応援コメント

皇女誘拐――二幕」への応援コメント

  •  時間が経ってからのコメントで失礼いたします。
     折り返し、やはりここの話で、コメントしたくなりました。

     シルヴェーヌの気持ちは、綺麗ごとじゃなく、もう本人も自覚しているように『愛』じゃなくなっていますね。
     昔は『奪う愛』なんていう言葉がありましたが、それはただ相手に執着しているだけ、彼女も言ってるように独占欲なんですよね。
     
     もちろん人を好きになるなんて感情は、とても素敵なことです。
     ただ彼女は拗らせてしまって――拗らせるほうが楽だから――最悪な方法で相手に自分の徴を残そうとするとは。

     シルヴェーヌ、それは一番やってはいけない方法だよ。
     そんな事をしたら相手は一生、君の死に顔しか思い出せなくなってしまうのだから。

     とはいえ、執着を捨てきれないからこそ人間。(半分エルフだけど)
     神様じゃないですからね。その神様でさえ、神話では色々と嫉妬や愛憎劇を繰り広げてて……(^_^;)
     慕情は究極の表裏一体なのかもしれませんね。

     とはいえ、皇女様がこの中で一番人間が出来てる、というか、優しすぎて逆に心配ですわ。
     ホークウィンドのアクの強さを少し分けてあげたいところです(;´▽`)

     個人的な感想・乱文で失礼いたしました。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     三回目接種を受けた所見事に副反応にやられてお返事遅くなりました。

     シルヴェーヌはあれですね、幼い頃から差別される中で数少ない偏見無く接してくれる同年代の子という事で、私にはこの人しかいないという思いに囚われてしまったんですよね。
     アレクサンドラ皇女の人柄や外見(も皇女は優れてますので)に惚れ込んでしまった。
     皇女を一番知ってるのは私だという自負も有ったと思います。
     執着を断ち切れないのは人間も神も同じかもしれません。

     ホークウィンドは長年生きてきた中で命の儚さというものを痛いほど知り尽くして、過去に囚われたり未来を思い悩む暇が有るなら、今を楽しく生きる方が大事だよと悟って自由奔放に生きてるんですよ。
     おちゃらけてますが実は一番真面目に人生について考えているかもしれないキャラクターです。
     本能のままに生きている部分も多々有るんですけどね。

     ともかくも感想嬉しかったです。