第3話 双頭の双子は双剣を双肩に担い双璧となる
さて、2という文字と最も縁が深いのは双という文字である。
2とはすなわち双に通じる。これは非常に珍しい事例であると思われる。例えば、三つや四つに比肩される単語はない。
一つの数字に一つの別の漢字が充てられるのは、やはりいの一番に思い浮かべられるのは2と双であろう。他には、1と単くらいだろう。
そういう意味では、2と1は特別な数字としてどことなく聖性を持っていると考えられる。それは1と2がやはり数字としては特別であろうという理由付けにもなる。
なんとも神秘性を帯びている。それが2である。
即ち、この令和二年二月二日二十二時二十二分とは何とも神秘性が高いと愚考できる時間である。
続く
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