呪い
平居寝
第1話
「此処ですか」運転と同様に乱暴にジープを
停めると、女は飛び降りるように車外に出た。
造作は変わらない筈なのに、顔立ちから動
作から、それぞれがその辺の日本人の女より
も溌剌として、全身から自信が漂っている感
じがした。ピンと背筋を伸ばしているからか
余計に背が高く見える。
まぁ、せいぜい好きにさせておけ。
そもそもは米兵なら誰でもよかったのだ。
パンパン宿から出てきた黒んぼの兵隊に儲
け話があると声をかけた。サムライの家に財
宝が在るかもしれない、と。
すると翌日、GHQに接収された空港に呼
ばれて色々と聞かれた。話す相手を間違った
らしい。
全く出鱈目を言う訳にもいかないが身元を
明かすのも嫌だった。幸い一昨日、近所の闇
市でヤクザ者が撃った流れ弾に当たって死ん
だ間抜けが居て、何かに役立つかと米穀通帳
を頂いておいた。その間抜けの名前を使った
が、もともと出身はこの地方だし、出征前に
働きに出ていた街だったのでなんとか話の辻
褄は合わせられた。
GHQにした話の大筋は嘘じゃない。出兵
先のビルマで戦友が死ぬ直前にした話だ。
さる藩の御家老の孫だったその戦友は死ぬ
直前、実家の御屋敷に財宝がある、と言った
のだ。
そして今日になって、現地まで案内しろと
また呼び出されたのだが、やって来たのがこ
の女ひとり。まさか、日系人の女が来るとは。
GHQの文化財・遺跡担当の文官で正規の
軍属ではないと言ったが、やはり米兵と言う
べきか。全身から傲慢さが漂っている。
しかしなぜ、こんな遅い時刻から現地が見
たいというのか。まぁ、その方がこっちも都
合がいいが。
女の運転するジープに乗ってしばらく山間
の道を走りつづけると、藁葺きの屋根が三十
戸ほど連なっているのが見えてきた。
どの家にも人の姿はない。先週末に下見に
来たが、集落は無人になっていた。ほど遠く
ない所に陸軍の研究所があって、なんでも本
土決戦のための研究をしていたので終戦近く
にはわざわざ米軍機が回り道をして焼夷弾を
落としていったという。住人は皆、疎開させ
られたのだろうか。
そんな集落の最奥部に、その屋敷はあった。
先週末に来た時は昼間だったが、こうして
今、とっぷりと陽が暮れた空の下にある屋敷
の門構えは全く別の、何か不気味なものに見
えた。
「此処でいいんですね?」女の声は流暢だが、
全く感情を見せない。
「ええ、そう聞いてます…」勿論、知ってい
る場所だとは言えない。あくまで今日、初め
て来た場所だと思わせなければ。
「ええと、入口は…」と言いながら門に廻る。
何度もくぐった門だった。子供の頃、庭師
だった父親に付いてよく通った御屋敷だ。門
をそのままくぐろうとすると父親にこっぴど
く叱られたものだ。御家老様に対して失礼だ
と。全く馬鹿げていた。門に雇われていた訳
でもあるまい。祖父の代までこの地の藩士だ
ったと言っても、御家老様と父親、ましてや
俺には何の関係もない。
江戸時代には北前船の商売でずいぶん栄え
たらしい藩も、御維新ではやむなく幕府側に
つき逆賊の誹りを受けた。維新の後は御家老
様も領地や資産を処分してそれなりの財産を
作り、この地に家族と共にやって来て落ち着
いたという話だ。
書画や骨董などかなりの物を売り払ったと
いうが、父によれば御家老はまだ他に大事な
宝が在ると言っていたという。
「どうかしましたか?」後ろから、女が呼び
かけた。
「・・・・・」どうしたことか、門に向かって頭
を垂れていた。
「あ、いや、その」何をしているのだ。慌て
て門をくぐった。何故こんな事を? 何か怪
しまれただろうか。
「もう人は住んでいないようですね」さほど
興味もなさそうに女は言った。
「ええっと、入り口は、と」そう言いながら、
門を入るとすぐの所にある小ぶりの池を回り
込んだ。玄関はその先にあるのだが、初めて
の人間にはちょっと分かりにくい。
「なんでこんな所に池が…」初めて来た様に
見えなければ。
「あ、此処だ此処だ、こっちに玄関が在りま
すよ」
先週来た時には入らずに引き返した玄関か
ら、土足のまま上がりこんだ。
夕暮れ時のせいか、中は冷んやりとしてい
る。さっき車内で飲んだコーヒーがまた欲し
くなった。戦時中に飲めなかったからか、久
しぶりに飲んだコーヒーはかなり苦く感じた
が、何より暖かかった。
父は言っていた。宝を守るために御家老は
呪いをかけたのだ、と。
馬鹿馬鹿しい。今の世に、呪いなど。
そうは思っていたのだが、先週、此処まで
やって来た時、父の話がどうしても頭から離
れなかった。
戦地で再会した家老の孫息子も死に際に確
かに言っていた。呪いがあるから誰も奪えな
いと。死に際でも尚、人を馬鹿にするような、
あざ笑うかのようなあの表情、あの眼だった。
だからこそ連れてきたのだ。生贄を、俺の
代わりに呪いを受ける者を。
部屋が幾つも在るからか細長く、ゴテゴテ
した彫刻を施した廊下がダラダラと続く。子
供の頃に俺と家老の孫息子には格好の遊び場
所だった屋敷内だが、この廊下に続く奥座敷
だけには、俺は入れてもらえなかった。それ
をいいことにあの孫はよく、奥座敷に隠れて
俺をからかった。どういう仕組みか、座敷に
入ったと思ったらいつの間にか後ろ側に回り
込んでいて俺をおどかした。その時の、俺を
見下すような、あの眼。
命乞いをする奴は惨めだったが、宝の隠し
場所がその奥座敷だと吐いた時も、あの眼は
変わらなかった。
御前には分からない。宝の謎は解けない。
否、宝の価値が理解できないとほざいた。
俺を見下す、あの眼。そう、丁度、柱の脇
からいま、俺を見ているあの眼と同じく・・・・
「どうかしましたか?」眼が、喋った。あの
女の声で。「何か見えるんですか?」
女が後ろを振り返って俺を見ていた。さっ
きは俺の後ろに居たのに、何時の間に俺の前
に来たのだ。しかもあの眼で。
「っ、いや別に そ、その奥の座敷が隠し場
所ですよ」
こんな断定的な言い方では怪しまれないか。
しかし、女は俺の心配をよそに、奥へと足
早に進んでいく。
「急ぎましょう」女は腕時計を覗き込みなが
ら言った。
奥座敷は二間続きになっていた。
さて、ここからどうするか。手がかりは何
もない…と、女はいきなり仁王立ちになって
部屋の中をぐるりと見渡し、何かに気付いた
ように脇目も振らずに壁際の書院の方に進ん
でいった。そして、握り拳でドスドスと壁を
叩き始めた。
突然の行動に呆気に取られる俺などお構い
なしに女はひとしきり壁を叩くと、何かを待
つようにじっと壁を見つめていたが、ほどな
く振りかえって再び部屋中をぐるりと見渡し、
また何かに気付いたように二間続きの中央へ
と駆け寄った。
欄間の下まで来ると、今度はその欄間のあ
ちこちを、またドンドンと叩き出した。
なんということだ。御真影があるというの
に。やはりこの女はアメリカ兵だった。生贄
にして当然だ。
叩くのに疲れたのか、女は今度は欄間に施
してある彫刻の、ちょっと突起状になった端
の部分を握って手前に押し倒した。
その瞬間、壁の中で、まるで何か金属がこ
すれ合うような、錠前がはまるような音が響
いた。
すると、先ほど女が叩いていた壁際近くの
障子が、違い棚が、天袋がみるみるうちに消
えて行き、床脇全体がするすると、何処かに
畳み込まれるように無くなってしまった。
まるで魔法のようだった。どうしたことか、
その後には人ひとりが入れるような大きな口
が開いていた。
「隠し場所というより。隠し部屋ですね」
女はあっという間に隠し場所を明らかにし
てしまった。何者なのだこの女は。
いや。そんな事はどうでもいい。
俺は勝った。あの家老の孫に勝ったのだ。
宝はあの中にある。
そして、入り口を開いたのはあの生贄の女
だ。今、中をじっと覗き込んでいる。
また、あの目で?
死ぬ直前まで、いや殺してからも変わらず
俺を蔑んでいたあの目で?
俺を睨んだあの眼が、睨まれるのが嫌で潰
したあの眼が今、今度は宝を覗き込んでいる。
・・・・俺の宝を。
見るな、汚らわしい目で俺の宝を見るな、
生贄が!
起き上がると、途端に頭がズキズキした。
何処かに頭をぶつけたようだ。一体、何…
そうだあの男が突然後ろから飛び掛ってきた
のだ!
