純粋なもの
一子
純粋なもの
羽を取られた天使が
背中から血を流しながら
泣いている
ブロンドのくせ毛を撫でた
天使は腰に手を回して抱きついてきた
あたたかかった
私も泣いていた
一緒にいてね
うん、ずっと一緒だよ
この世界にほかの誰もいらないと思った
この子が幸せに生きれない世界なんか
いらないと思った
純粋なもの 一子 @aaaaaaaaaaaaaaaaaa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます