第4話転生者としての使命!
「まずはお互い自己紹介からしようか
私は剣撃ヒーロー、セイバー
本名は剣崎 菫(けんざき すみれ)
だ」
「俺の名前は飛呂 旺羅です!」
「飛呂 旺羅か、なるほど、確かにあの子が転生させそうな感じの子だな
旺羅、お前は今自分がどんな状況なのか、理解はできているのか?」
「俺は今、異世界に転生されて、この世界でヒーローにならないといけないと言うことくらいしかわからないです」
「またあのバカは...
それだけしか教えんものがあるか!」
「では、私がこの世界の事を一から教えてやるっ!
いいか?混乱はすると思うが今から言うことは全て本当の事だ、心して聞いてくれ」
「まずこの世界では人口の約9割がなんだかの能力を一つ持って生まれてくる、極たまに能力を持たない子もいるがな
人はそれを能力者、無能力者と呼んでいるわけだが、能力を持った人間がする事は大きく二つ!
一つは悪事をする事!そして二つは悪事をする者を倒す者!
これらの人間を人はソルジャーとヒーローと呼んで区別している
そしてヒーローは職業、ボランティア、無償、いわゆる昔の特撮みたいな分類の三種類に分ける事ができる
後はあまり私達の世界と変わっているところはないな」
「あのセイバーさん、一つ聞きたい事があるんですが、いいですか?」
「普段の時は剣崎で構わないよ」
「じゃあ剣崎さん、能力っていうのはどうやって使うんですか?」
「自分の能力の効果を知ってしまえばいくらでも使えるようになる
本当ならばこの世界に来た時に能力の使い方を直感的に感じる事ができるんだが...
君あれだな...もしかしてバカなのか、もしくは鈍感なのか...
まぁ直感的に感じられないとなると修行で感覚を養うしかないな
そうすれば自然にこうやって能力を発動できるようになる」
そういうと剣崎さんは何もないところから剣を取り出した
「何もない所から剣を取り出すのが剣崎さんの能力ですか?」
「大体あってるかな、詳しく言うと違うのだが私の能力はそんな感じだと思ってもらってかまわない」
スゲェ...
できるのか、俺に...こんな事が...
「そしてこれを一番言わないといけないのだがこの世界では何の資格もなしにヒーローになってはいけないんだ
もし資格無しでヒーローを名乗ると詐欺罪で捕まってしまう」
「えぇ!!じゃあ俺はどうやってヒーローになればいいんですか!?」
「その話なんだか、私は君にヒーローの卵達が集まる学校に通ってもらいたいんだ、君は確か来年から高校生だったよね?
それなら悪い話ではないと思うがどうだろうか?」
そんなの選択肢は一つしかないっ!
「どちらにしろ、俺はヒーローになるしかないんですよね、なら...行かしてください
ヒーローの学校に!!」
「よし!!
ならば狙うはヒーロー学校最難関、
群雄学園だ!!」
ここから俺のヒーローへの道乗りが、
今、始まる!!
————————————————————
剣崎 菫
性別 女性
年齢 不明
金髪 セミロング
剣撃ヒーロー セイバー
能力名 カリバー
異空間からカリバーを取り出す事ができる
カリバーの光の強さが彼女の覚悟の大きさと比例している
光に飲まれた者は異空間に引きずり込まれる
カリバーが傷つくとセイバーにもダメージが入る
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