第2ロール
「草田 一花さんにお届け物でーす」
「…届いた」
土曜日のお昼過ぎ、私にとっては一週間の中でも数少ない無敵時間。
モニターフォン越しに爽やかな笑顔とはきはき声の配達員さんを確認し、例の物の到着を確信する。
最近見るようになった若い配達員さんと玄関で一言二言交わした後に荷物を受け取り、部屋へ運び入れるや否や、ボスっとベッドの上に軽く落とした。
箱を開けてみると、最新式のVRゲーム機器と気になって追加で購入したソフト数本が丁寧に梱包されていた。
その中には風早曰く、ネット上で密かに人気を博していると噂のTRPGを体験することができる『DiceRoll WOLD』とネームドされたソフトも、もちろんあった。
ネットの評判の通り、多種多様なロールプレイができるようになっているようだ。
パッケージ裏の説明文を見ながら思わず、最近のゲームはすごいもんだと感嘆の息を漏らした。
「なになに、インターネットで参加者を募っていつでもプレイできる、と」
試しに一度、VR機器を装着してみる。
ゴーグルのような装置にリアルな映像が映し出され、付属している指の装着具で細かい操作をすることができるようだ。
いい年をした成人女性にも少年心はあるもので、思わずその最新機器たちの近未来感に心躍らせてしまった。
早速、テストプレイのためにゲームを起動し、ソフトを開始した。
風早には今日の夜に一緒に初プレイをしようと無理やり約束させられていたが、チュートリアルくらいは許してくれるだろう。
ゲームは壮大なオープニングを高音質な音楽と共に流し始め、オープニングが終了するとよくあるチュートリアルメッセージが流れた。
『ようこそ、ロールプレイワールドへの入場ゲート-夢幻館へ。』
メッセージが表示されてすぐに私の目の前には古めかしい洋館ホテルのロビーのような場所が現れた。
私は思わずそのリアルな情景に息を呑んだ。
まるでそこにいるかのような空気感に簡単に呑まれそうになる。
そして、いつのまにか私の背後から声がしていることに気が付いた。
ふと、振り返ると今まで気配すら感じなかったはずが一人の女性がそこに直立していることに気がついた。
青白く血の気を感じない肌に、これまた透き通るほどに綺麗な銀色の絹髪をまとめた若い女性だ。
なぜかメイド服、というには装飾が少なすぎる…いわゆる実用性に特化した給仕服のようなものを着ている。
そして何より⋯美人だ。
『早速ですが、今からあなた様にはこの世界で過ごすための容姿を決めていただきます。まずは私が案内致しますので、こちらまで歩いていらしてください』
そう言って、銀髪のお姉さんは部屋の奥に位置する受付カウンターの中まで歩いて行った。
まずは動作のチュートリアルだろうか。
VRのゲームというのは初めてなのだが…
確か前に行きたいと念じればいいんだっけ?
試しに前へ歩くように念じてみた。
すると、確かに視点が前へ前へ移動し、案内役のお姉さんのもとまで間もなく到着することができた。
『移動動作に問題は無さそうですね。申し遅れましたが、私はこの館の案内人。アンナと呼んでいただけると幸いです。』
そう言って案内役のお姉さんもといアンナさんはニコリと微笑み、小さく会釈した。
彼女の生きた人間らしくない表情の乏しさと青白い肌色の不気味さに気を取られていたが、にこりと笑うだけで女の私でもクラリとしてしまいそうなほどに彼女には言いしれない妖艶な美しさがあった。
よく見ると金色に光る眼にだけは爛々と生気が満ち溢れているように感じる。
しかし、それ以外はまるで精巧なフランス人形と見紛うほどに整いすぎていて、いっそよくできた作り物と言われた方がしっくりくるくらいだ。
案内役のお姉さんにまでこんなに気合の入ったキャラグラが施されているのも人気の理由なのだろうか。
今度、ネットのイラストサイトでアンナさんのファンアートでも探してみよう。
『では、こちらのワールド入国届にあなた様のこの世界での性別とお名前、ご職業をお書きください。実際のお名前やご職業でなくても構いませんし、性別を決めなくとも入国は可能です。』
「あ、はい」
アンナさんから手渡されたのは性別、名前、職業の欄だけのひどく簡素なプロフィール紙と一本の万年筆だった。
上手く右手で万年筆を掴み、プロフィール紙に名前と性別を迷わず書き入れた。
「ソーダ ミツヤ 男」
我ながら、本名よりも先に使い古されたハンドルネームを迷わず書き入れたことに思わず苦笑する。
性別に関してはオンラインゲームだとまあ、男の方が都合が良いのでよく男キャラを使っているクセが出たといったところだ。
名前と性別はすぐに決まったものの、職業については未だ決めかねている。
「この職業というのは、決めたものによってゲームに影響があったりするんですか?」
『そうですね…例えば医師をお選びになった場合は医療行為を行いやすくキャラを作ったり、弁護士などをお選びになると言葉に説得力を持たせやすいようにキャラを作ったり、キャラメイクの指標になることはありますが直接的に影響することはございませんね。』
なるほど…
そうなるとますます決めづらい。
『あまり深く考えず、RPGの役職だったら自分はどんな立ち位置かで決めてみたり、子供のころの将来の夢で決める方もいますよ。』
「なりたかったものかあ…」
子供のころの夢、というものも正直覚えてないしなあ…
今、なりたいものだったら。
「男子医大生なんてどうですかね!?」
『? 医大生ですね、よろしいと思いますよ?』
『ちなみになぜ男子医大生を?』
先ほどのアドバイスを受けてなぜ男子医大生が出てくるのか疑問が湧いたようだ。
「私の勝手なイメージなんですけど、楽しそうだなーって男子大学生。しかも医学生ならヒーラーとしての役割もできそうなイメージだし…みたいな、そんな感じです」
RPGを遊ぶ時は決まってアタッカーだけど、ヒーラーに少し憧れているといった旨も己の説明の下手さに苦戦しながら伝えてみた。
伝わるか不安で身振り手振り一生懸命に伝える私のたどたどしい様子が妙におかしかったのか、アンナさんは少し、ふふっと笑を零してくれた。
正直、突拍子も無く男子医大生が出てくることにびっくりされるのも無理は無い。
どうせなれるのなら現実の自分と大きく離れたような、そんな存在になりたいと思った。
そう思い浮かべた時に出てきたのが、リアルが充実して実家が太くて医大に通えるような頭と財力を兼ね備えたキラッキラの男子大学生だったのだ。
『ふふ 、なんだか素敵ですね。それに、ソーダ様は面白い方な気がします。』
『では、次はこちらへ』
「はーい」
アンナさんは用紙を受け取ると、今度は別の説明があるらしく奥の部屋へと案内してくれた。
木造の豪華な装飾の付いた扉の前に連れて来られたかと思うと、アンナさんが徐に扉を開き、私を部屋の中へと誘導してくれた。
『私はこちらで待機しておりますので、ご自身の容姿がお決まりになりましたらお申し付けください』
――――――クスクス
小さく囁くような笑い声が聞こえたような気がした。
恐らく、キャラメイク部屋に通されたようだった。
部屋の外の雰囲気とは違い、高級そうな調度品も無ければ家具らしい家具も無い質素な部屋。
ただ部屋の奥に堂々と鎮座する、扉程に大きな姿見があるだけだった。
異様な存在感を放つ姿見はというと、木彫りでできた茨やバラの縁が巻き付くように施され、「鏡よ、鏡」なんて語り掛けたくなるくらい凝った代物には違いなかった。
姿見に近づいてみると、鏡面が曇っているのかぼんやりと輪郭を保たない私らしき姿がそこに見えた。
なんだか近づきすぎると、引き込まれてしまいそうになるような不気味さを感じてしまい、ゆっくりじりじりと近づいて行った。
姿見の真正面に立ってみたが、やはり朧気な人影がゆらりゆらりと蠢いているだけだった。
恐る恐る、姿見に触れてみた。
すると、ぼんやりとした人影はすぐさまそのはっきりとした姿を取り戻したと思うと、鏡の中にひどく顔の整った美少年が現れた。
「ぎょえっっっ!!!!」と情けない声を出して驚いて見せた私だったが、そんな私に目もくれず真顔のまま鏡の美少年は反応のひとつもしない。
どうやら意思がある人間ではないらしい。
試しに鏡越しに美少年の顔に触れてみる。
すると、肌の色がワントーン暗くなった。
今度は瞳に触れた。
赤色の瞳はオレンジ色に変わった。
目尻を撫でると釣り目になったり、たれ目になったり。
頭をなでると髪型を変えたり、長さを変えたり。
鼻の高さも頬のふくよかさも顎の形も眉の位置も体格も筋肉量も。
触れるだけで無限に変化させることができた。
これが恐らく、アバターというやつみたいだ。
細かな操作を駆使し、自分の好きな容姿に作り替えてみた。
肌はミルクのように白く、ほんのり色づいたイチゴ大福の頬、小さくピンとした鼻を可愛く。
クリーム色の髪はサラサラと風になびく程度の爽やかショートカット、瞳はアクアマリンの宝石、小さい口に小さいお顔。
うん、うん
これはなかなかできてきたかも。
あれ?これは…
デフォルト設定のモブ顔美少年君はあっという間に個人の趣味がだだ洩れた北欧産の金髪美ショタに生まれ変わっていた。
「大学生設定なんだけどなあ」
