登場人物紹介(神含む)
神様なんて大嫌いと異世界に飛ばされた少女たちは叫んだ
登場キャラクター紹介
性格 人物 目標 得物 性別 性的嗜好 過去 年齢 スリーサイズ(女性) 身長 体重 など
★ 七瀬 真理愛
この物語の主人公。14歳。女性。身長147(146.7)cm。体重39kg。バスト76cm(A65) ウェスト48cm ヒップ77cm。
澄川静香とは恋人同士。
名前の由来は救世主、イエス=キリストの母、聖母マリアから。
私立澄川女学院幼年部年長組に転入し、学院付き孤児院に入所。
魚座(2月生まれ)で早生まれの為中等部三年。
細身で小柄ながら絶世の美少女。
髪は肩に届くか届かないかといった長さの見事な金髪でくせ毛、前髪は長めで伏せると目が隠れる(瞳を見られないようにするため)。瞳は大きく潤んだような濃い碧緑(マリアはこの髪と瞳のため虐められていた)。
小等部四年の時(9歳)複数の男に強姦された過去から男性に恐怖心を抱いている。
マリアが髪を伸ばさない理由の一つに強姦された時に髪型をロングヘアにしていたからというのがある。
学校でからまれていたところを静香に救われ、以来静香を慕っていて心から愛している。
幼いころに一家心中で家族を亡くしており、マリアはただ一人の生き残り。
口数は少なく内向的な性格で、おとなしく引っ込み思案。
自身にコンプレックスを感じていて、自分に自信を持てないでいる。
人の輪に溶け込むのが苦手で、虐めを受けている為友達も数えるほど。
人を傷つける事を嫌っており、将来の夢は医療関係者になること。
学業は優秀だが体育の成績は平均。
母親の形見のイコンを肌身離さず持っている。
神を信じてはいるものの「神様なんて嫌い」が口癖。
★ 澄川 静香
この物語の主人公。17歳。女性。私立澄川女学院高等部二年。
身長167(167.4)cm体重52kg。バスト88cm(D70) ウェスト58cm ヒップ86cm。
マリアの恋人で澄川家の長女。中等部と小等部に妹が一人ずついる。
名前の由来は源義経の妻、静御前から。
学業優秀運動万能の文武両道の、凛とした佇まいの美少女。7月生まれ、獅子座。
敬虔なカトリックの信者。聖フィロメナを守護聖人としている。口癖は「神様って本当に意地悪なんだから」。
腰まで覆う長い見事なストレートの黒髪に黒い瞳、胸のサイズも大きい、胸囲88cmのDカップバストの持ち主。
マリアと違い自分の体が好きで、女性が好きないわゆる女子同性愛者。
キリスト教の教えに背いている事は自覚しているが、この件に関しては宗教の教えの方が間違っていると考えている。
澄川の女性の例にもれず剣の腕は確かだが、異世界でジュラールの指導の下、さらに実戦的な剣術を身に付ける。
帯刀する無銘の日本刀は“神殺し”の異名を持つ。
異世界では“永遠の戦士”の一人とされた。
バイクが趣味で現実世界ではマリアを後ろに乗せてツーリングしていた。愛車はヤマハMT-03ディープパープリッシュブルーメタリックC。
異世界では深緋(ふかひ)色の鎧をまとい、一角馬にマリアと一緒に騎乗して戦う。
このため“深緋の稲妻”(スカーレットライトニング)の通り名を受け継いだ。
★ ジュラール=ド=デュバル
静香に剣術、馬術、武術を教えたグランサール皇室付近衛騎士。28歳。男性。濃い目の茶色の髪、深紫色の瞳の持ち主。髪は長く、後ろで束ねるか三つ編みにすることが多い。
180cmを超える身長の痩せ型の美形。
誰に対しても礼儀正しく、笑顔を絶やさない。
虐げられた者、女性や力無き者を守る為に戦うという常に騎士の誇りを忘れない好青年。
近衛で唯一家伝の深紫の魔法の鎧をまとう。
武術の腕前は確かで幾多の戦場を駆け抜けてきた。
戦場の狂気の中で自分を見失う事は無かったが、自身の仕える君主エレオナアルとその友人ショウとの軋轢が彼を追い詰める。
★ エレオナアル=ド=エリトヘイム=イワース=アークヒル=エイリトラー=ユーディシウス=グランサール252世
27歳。男性。182cm97㎏。くすんだ金髪に同じくくすんだ蒼い色の瞳の持ち主。
外見は平凡で特に醜くも無ければ美形という訳でもない。
