拝啓、大好きなチーレムラノベの負けヒロイン様、ハイスペックに転生した俺が幸せにするので結婚してください!〜ただし主人公、お前は殴る〜

作者 古森きり

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★★ Very Good!!

韓国人だから文章が変することもできます。
主人公が外見バフを持っているという設定が好きです。
最近の小説の主人公は、顔は平凡だが能力的に人気を得る場合が多いが、それも良い姿だが一人で妄想する姿が良いのが面白いです。
ああヒロインとより迅速に関係が進行されることを希望します。

★★★ Excellent!!!

死亡時の行いとその動機が神様にウケて、主人公が愛読していたライトノベル世界(未完結)にチート付きで転生を許されたことから物語は始まります。

主人公の転生世界での目的は初めからはっきりしており、途中で自ら退場した不人気推しヒロインに、勇者に出会う前に干渉し、彼女を口説いて結婚すること。

目的が制限時間付きで明確になっていることで、物語全体が締まってきます。また、目的がただの求婚なので、失敗したところで悲劇は推しヒロインと主人公の人生だけに留まります。この目標設定が微笑ましいポジティブな焦りを生みだしていて、安心して読めるところがオススメ点です。

主人公のチートは転生時に神様に頼んだものではあるのですが、曖昧な発注をしたことからその一つに頭を悩ませることになります。
その名も、「世界一の美少年」という、傾国レベルの常時発動スキルです。身体の成長に従って強化される、素顔のままでは社会に混乱をもたらすスキルです。

また、当然の如く他の固有チートと幼少期からの鍛錬により、戦闘能力は世の冒険者の平均からかっ飛んだ腕前にまで仕上がっています。
さらに主人公の生まれは冒険者ギルドのマスター長男ですが、血筋は上級貴族である侯爵家の近親ということから、血統、人脈面でも隙がありません。まさにスパダリ完備。

それでも現状、主人公ひとりの力だけでは、街崩壊程度の脅威度を持つA級モンスターを倒すには不足する状態ですし、これから登場するであろう原作勇者のチート度にも及びません。
冒険者ギルドで気分に任せて横紙破りをできるほどの実力でもなく、原作の進行と共に起きるかもしれない動乱で安穏としていられる実力でもないことが、戦力のインフレをいいバランスで抑止しています。

原作世界への転生作品にありがちな世界設定の画一化や薄さは見られませんし、原作設定がリアルに適用される理由についても掘り下げている… 続きを読む