)・これでもか in 歯医者

 高見沢一郎は歯医者の診療椅子に座り診察を待っている。

 そしてボーと腑抜け状態。

 なぜなら今することもなく、ただただ目の前にある診療用のモニタ-画面を眺めているからだ。


 今日、高見沢が予約を取って訪ねて来たこのテクノ歯科。

 それは最近高見沢の家の近くに開業した。

 トンガリ帽子の形をした建物で、外見は洋風でモダン。

 とは言っても、少しやり過ぎの感がある。


 歯医者にしては雰囲気の合わないド派手な看板を掲げ、外壁は見事にピンク色。

 なんともセンスが悪い。

 吐き気を催すような色調なのだ。

 そんな色合いからは、あからさまに人目を引き、客を呼び込みたいという商売っ気がありありと滲み出てきている。

 しかし、高見沢には他に選択肢がなかった。

 なぜなら2週間ほど前から奥歯が痛み出し、仕事の関係上から近場の歯医者で治したかった。


「あ~あ、これでテクノ歯科の思う壺に填ってしまうよなあ」

 高見沢はそう思いながら電話で予約を取った。そして今日初めて訪ねて来たのだ。

 だが一方で、「この歯医者の建物の中は、一体どんな風になってるんだろうなあ」と興味もあった。


 まずは待合室に入って驚いた。

 そこは上擦った外観とは違って、割りに落ち着いた雰囲気。

 そして新刊のマガジンが一杯用意されていて、その上に、壁には最新型の薄型TVが掛けられている。 

 おまけにマッサ-ジチェアまで備え付けられているのだ。


 高見沢は元々腰痛持ち。

 これ幸いにと早速待ち時間を利用して、そのお世話になった。

 実に単純な高見沢、「うーん、なかなかいいじゃない」と腰の辺りを揉み上げながら早速の心変わり。

 診察も始まらない内に、このテクノ歯科を気に入ってしまった。


 そんな気分も上々に様変わりした時に声が掛かる。

「高見沢さん、中へお入り下さい」

 高見沢は呼ばれるままに診療室へと入って行った。

 そして、そこには衝立で仕切られた3台の診察・治療用の椅子が並んでいた。

 それらは複雑な曲線でデザインされていて、人間工学を駆使して造られていることが伺われる。


「そこで少しお待ちくだチャイね」

 高見沢は若い女性の歯科助手に誘導され、一番奥の治療椅子に座って診察を待つ。

 目の前には診療用モニタ-があり、その画面では、無声ではあるが洋画のシ-ンが映し出されている。

 高見沢はそれが何の映画なのかすぐにわかった。

「へえ-、スゴイなあ、タイタニックの〈Jack & Rose〉か、――、ディカプリオはやっぱりカッコイイよなあ」

 高見沢はボ-と腑抜け状態ではあるが、特に気合いを入れる必要もなく、画面に見入ってしまっているのだ。


 歯医者に来て、診療椅子に座りながらではあるが、ちょっとした診察待ちの時間に懐かしいタイタニックの映像が観られる。

 最高とまでは言い難いが、これから始まる治療への不安を忘れさせてくれる。

「しかし、歯医者さんに来て、タイタニックの映画が観られるなんて、さすが日本、時代の最先端を走ってるよなあ」


 映像は、すでにタイタニック号が半分に折れ、北大西洋の海に突き刺さっているシ-ンを映し出してる。

 乗客達がバラバラと海に落ちて行く。

 Jack と Roseは海に突き刺さった船尾の最先端に。

 今まさにタイタニック号は――、「おっおー、スッゴイなあ……、沈没か!」

 高見沢は思わず声を上げてしまう。

 が、一方で、「タイタニックは兎も角として、日本の歯医者の患者への気遣いは大したものだ」とただただ感心するのだ。


 高見沢は幼い頃からあまり歯が丈夫ではなかった。

 したがって、この歳になるまで、その時々に歯医者に通ってきた。

 それは歯医者との思い出と言うべきものなのか、それとも『』という体験になるのか、そういった類のものが一杯ある。

 そしてタイタニックの映像をボンヤリと見つめながら、瞑想をどんどん飛ばして行く。

「ああやっぱり、の極め付けは、アメリカの歯医者とメキシコの歯医者だったよなあ」

 高見沢はかくして、それはまるで招待を受けたかのように、歯医者との『これでもか』の体験、それらの思い出へと埋没して行くのだった。



 高見沢一郎は一介のサラリーマン。

 ある日海外赴任の辞令を受け、この南カリフォルニア内陸部にある小さな町にやって来た。

 そして1年が経った。


 砂漠の熱い熱と乾いた風。

 その眩し過ぎる陽光の下、幸いにも仕事にすぐ馴染め、また友人も出来た。

 ここまでは一応順調であったと言える。


 されども、ここ1週間ほど前から左下奥の親不知がヅッキン、ヅックンと疼いている。

「あ~あ、痛い、痛いよ!」

 もう辛抱出来なくなってきた。

 高見沢は、この町のどこにデンティストがあるかぐらいは知っていた。

 そして遂に意を決して、現地の歯医者を訪ねることにしたのだ。


 日本ではよく歯医者さんのお世話になっていた高見沢。

 診療室の中はどういう構造になっていて、そしてそこではどういった治療がなされるのか、それぐらいの事は日本では容易に想像出来た。

 しかし、ここは遠く離れた異国の地。

 アメリカの歯医者だ。

 そこは一体どういう仕組みになっているのだろうか?

 またどういった治療が受けられるのだろうか?