戦う時は巨大な両手持ちの鉾槍に黄金色の全身鎧をまとっている。
グランサール皇国現戦皇(せんおう又はせんのう)。
グランサール皇族は法と秩序と正義の唯一神ヴアルスの子孫と主張している。
人間以外の知的生命体、亜人族、殊にエルフを憎んでいる。
人類至上主義者にしてグランサール至上主義者。
静香を呼び寄せて対ガルム戦争の切り札にしようとした。
ジュラールの直属君主。
陰謀論者で謀略に長けるが軍事及び武術の才能は低い。戦皇という呼称にも拘わらず、自身は軍人ではなく政治家だと公言してはばからない。
性格は狭量で残忍、加えて臆病。
種族間、人種間、階級間に差別が有り、権力者が汚職や悪事を働くのが物事の自然な有りようだと考えている。
「弱者にかける情けは無い」が座右の銘だが、自身が弱者になるとは考えたことも無い。
★ ショウ=セトル=ライアン
27歳。男性。186cm82kg。日に焼けた肌と短い金色の髪に琥珀色の瞳。誰が見ても好感の持てる外見だが、性格は悪い。
毒のあるユーモアでその場をしのぐことが多々ある。
龍の王国と呼ばれるヴェンタドール王国の勇者セトルの末裔。
一人で龍を倒すほどの実力者だが、静香には強さに人格が伴っていないと思われている。
白い鎧に、長さ140cmを超える片手半剣と大盾を使って戦う。
“白の聖騎士”(ホワイトパラディン)を自称し、周囲にもそう呼ばせている。
信条は「力無き者の正義は無意味」。
グランサール皇国現戦皇エレオナアルの友人にして太鼓持ち的な存在。
エレオナアルと馬が合い、行動を共にすることが多い。
女癖が悪く出かけた先々で数多くの情婦を囲っている。
“死神の騎士”アトゥームをライバル視しており、目の敵にして憎悪している(以前より仲が悪かったがとある事件がきっかけで決定的なものとなった)。
★ ホークウィンド
不老不死エルフ(ハイエルフと呼ばれる)の女忍者。
身長181cm体重62kg。バスト83cm(AA75) ウェスト58cm ヒップ84cm。
外見年齢17歳から18歳程、実年齢は不明。切り揃えたストレートのプラチナブロンドの髪に切れ長の緑の瞳の中性的な美貌の持ち主。
スレンダーだが素手で龍をも倒す世界最強の戦士の一人。
覆面は姿を隠すときなどに使い、普段の戦闘では顔をさらして戦う。
武器も使うが基本的には鍛えた身体のみで戦う。
彼女にはあらゆる攻撃が通用しない。
“永遠の戦士”でもある。
両性愛者でかつ一度に複数の人を愛することが出来る。
性に対して奔放かつ開放的で、(ラウルには“享楽的”と言われている)マリアと静香に一目惚れして二人を追い掛け回しており、このため静香に警戒されている。
アトゥームとは恋人関係にある。
ラウルの事も狙っているが当のラウルには上手くかわされている。
胸囲83cm(AAカップ)と胸が小さいことを気にしているらしい。
出身はガルムのさらに東、西方世界中部のエセルナート王国と言われている。第一人称は“ボク”。
西方世界中部の神々の主神カドルト(創世と復活と慈悲の神とされる)の信者だが全知全能の唯一神も信仰している。
よく口にする言葉は「大木は大木になろうと粉骨砕身の努力をして大木になったんじゃない。自然の流れに身を任せていたからこそ大木になれたのさ」
★ アトゥーム=オレステス
26歳。男性。“死神の騎士”又は単に“死神”と呼ばれる最強の傭兵。
出身はグランサール皇国とガルム帝国国境のオラドゥール村。身長188cmの痩せ型の戦士。
ガルム人とグランサール人のハーフ。
漆黒の武具“KOD’s Item”(Knight of DEATH's Item 死神の騎士の武具)を使う。
女性のように白い肌、長めのくせ毛の黒髪に、光の当たり方によっては黒く見える深い藍色の瞳を持つ。
すべての感情を意思で抑え込んだ寡黙で無表情の、見事な美形としか表現のしようがない外見の持ち主。
“永遠の戦士”の一人。
内向的かつ虚無的な性格で口癖は「そういう事だ、何の意味も無い」
戦場で受けた心の傷は癒えていない。
最強の戦士である代償として、戦場で斃れ、戦争で傷ついた全ての人の哀しみと記憶を背負わなければいけないと運命づけられており、この定めに耐えかね統合失調症を発症してしまう。