この顔で言われても差し詰め身分詐称した小学生か、見た目は子供・頭脳は大人なタイプの天才少年かよと思わず突っ込みたくなる。
なんとか、顔面の微調整と身長・体格で誤魔化し誤魔化し童顔の高校生ぐらいには成長させることができた。
我ながら自分の好みに忠実な美少年を創りあげたものだ…
しかし、見れば見るほどおとぎ話の王子様にもお姫様にも見間違える中性的な子ができてしまった。
「とりあえず、これで完成!」
キャラメイクを拘りまくって早1時間、ようやくゲーム開始といったところだ。
姿見の中のキャラクターの右上に両開きの扉のマーク、この屋敷の入り口と瓜二つのマークがあった。
きっと、これがキャラメイク完了ボタンのはずだ。
姿見の中のマークに触れると一瞬ポワンと淡く光った。
その時、己の手に自分とは違う別の体温が触れたのが分かった。
姿見の中にいる、目の前の少年はにやりと笑っていた。
私の創ったアバターの青年。
その子の手が姿見の中から私の手の平に触れていた。
すると、少年は優しく私の手を取って―――――――――姿見の中に引き込んだ。
姿見の中は夢を見ているかのような空間だった。
世界がふわふわしていて、ぼやけて見えた。
暖かい心地がした数秒。
ハッと我に返った。
元のキャラメイク部屋だった。
ゲームの中で寝ぼけることなんて、あるんだろうか。
それとも、今のは演出?
改めて、大きな姿見に向き合ってみる。
もうキャラメイク用のアバターはいない。
ただの姿見に戻ってしまったようだ。
その代わりに、私が創りあげた少年がポカンとした顔でこちらに向き直っているのが見えた。
そういえば、いつもより視界が少しだけ高い。
自分の手を見てみると、そこにあったのは白くて細い指をしているものの確かに男の手だった。
私は彼になったのだ。
なんだか慣れないような、いつもと違う視点の景色。
ロールプレイの文字通り、自分の創ったキャラに見た目だけでも成りきってしまい、驚きとワクワクでしばらく鏡とにらめっこ大会を繰り広げた。
姿見で自分の見た目を隈なくチェックし終えた後、満を持してキャラメイク部屋を後にした。
◇
部屋を出ると、そこは洋館の中…ではなく繁華街の入り口だった。
「えっと、ここは…?」
先ほどとは打って変わって屋外、しかも人がたくさんいて賑わっているように見える。
見間違えかと思って、自身の後ろの扉に向き直ると先ほどまであったドアすらも消えてしまっていた。
え!アンナさんは!?
雰囲気特盛な洋館ホテルは!?
せっかく絶世の美青年になって帰ってきたというのに…
真っ先に見せに行って、ナンパの一つでもお茶の二つでもしたかったなあ~~
なんだか残念な気持ちを抑え抑え、自身の置かれた状況に目を向けた。
繁華街の入り口を見てみると、出る人・入る人でごった返していた。
こうやって傍観していると、まるで行楽シーズンの観光地を彷彿とするような光景だ。
大通りには道具屋や防具屋、武器屋と言った使い古されたRPGの定番のような店からバーやゲームセンター、今っぽいSNS映えを意識されてそうなオシャレなカフェまでRPGの必需品にも娯楽にも到底困らないのではないかと言わんばかりに栄えている。
往来する人々を見ると、顔に大胆な傷を付けた大男やダイナマイトバディな美女、やけに大人びた幼女など多種多様な人物たちが闊歩しており、これまたRPGに出てくる街並みらしさを強めていた。
ただ、ファンタジー世界にいるような異種族や人外といった現実ではとてもありえないような人種などは意外にも見当たらないようだった。
ポケーっと目の前を通り過ぎる人波を見ながら呆けていると、人ごみの中からコロコロコロと丸くてふわふわとした白い毛玉がこちらに転がってくるのが見えた。
コロコロと白い毛玉は真っ直ぐと私のもとまで転がり、靴の爪先にポンとぶつかって止まった。
「…ソーダミツヤ…?」
「は、え…?」
これ、毛玉から声が…
「本日入国されたソーダ・ミツヤ…で間違いナイカ?」
「え、ええ…そうですけど」
「ピョ…」
「…?」
「ピョ…ピョーン!!!!」
白い毛玉はポヨーンポヨーンと飛び跳ね始めたと思うと、大きな耳と小さな手足を突然生やし始めた。
「こ、こんなトコで何してんだピョーン!!!!勝手に出歩くんじゃないピョン!!!!!」
「え、ええ…」
なぜか毛玉に怒られた。
どうやらウサギをイメージして創られたキャラクターなのか縦長の耳に小さな白い手足、赤い目はあまり良くないのかモノクルを片目にしている。
「役所にプロフィール登録書だけ置いて、勝手に行動するなんてどうやったらそんなことができるピョン!!!!」
「いえ、私は…案内人の方にちゃんと受理してもらって」
「受理された記録は無いし、バグ技の一つでも使わない限り勝手な行動はできなくなっているはずピョン」
ジトーっと疑りの目で私を見る白い小動物は一向に私を責め立ててくる。
白ウサギさんはたいそうお怒りなのか、登録には順序ってものがだとか担当の自分がどれだけ焦ったか等お小言が止む気配は無い。
「アンナさんって人に確かに渡したんです!銀髪で金色の目をしてて…それで、えーと、メイド服みたいなの着てる人ですよ!」
「アンナ…?そんな担当いたかピョン?」
白ウサギさんは毛むくじゃらの眉間に皺を寄せ、ポテンとその場に座って考え込んでしまった。
ブツブツとアンナ…銀髪…と呟きながら、短い手を口に当てている白ウサギさんはまるで綿飴のようにも見える。
小うるさくなければ可愛いのにとは思ったものの、口には出さなかった。
「…ピョ!」
ピン!とうさ耳を立て、何かに気づいたように白ウサギさんは立ち上がった。
「たしか…ミツヤ氏だったピョン?ステータス画面を見せてくれピョン」
「ステータス画面?」
「あー説明受けてないピョンね…空中に向かってデコピンしてみるピョ」
中指と親指を使ってコツンと空に向かってデコピンをする。
空間が水面のように微かな波を打ったかと思うと、光学モニターのようなものが現れ、キャラクターのステータス画面を映し出した。
ステータス、つまり私の現在の能力値を数字で記したものをデータ表として見ることができるらしい。
それにしてもこんなに細かい能力の振り分け方をしたゲームはあまり見ないが。
「職業Pと興味Pはまだ割り振ってないピョンね」
白ウサギさんは私の傍らからひょっこりと顔を出してふむふむと画面をスライドしていった。
短い手足ながらも器用にモニターを操っている。
「んーやっぱりピョンね…」
「どうしたんですか?」
チョイチョイと白ウサギさんが指し示したのはSAN値と呼ばれる能力値だった。
ネット用語ではよく聞くものの、私にとって実はあまり馴染みの無い言葉だ。
確か精神力のような意味で使われていたはず。
「これが…どうしました?」
「…最大値が減ってるピョ」
SAN値の最大値と書かれている部分に注目すると、確かに98という切りの悪い数字になっているということは分かった。
しかし、減っている?とはどういうことだろう。
皆、個人によってこういう能力値は異なっているものではないのだろうか?
「バグ?とかですかね…?」
「プレイヤーはセッション中に限られた条件をクリアした場合に限り、こういうことが起こることもあるピョン…しかし、ミツヤ氏はセッションに一度も参加していないピョン」
「はあ…みんな個人で最大値は違う、とかではないんですか?」
白ウサギさんはやれやれ、といった身振りをして見せる。
「SAN値は基本的に一律99が最大値だピョン、減ることが無い訳では無いけど最初からそうということは―――――――」
そこまで言って、白ウサギさんは言葉に詰まった。
「無くは無かったかも…ピョン」
小さな前足でサラリサラリとスムーズに行っていた画面のスライドもピタリと止まっていた。
「どっちなんですか?」
「うーん、こればっかりは確かなことは言えないピョンけど…これを見ると、うーん」
白ウサギさんの白い前足を少し退けて、開かれている画面を見る。
そこは技能値の割り振りを見ることができる画面だった。
当然、経験値や初期ポイントの割り振りは1度もやっていないため、あまり見られたステータスではない。
しかし――――――
「あれ?」
クトゥルフ神話 成長 +1
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【ロールメモ】
24歳、女性。ある企業に所属するグラフィックデザイナー。
誰にでも愛想が良く、八方美人な気質がある。しかし、実際は付き合う相手を内心かなり選んでいる。性格は大らかな策士。人より器用な性格をしている自負があり、他人からの見え方に常に注意を払っている。特技はパスワード破り。就職面接の際に実演披露したことも。面接官全員分のスマホロックを面接時間30分で全突破したというプチ伝説を打ち立てる。元は草田がネナベしていたキャラのガチ恋勢。正体を知って寧ろ、草田自身に興味を持つ。
繰れやダイス,狂わせ盤上 -巻き込まれ怪異探索奇譚- 小湊 水紋 @reto-mizu0120
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