 それらの想像が付かない。

 高見沢は不安で一杯だった。

 しかし痛さには勝てず、遂に覚悟を決めて門を叩いたのだ。

 そしてデンティストの門をくぐってみて、まず気付いたことは……。

 そこにある風景や臭い。

 それらは日本の歯医者と比べ、特に大きな違いはないということだった。


「Mr.Taka … mi … za … wa, … come in, please.」

 高見沢は名前をしどろもどろに呼ばれた。

 しかしそんな事はどうでもよく、これからの診療が心配で恐る恐る治療室へと入って行った。

 そしてそこで、マ-クというデンティストに会った。


「Oh ! Fujiyama, Geisha, …. I love Japan.」

 マークは巫山戯た冗談を言いながら、強い握手を求めてきた。

 高見沢は「シャーナイヤツだなあ」と思いながら、「Nice meet you.」と軽く返し、握手に応えた。

 そして質問されるままに歯の症状についての二つ三つの会話を交わした。

 その後、マークは高見沢を診療椅子に座らせ、痛みのある親不知の診断を始めた。


 高見沢の親不知。

 日本でも何度か疼いたことがあった。

 その度に高見沢は歯医者に通った。

 そして、いつも歯医者から言われ続けてきた。

「この歯は、前へ向って水平に生えていますよね。ちょっと抜歯するのは無理かな、うーん、それは難しいし……、危険ですよ」


「危険? そうなのですか」

 高見沢はいつもそう返して、痛み止めの薬をもらうだけだった。 

 そしてとどのつまりが、ひたすら疼きがおさまるのをじっと待つ。

 それが日本での治療だった。

 要は、日本の歯医者からは完全に見放された親不知。


 だが明らかにその日は違った。

 アメリカ人のデンティスト・マ-クは、その親不知を見るなり力強く宣言したのだ。

「I will take out !」


 これには高見沢も大びっくり。

 日本語で言えば、「私が、抜いちゃいましょ!」と。

 アメリカ男の抜歯一発決め。

「ねえマークさん、もう少し考えてよ」

 高見沢はそう訴えたかった。

 しかしあまりの迫力に、反論する英語がうまく出てこない。


「OK? イチローサン、ア-ユ- OK?」

 高見沢はマークから矢継ぎ早にせっつかれて、「OK」とハズミで返事をしてしまったのだった。

 それからの事だ。

 それはまるで格闘技のデスマッチ。

 それが始まったのだ。


 まず最初にマ-クが持って来たのは、馬にでも打つようなぶっとい麻酔注射器2本。

 それからマークに「オ-プン・ユア・マウス、プリーズ!」といきなりの指示を飛ばされる。

 高見沢はもう戦々恐々。

 そのためか半分だけゆるりと口を開けると、マークは高見沢の唇を、有無も言わさずにくるりんとめくってしまった。

 そして高見沢は太い木綿針をブスッと歯茎にぶち込まれたのだ。

 それはあっという間の出来事。

 高見沢には「止めてくれ!」と叫ぶ時間の余裕もなかった。


 次にマークは、麻酔で痺れ切った高見沢のオチョボ口、そこにそのド太い親指と人差し指を無理矢理に侵入させてくる。

 その後、高見沢の愛着籠もる親不知を掴み、力まかせに左右に揺すりにかかってくるのだ。


 日本の歯医者では、「危険すぎて、抜歯出来ません」と診断されてきたほどのシブトイ歯。

 その根はどこまでも深い。

 マークはその指先にますます力を集中させて、高見沢の顔が左右に大きく振幅するほどに揺すり込んでくる。

 だがそれでも抜けない。

 マークは汗までかいて、こうなればもうヤケクソ気味。

 されども少し疲れたのか、「ふー」と大きく一息吐く。

 それからカーテンの向こうへと、さあっと消えて行ってしまったのだ。


 マークは何か探し物をしているようだ。

 そして、しばらくして再登場。

 だけれどもその手には、奇妙な物がしっかりと握り締められている。

 高見沢はそれが何なのかと目を凝らして確認してみると、それは丁度口の中へ入る大きさのチェンソーのような物。

 高見沢はそれを目の当たりにして、――、血の気が引いた。

 なぜならマークの魂胆が読めたからだ。