神に匹敵するとされる始原の赤龍グラドノルグの血を飲み彼女の魔力を継いだため、統合失調症は寛解したが、同時に不老不死の力を望まずして得てしまった。
元から魔法への耐性が有ったため(魔法耐性を持つ者は魔法を使うことが出来ない)魔術は理論のみを理解して、習得することはできなかった。
180cmを超える通称“ツヴァイハンダー”と呼ばれる両手剣を使うが、利き手(右手)に両手剣、反対側の手で50cmほどの短剣の二刀流で戦うことも有る。
背中に鞘の無い両手剣、左右の腰に短剣を一本ずつ、左右の上腕部に投げナイフが通常の武装。
ツヴァイハンダーで殺された相手は絶対死する為この両手剣は“デスブリンガー”と呼ばれる事も有る。
ラウルの義理の兄。
育ての親、ガルディンの下で実の兄弟のように育つ。
アトゥーム=オレステスという名が傭兵としての通り名なのか本名なのかは不明との噂。
★ ラウル=ヴェルナー=ワレンブルグ=クラウゼヴィッツ
22歳。男性。明るい金髪に真っ青な青い瞳。174cm、痩せ型。
天才的な才能を持つガルム帝国の
アトゥームの義理の弟。
ガルム帝国で軍師をしていた祖父ガルディンと共にオラドゥール村にやってきた。
極めて高い知性を持ち、戦略、戦術、政治、一般教養、医術、魔術、錬金術、数秘術、占星術、神秘学、哲学、神学、形而上学、神とは何かという事などに深い造詣を持つ。
善良で心優しく誠実な性格だが前記の要素を持ち、人間心理の把握にも長けている為、他人にたばかられることは殆んどない。
読心能力と予知能力の持ち主でもあり、知恵と戦いの女神ラエレナの司教にして数多くの魔法と錬金術を習得した賢者でもある。
唯一神についても詳しく、自身の奉ずる女神ラエレナと全知全能の神への信仰を両立させる稀有な人物。
魔術師の中でもエリートにしか与えられない、街中でも魔法を使うことを許される“青い法衣”(ブルーローブ)を纏うことを許されている。
グランサール皇国との戦いで数々の勝利を収めてきた。
寡兵をもって多勢に当たる戦闘もこなすが、本領は戦略的戦術的に自身に有利な状況を作り出して戦う、つまり大軍をもって寡兵に当たる状況を作り出す才能にある。
信条は「一を聞いて十を知るより十の全てに通ずる一を知りたい」
★ ガルディン=ヴェルナー=ワレンブルグ=クラウゼヴィッツ
故人。男性。元ガルム帝国の軍師にして魔術師。
代々ガルム帝国に仕える貴族の家系だった。
ラウルとアトゥームの育ての親。自身の部下が引き起こしたオラドゥール村の虐殺を償うべく、野に下ってオラドゥール村にきた。戦争で孫のラウル以外の家族を亡くし、争いに対する虚しさを抱えたのも一因となっている。
オラドゥール村で孤児院にいたアトゥームが虐殺の生き残りと知り、半ば強引に自身の下に引き取って育てる。
自身の持てる知識と知恵の全てをアトゥームとラウルに教え、特にアトゥームはガルディンの教養に大きな影響を受けた。アトゥームが戦士であるにもかかわらず高い知性を持つのはガルディンに負うところが大きい。
★ 澄川 優子
72歳。女性。2月生まれの水瓶座。
静香の祖母。私立澄川女学院理事長。
剣道の腕はいまだ衰えず。
過去には真剣での打ち合いも行ったことが有る。
澄川家は代々の女系家族。
先祖は鎌倉幕府に仕える武将だったと言われており、戦国時代にカトリックに入信。以来、澄川一族はずっと信仰を守り続けてきた。
女性の権利を守る意識が高く、明治時代に先祖が現在の幼年学校から四年制大学まで一貫制の澄川女学院を創立した。
★ 澄川 貴子
40歳。女性。11月生まれ、さそり座。
静香の母親。
私立澄川女学院女子大学学長兼澄川女学院理事。次期理事長でもある。
冴野竜也に一目惚れして学生結婚した。
澄川家の女性の例にもれず剣道に長けている。
★ 澄川 竜也
46歳。男性。7月生まれの蟹座。旧姓 冴野。
静香の父親。
一浪して大学に入学。澄川家に見込まれ婿入りする形で澄川貴子と結婚。
澄川女学院高等部と澄川女子大学で世界史(主に近現代史)を教えている。
