第2話 転移 & ステータス
俺は気持ちよく目覚めた
しかし、天井までは1m程度
そして、床には布団がひいてあるだけの真っ白な四角い空間
そう、ここはカプセルホテルの1室のような空間であった
「あれ? 転移失敗?」
起き上がり背後に目をやるとドアらしきものがあった
四つん這いになりそっと開けてみると、そこには森が広がっていた
そこには見たことのない植物、そして見たことのない動くものがいた
動くものは、おそらくスライムというやつだ
ドラ〇〇のような顔のあるかわいいやつではなかった
しかし、初めて見るものなのにそれがスライムであると認識できていた
不思議に思いながらもそっと外に出てみた
そして、愛読書で読んだとおり定番のステータスオープンと唱えてみた
やはり透き通ったブルーのプレートが現れ、キターと叫んでしまった
*ステータス
名前: 未設定
性別: 男
年齢: 15歳
レベル: 1
HP: 100(生命ポイント)
MP: 100(魔法ポイント)
STR: 100(攻撃力)
DEF: 100(防御力)
AGI: 100(素早さ)
DEX: 100(器用さ)
幸運: ∞
スキル
鑑定、インベントリ(無限収納、時間経過なし)、翻訳
ユニークスキル
妄想(あったらいいなと妄想したスキルやアイテムが現実化する)
Dressmaker(採寸し、ぴったり合う衣服を作る)
Cooking(インベントリ内の食材で料理を作る)
Room{カプセル}(安全が保障された住居空間が現れる)
のじゃロリ女神の加護(幼女姿の女神の願望による成長促進)
【取得経験値UP、スキル取得率・成長速度UP、ステータス成長UP等】
ステータスは比べる相手がいないからわからないがそこそこなのだと思う。
でも、幸運値は異常だな。最後の女神の言葉で∞になったのかな?
スライムが認識できたのは鑑定のおかげだろう。
目覚めた空間はユニークスキルのRoomだろう。
これで寝ている間に襲われる恐れはなくなった。
名前が未設定になっているね。
あれ? 前世の名前が思い出せない・・・
まあ、新たな人生だし新しい名前で再出発としよう。
今日は晴れていて、空が青く気持ちがいいな。
そうだ! スカイにしよう!
*ステータス
名前: スカイ
性別: 男
年齢: 15歳
レベル: 1
自動的に名前が設定されていた。
今気づいたが、若返ってる!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます