アーケードまで健在とは渋い!
時は移り変わっても、風見鶏の店内に入れば、全てが「いつも通り」の世界。あ、二番から一番へ昇格したのは大きな進展ですね。その後の二人が気になります。そして、悦子さんから引き継いだものの中に「猫いらず」が入っているのかも気になる次第です(笑)
面白かったです★★★
作者からの返信
愛宕平九郎さん、コメントありがとうございました。星印もいただき、ありがとうございます。
そうなんです。「風見鶏」は、いくら時代が令和になろうと、昭和のままの世界が残っています。ゆえに、アーケードもしっかり生き残っているんです。
それが「風見鶏」の良さなのかもしれませんね。
光雄君は40年の時を超え、ついにあかねさんの恋人「一番手」になりましたね。歳の差はありますが、「風見鶏」のカウンター越しに、きっといい関係を築いているのかな?と思います。
悦子さんの猫いらず…あまりにも危険なので(笑)引き継がれたかどうかは分かりませんが、イヤなお客対策に、ひょっとしたら残されてるかも?しれません。
昔恋をした綺麗なお姉さん。光雄君の中では、まさに年月が流れてもときめく気持ちは何一つ変わらなかったのですね。そしてあかねさんも、昔のままの無邪気で可愛らしい女性なのだと思いました。
小さな街だからこそ本当に起こりそうな、素敵な物語でした(*´∇`*)✨✨
作者からの返信
aoiaoiさん、コメントありがとうございます。
それから星印までいただき、嬉しい限りです(人''▽`)
おっしゃるとおり、40年の年月が流れても、光雄のあかねへの気持ち、あかねの無邪気さと可愛らしさは全く変わらず、それが時代を越えた「奇跡」を生んだのかもしれません。
小さな町の、小さな喫茶店というアットホームな場所を舞台に、こんな素敵なお話があったらいいな、って感じで書いたお話です。
感想ありがとうございました( *^^人)
楽しく読み、また色々な意味できゅんとなりました。
昔の喫茶の様子は本当に、あるあるという懐かしさ、楽しさがありました。父と息子が秘密で行っていたというのも、何かいいですね。今の喫茶もそうですが、喫茶ってちょっと馴染客が多いような、いちげんさんには入りにくい雰囲気があり、それがかえって魅力に感じられます。
冒頭に東北地方のある町と書いてあるのに、私はなぜか自分の住んでいる所を拠点に考えていたので、あかねちゃんが仙台に行ったという所で、「遠い、二度と会えない……」と思ってしまいました。東北だからそんなに遠くはなかったんですね。(;´∀`)
3章で親世代はやはり皆、健康面で何らか抱えています。そんな変化が物哀しい一方で、変わらないものがあるという事に救われます。変わらないものがある事がすごく貴重なんだと思います。長い年月を経ても、会った瞬間、昔と本質が変わっていないって思える事、ありますよね。風見鶏が残っていたというのは、素晴らしい事ですね。私も昔、何度も行っていた地元の家族経営のうどん屋さんに行ってみたくなりました。
全体的に登場人物が皆可愛くて、ほっとします。
作者からの返信
秋色さん、コメントと評価をいただき、ありがとうございました。
登場人物が可愛いとの感想も嬉しかったです(*^^*)。
このお話、自分の地元に今もある喫茶店をモデルにして書いてみました。幼い頃父親に連れてってもらった時の思い出を多少織り込んでみたつもりです。
そうですね、仙台という部分だけ見ると、秋色さんの地元からはものすごく遠く感じるかもしれませんね。東北に住む自分から見ると、比較的近い大都市という印象です。
四十年も時が経てばさすがに人は変わるけれど、守る人達がいれば場所や雰囲気は変わりません。あかねは古き良き「風見鶏」をしっかり守ってくれそうです。
時代は容赦なく流れていきますが、秋色さんも昔から続く思い出の場所をぜひ大事にして頂ければと思います。