大学時代の卒業論文は“日本、ドイツ、イタリアなどのファシズム体制下の国家権力及びその支持者による被差別者の処遇とその世界に与えた影響について”。
パイロットに憧れていたが視力が悪く断念。ロシアでの戦闘機搭乗ツアーで戦闘機に乗る夢を果たす。
身長は静香より低く165cm以下。
外見は実年齢より十歳は若く見え、背は低いが端正な顔立ちで女生徒にもファンが多い。
またゲーム、アニメ、ミリタリーなどのサブカルチャーにも詳しい。いわゆるオタクである。
兵器は西側のものよりもロシア製(旧ソ連も含む)のファン。
無神論者ではないが、カトリックに帰依しているわけではない。
学業は上の中くらいで運動能力は平均だが、ゲームで鍛えた反射神経で優子や貴子から剣道で一本取ることも。
文系学問は得意だが、理系学問、特に数学などは苦手としている(生物学と統計学は例外的に得意)。英語、ロシア語に堪能。
学生時代よりバイクに乗っており、静香のバイク趣味は父親譲り。
★ 七瀬 龍也
故人、享年36歳。生きていれば45歳。男性。9月生まれ、乙女座。
真理愛の父親、澄川(冴野)竜也とは大学以来の親友でバイク仲間だった。
大学院に進み、妻となったエヴァンジェリーナ=ユーリエヴナ=スチャーキナとは彼女が日本に留学してきたときに出会う。
敬虔なカトリック信者だったが、知人の借金を背負って36歳の冬に一家心中を図り自殺。
★ エヴァンジェリーナ=ユーリエヴナ=七瀬(ナナセ) 旧姓はスチャーキナ
故人。享年30歳。生きていれば39歳。女性。ロシア、ノヴォシビルスク出身。
マリアの母親、小柄な美人。
マリアと同じ魚座生まれ(エヴァンジェリーナは3月)。
マリアの髪と瞳、美貌は母親譲り。
敬虔なロシア正教の信者で、結婚後も正教の信仰を捨てなかった。
自身の最期にマリアに形見のイコンを渡した。
――神――
★ アリオーシュ
混沌の女神にして混沌の神々最強の一柱。
静香たちが召喚された世界を我が物にしようとしている。
マリアと静香にも執着していて、二人を自分のものにしようと狙っている。
★ ラエレナ
ラウルの奉ずる知恵と戦いの女神。
世界の真理を探究する者たちを導く存在とされる。
★ ヴアルス
グランサール皇国の奉ずる唯一神。
法と秩序と正義の神といわれ、グランサール皇族の祖先とされる。
死の王ウールムを混沌の第一神として敵視しており、信者(グランサール国民)に死の王を倒せと神託を下しているとの事。
★ カドルト
西方世界中部で信仰されている神々の主神。
創世と復活と慈悲の神とされ、世界の終わりに際してあらゆる救済から零れ落ちた者たちを最後に救い上げて助ける神ともされる。
カドルトを祀る万神殿カント寺院では、他人を傷つけるものでない限り、悪魔や邪神に祈りをささげる事さえも許されている。
★ ウールム
死神の王。別名を“虚無の王”とも呼ばれる。
あらゆる生命あるものの最後を看取り、その魂を導く神。
人の姿を取るときはあらゆる色を湛えた色の無い瞳で、純白の衣に同じく純白の長い髪、常闇より暗い漆黒の肌を持ったとてつもなく美しい長身の男として現れるとされる。
“夜の闇より暗い”と称される黒い武具、略称を“KOD’sItem”、死神の騎士の武具(Knight of DEATH's Item)を創り出した。
★ 神(GOD)
静香やマリアたちが信じるキリスト教、イスラム教、ユダヤ教等で信仰されている神。エホバともヤハウェともアラーとも呼ばれることが有る。
マリアが「嫌い」静香が「意地悪」と言う世界の創造神にして全知全能の唯一神、アルファでありオメガである。
神の中の神であり、ホークウィンドとラウルも信じている神。
ラウルはこの神に対して深い理解と造詣を持つ。
エルフたちは“全知全能にして世界の創造主たる母なる女神”と呼んで崇拝している。(エルフたちは全知全能の女神と自分たちの祖先神、自然を人格化した自然神を崇拝している)。
異世界や現実世界のみならずあらゆる世界を創造した神であり、全知全能の神だが、なぜ悪がはびこるのを許すのか。その答えはのちに明らかになる。
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