 そしてまことに不幸な事だが、その予感は当たってしまう。

 そう、マークは親不知を輪切りするかのように、躊躇なく切れ目を入れ始めた。

 その小型チェンソ-が口の中でガ-ガーと唸りを立てている。

 高見沢は今にも卒倒しそう。


 こんなクレージーな行いの後、マークは少し手を止めて、自分の計画を説明し始める。

 それによると、まず最初に、親不知の円周囲にワッパの切れ目、つまり溝を作る。

 その次に、そこへしっかりと糸を巻き付ける。

 そしてその糸を思い切り引っ張って……、悪魔の親不知を引っこ抜く。

 これがアメリカ男の目論みだ。

 マークはまことに自信たっぷりの御様子。


 だがこのアイデアは、高見沢が予感した最悪のシナリオ。

 高見沢はこんなマークの計画を確認して、ショック死しそう。

 それでもそんなワッパ掛け作業は、着々と進められて行くのだった。


 高見沢が下目を使い、口元の辺りをチェックしてみると、自分の口の中からタコ糸のようなものが……、ぶらっと垂れ下がってる。

 それは時々ふらふらと揺れている。

 そしてその先へと糸を辿って行くと、その最先端、つまりその一点が、マークの毛むじゃらの指先で、――、きゅっと摘ままれているのだ。


 高見沢一郎は万事休す。

 こういった場面では、「オ-マイガッド!」と叫ぶのがアメリカ人の定番セリフ。

 だが高見沢は、日本人。

 そのためか、ただただ「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と念仏を唱えるだけだった。

 そんな時に、タコ糸は遂に、――、「Yaaa!」とばかりに引っ張られた。

「うっ! うー!」

 高見沢は悲鳴を上げる。


 しかし、これも世の常。

 こういった企ては、思惑通りには行かないもの。

 意図せぬ結果となったのだ。

 きっと切り込みの溝が深過ぎたのだろう。

 親不知の先っぽ、そのかけらだけが糸に引っ付いて、ぴゅーんと飛び出してきただけだった。

 肝心の根っ子は、残ったまま。


「シット!」

 これもアメリカ人の定番セリフ。

 日本流に言えば、「クッソー!」

 マ-クは思い切りそう叫んだ。

 一方日本人の高見沢は、麻酔で痺れ切った舌を動かして、日出ずる国・まほろばの民らしく、――、「コンチキショ-!」と叫ぶしかなかったのだ。


 だが声帯までもが麻痺してしまっているのか、残念ながらこれは声にはならなかった。

 そして、これもまた世の常。

 悲劇は更なる悲劇へと繋がって行くもの。

 高見沢は予感した。

 究極の修羅場を。

 マ-クは、最後の手段として、カーテンの向こうからカチカチとペンチのような物を遂に持ち出してきたのだ。


「おいおいおい、マ-クよ、ちょっと冷静になれよ!」

 高見沢はそう説得したかった。

 しかしだ、口の痺れで喋れない。

 その上にだ、高見沢が突然に逃亡をしないように、100キロはあるかと思われる歯科助手、そう、デッカイ・オバチャンが体重ごと高見沢に寄りかかってきて、押さえ込みに懸かってくる。


 なぜかオバチャンの目が、異常にギラギラと輝いている。

 それはまるで高見沢に対し活殺自在かっさつじざいの権利を得たかのようだ。

 しかる後、オバチャンはそれに酔ってしまっているかのように、嬉しそうにニタ、ニタッ、ニタリと微笑んでくる。

 これこそ不気味の極みとしか言いようがない。


 そしてさらに悪い事が。

 悪臭としか表現のしようがない香水の匂いが……、ぷ~んと鼻っ面に。

「ウエッ」と、思わずえづきそう。

 もう鼻で息が出来ず、ウガウガと酸欠状態で失神一歩手前。

 高見沢はこんな状態で押さえ込まれ、もう身動き一つ出来ない。

 これはまさに生き地獄。

 目には涙さえ浮かんでくる。


 しかしマ-クは、容赦なく高見沢の口の中へペンチを突っ込んでくる。

 そして親不知を力まかせに挟み込み、左右に大きく10回くらい揺する。

 高見沢一郎、今、スポットライトの当たった地獄図絵巻の主人公。

 そしてそのクライマックスはやっぱりやって来る、――、突然に。 

 ボロリッ!

 親不知は、遂に抜けたのだ。


 1時間以上にも及んだ『これでもか』の親不知デスマッチ。

 その挙げ句の果てに、高見沢はほとんど死に体状態。

 しかし、それだけではすべては終わらなかった。

 口は腫れるだけ腫れている。

 思うように開けられない。

 何と5ミリも開かないのだ。


 麻酔が切れて痛さは増してきている。

 そのためか口を動かせない。

 しかれども、このままじっとしていれば、口はそのままの状態で固まってしまう。

 今から口のリハビリがいるという事らしい。


 マ-クが径1センチから5センチの何本かの丸棒を持って来た。

 そして高見沢に無理矢理に手渡してくれる。

 その後、歯科助手のオバチャンが実に嬉しそうに説明を始める。

 最初は細い丸棒をくわえ、徐々に太いのをくわえて行き、口が開くように訓練しなさいと。

 その上に、親切にもデモンストレ-ションまでも……。

 オバチャンが3センチくらいの太さの丸棒をくわえ込み、実演してくれるのだ。

 しかし、どうもオバチャンの口元、その動きが妖しい。

「オバチャン、それって……、ひょっとしたら何か勘違いしてるんじゃない?」


 高見沢がそんな疑いを掛けている時に、オバチャンは大きな声を突然張り上げる。

「イチロー、ユー、マスト、――、トゥライット!」

 そして5ミリも開かない高見沢の可愛いオチョボ口に直径3センチの丸棒をねじ込んでくるのだ。

 高見沢は余す力を振り絞って、重量級のオバチャンに抵抗を試みる。

 しかしその抵抗は、オバチャンに対しての敗戦国・日本人の反抗と取られたようだ。

「指導に従わなければ、もう許しません」

 オバチャンはそう言い切って、無理矢理に丸棒を高見沢の口の中に突っ込んでくる。


 高見沢は涙ながらにやっとくわえ込んだ。

 するとオバチャンは――、大感激。

 高見沢はオバチャンからお褒めのお言葉を頂くのだ。

「グッジョブ!」と。


 歯科助手のオバチャンは、「それじゃ1時間毎に、この訓練をやりなさい」と強く仰る。 高見沢はもう二度と反抗はしませんという忠誠の態度をアピ-ルし、素直に「イエス・マム」と答えた。 

 そしてやっとの事で、高見沢は解放されたのだ。


 最後にオバチャンは、自分の息子を見るような慈愛の目をして仰られる。

「さっ、イチロー、今から仕事に行きなさい」と。

 高見沢は、「口は開かないし、しゃべれないし、痛いし、どうして仕事に行けるのかよ」と反発したかったが、ここも再び従順に、「イエス・クィーン(はい、女王様)」と。

 だけれども麻酔が抜けてきていて、痛くなってきている。

 高見沢は「仕事に行くから薬を下さい」と注文してみた。

 するとオバチャンからは、あっさりとした冷たい返事、――、「薬は、ないわ」。

 さらにオバチャンは最後の指示を飛ばしてくるのだ。

「自分の力で治しなさい」と。


 犬でもあるまいし、高見沢はこれには頭にきた。

「もうこんな歯医者には、二度と来るものか」

 高見沢はそう捨てゼルフをモグモグと吐きながら、マークのデンティストを後にしたのだった。


 そんな親不知の抜歯治療から1週間が経った。

 高見沢は、オバチャンの指導の通り日々のリハビリを頑張り、もう4センチの丸棒が簡単にくわえられるところまで回復してきた。

 確かに肝をつぶすほどの荒治療だった。

 だけれども信じられない事だが、治り方は薬なしでも意外にも順調。

 日本では何年も手がつけられなかった親不知。

 それが1日の通院で取り去られ、スカッとした。

 そして高見沢は今、デンティスト・マ-クと歯科助手のオバチャンに感謝の念さえ覚えている。


 そんなある日、新聞を読んでいた高見沢、ド肝を抜かれてしまう。

 その記事には、あのデンティストのマ-クが自分で操縦する飛行機、それで墜落して死亡してしまったとある。

 さらにだ、マ-クが扱っていた患者のカルテは、今全部売りに出されていると言う。

 高見沢はこの記事を読み終えて、「えっ、亡くなった、……、こんな事ってあるのか」と大仰天。

 そしてぼやっと思う。

「それにしても、俺のカルテまでもが売られてしまうのか、だけどカルテには、ある日、日本人の若造が親不知が疼くと言ってやって来た、そして日本の歯医者では恐くて抜けなかった横向きの親不知を、――、このアメリカで抜いてやったと記録されているのだろうなあ」


 高見沢は「アメリカの歯医者さんって、ダイナミックで、やっぱりスゴイなあ」と改めて感じ入る。

 そして、つくづくと思うのだった。

「これが、アメリカなんだ!」と。


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