第3話剣撃ヒーロー!セイバー見参!!

「ソルジャー!!

今大人しく連行されたら、傷つける事なく連れて行くが、ここで抵抗すれば...

お前を斬る!!!」


「こんな田舎にヒーローがいるなんて聞いてないぞ!

クソッ!死ね〜!!ヒーロー!!」


そう叫んだ瞬間にソルジャーの手が大砲に変わっていた


な、なんだあれ!?

人間だったら出来ないぞ!あんなの!


するとセイバーの手にはいつの間にか剣が握られていた


「行くぞ!カリバー!!」


そういうとまるで反応したかのように眩くカリバーが光だし、セイバーとソルジャーを包み込むかのように光が大きくなった


そして光が収まった頃には決着がついていた

横たわるソルジャーにカリバーを地面にさして平然と立っているセイバーの姿がそこにあった



「皆さん、もう大丈夫です

後はこのソルジャーを警察に渡すだけなので安心して下さい

それとそこで見ていた少年!

君は今から私についてきて」


えっ、それって俺だよな?

周りを見てもおじいちゃんとおばあちゃんしかいないもんな

俺、なんかやったっけ?


「少年!早く付いてきてくれないかな?」


「あっ、ごめんなさい」


そこからしばらく歩いていくと簡素な古屋が見えてきた


「少年、中に入って話さないか?」

「あのっ、俺、何かしましたか?」

「うん?あー、そういう事ではないんだ!

あまり身構えなくて良いよ」

そうセイバーは微笑み、

「ただ君の今後について話したいんだ

私も転生者...と言ったら話が早く進むかな?」


そう言った彼女の顔はまるで金色に輝く太陽のように眩しく嬉しそうに笑っていた





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る