慌てて立ち上がったが、クラクラして倒れ
そうになった。
振り返ると、先ほどの入り口は跡形もなく
なっている。何故だか分からないが部屋の中
はうっすらと明るい。
全く。あの馬鹿な男のせいだ。
それにしてもいったい何に頭をぶつけたの
か。体のバランスを辛うじて保ちながら板の
間の中央を見ると、何か小さな箱の様な物が
床から垂直に立っていた。全面に彫刻が施し
てあり、その中央にはエンペラーの写真が飾
ってある。しかも上下が逆だ。そしてうっす
らと赤く滲んでいる。
自分の血だろうか。後頭部に手をやると途
端に激痛が走る。くそっ、全部あの男のせい
だ、コーヒーに入れた薬が効き過ぎておかし
くなったのか? 幻覚を見て暴れ出したのだ
ろうか。小柄な日本人には早く効くのか?
どうせ普段からコーヒーなど飲んでいない
のだ。ろくに味も分からないくせに、何でも
アメリカの物を欲しがる。こんな連中が我々
を「鬼畜米英」などと呼んでいたのか。情け
ない。まぁ、実験材料にはうってつけか。
元々はナチが使っていたのをCIAが持ち
帰って改良中の自白剤だというが、結局、実
地で実験しろと押し付けてくる。
後で被使用者の観察レポートを出せなどと
言ってくるのだろうが冗談ではない。此方に
は此方の仕事がある。そもそもあの男がこん
な話を持ち込んできたからアメリカへ帰国す
るのが遅れたのだ。さらに薬の使用レポート
など絶対に書くものか。
そもそも本来、自分は戦時下の経済を研究
しているのであって、こんな下衆な国で宝探
しなどしている暇はないのだ。
たまたま日系人というだけで一度も来たこ
とがない日本に送られる羽目になって甚だ迷
惑だ。
旧日本軍が隠匿していた資産を情報が漏れ
る前に秘密裏に摂取するこの任務は勿論、公
式のものではない。
摂取された資産が何処に行くのかも知らな
い。どうやらGHQ経済科学局に集められて
なにかの資金になるというが自分にはどうで
もいい。与えられた仕事をこなすだけだ。
最近はいつの間にか、日本軍のみならずあ
ちこちに在ると言われる財宝だの秘宝だのと
いった話まで持ち込まれるようになっていた。
そしてそんな話のほとんどは眉唾物だった。
どうしてこの国の人間は次から次へとこう
いう話を作り出すのだろう。この男の話もほ
とんど信じていなかった。
だが、屋敷に入ってみて驚いた。廊下とい
い、壁や柱といい、其処彼処に見える数々の
細工は、間違いなく腕のある船箪笥職人の手
によるものだ。
こんな家屋は見たことがない。そもそもこ
んな僻地の村など、家屋はサムライの時代か
ら殆ど変化していない。大きな屋敷だろうと
変わらない。それがこの国の近代化の実情だ。
この屋敷には家の中央を貫くように廊下が
通っている。一見、部屋数が多いのでこんな
構造なのかと思ったが、家の外観と部屋数の
バランスをよく考えると不自然だ。
壁の内側にも船箪笥の様な仕掛けがあるに
違いない。
その手の仕掛けやからくりの扱いには仕事
を続けるうちに慣れていた。そもそもサムラ
イのパズルなどそう複雑な筈がないのだ。
案の定、奥の書院の仕掛けはなんなく解け
た。勿論、場所が判ったのはあの男がペラペ
ラと喋ってくれたからだが。薬のおかげか?
もっとも、幻覚まで見始めたのは参った。
おかげで今この状況だ。
この部屋。
まさに 隠し小部屋というべき狭さだ。
…全く馬鹿馬鹿しい。この部屋を造らせた
者のおかしな趣味嗜好が邪魔なのだ。此方は
効率的に資産を回収したいだけなのだ。
さて、どうしたものか。あの男の話が本当
なら、「宝」はこの小部屋の中にある。
やはり、あの「箱」か。
なぜ、エンペラーの写真を、しかも逆さま
にして秘密の小部屋の中に飾る必要がある?
告解したり、祈りを捧げる対象でもあるま
い。そんな習慣はないはずだ。
よく見ると、表面に施されている彫刻は先
程の欄間に施されている物と同様のモチーフ
でデザインされているのに気が付いた。日本
の仏教のテンプルとドラゴンだ。そしてまた
これも、図柄の上下が逆になっていた。そし
て、「箱」は実は、微妙に、斜めに傾いてい
た。
外の部屋で押したのとは逆の向きに「箱」
全体を引き戻してみる。
再び、錠前がはまるような音がした。当た
りだ。この小部屋では、仕掛けを動かすスイ
ッチの向きも外の部屋とは逆という事か。全
く馬鹿馬鹿しい趣向だ。
箱の周囲が手前に畳み込まれ、小さな穴が
現れた。その中に、何かが見えた。 取り出す
と和装綴じの綴りだった。
何やら毛筆で綴ってある。この流暢な筆跡
は家老によるものだろうか。なんにしろ、ま
だ先に何かあるということか。
突然、後ろへと引っ張っられて危うく倒れ
そうになった。
脚を掴んでいる何かを振りほどき見てみる
と、どうしたことかうつ伏せになったさっき
の男が宙に手を伸ばしていた。指先、という
より腕全体、体全体が小刻みに震えている。
目の焦点は合っていないようで、だらしな
く開いた唇からは白濁したよだれが垂れてい
る。明らかに効きすぎだ。ジープで飲ませた
コーヒーには薬を規定の量しか入れていない
のだ。これだから日本人は困る。
無知で愚かな日本人の男。背が低くて痩せ
っぽちで、歯が出て猿みたいな顔。他人から
聞いた話で小遣い稼ぎでもしようと思ったの
か。全く、汚らわしい。
服のポケットに忍ばせておいた薬の原液入
りの注射器を取り出し、突き出された無様な
腕に突き立てた。
男はすぐに、激しく全身を痙攣させ始めた
かと思うと力が抜けたように伏した。瞳孔は
開ききり、パクパクと開け閉じしていた口は
動かなくなった。
殺せたじゃないか。マニュアル通りの量で
だ。全く日本人は。
機密保持のためにどうせ処理するつもりで
はあったが、不愉快極まりない男だった。何
か企んでいるのが見え見えな、媚びへつらう
ような態度。仕事だから無関心を装ったが、
そうでなければすぐにでも撃ち殺したかった。
日本の男など、自分勝手で、男尊女卑で、
よくこんな下等な民族がアメリカと戦争しよ
うなどと思ったものだ。
さて。ゆっくりと綴りが読める。
※ ※ ※
今、此れを読んでいるということは、書院
の仕掛けを解き、奥の小部屋に入ってきたと
いうことであろう。
我が家に伝わる宝の話を聞き及びそれを奪
い取らんとやってきたというところか。その
手腕は見事だと言いたい。だが、残念なこと
に思慮には欠けていたようだ。
確かに、宝はある。だが、盗人が喜び、ま
た、金子に変え得るような物ではない。
宝は今も、貴様の目の前に在る。いや、正
確に言えば、貴様は宝の中に居る。
此処、この屋敷こそが宝、「財宝」なのだ。
徳川の世。我が藩の窮状を救ったのは紛れ
もなく北前船の商いだった。その船に積まれ
て荒波や盗難から懸硯や帳箱を守ったのが船
箪笥だ。我が殿はなかなか酔狂な方で、その
船箪笥の職人達にこの屋敷の中心部を普請さ
せた。指物師と錠前鍛冶職人、そして漆職人
達が数年の年月をかけ屋敷内の仕掛けを作り
出した。屋敷そのものも、材木や瓦はかの東
照宮建立に使うたものを取り寄せ、内装も舟
箪笥職人達に思うが儘に腕を振るわせた。
この屋敷は、贅を尽くした巨大な 船箪笥の
極上品なのだ。
先の廃藩置県の折、殿より直々にこの屋敷
と周囲の田畑を頂いた。
家畜もある。武具や刀、巻物などを売って
作った金銭もある。この屋敷を守って行くこ
とこそが、今は亡き殿の恩に報い、士族とし
ての生き様と心得た。
さて、見事この隠し部屋に入り込み、さら
に仕掛けを解いてこの書面を此処まで読んで
いるなら、程よく時間も経っている頃であろ
う。そろそろ、職人達の手による大仕掛けが
始まる筈だ。
この屋敷に押し入った際、玄関の前に在る
池を見たかもしれぬが、その池からこの部屋
まで、地中に密かに水路を通してある。
この隠し部屋の入り口が開いた時より一定
の時間が過ぎると、水路を通って池の水がこ
の書簡が納めてあった取り出し口から流れ込
んでくるのがこの屋敷の最大の仕掛けだ。
この部屋に水が流れ込んできても、外の書
院にも他の部屋にも、屋内には一滴たりとも
水は漏れはしない筈だ。本来は船が浸水した
際にその中の物を守るがための船箪笥だが、
その仕組みを逆向きに作らせるとは我が殿ら
しいへその曲がり方だ。
しかしこのままこの部屋の中に居ても、こ
の仕掛けの素晴らしさを見ることは出来ない。
私としてもいささか残念だ。
そこで部屋から出る方法を教えるとしよう。
部屋の隅と、その向かいの隅に把手が隠し
てある。その二つを同時に引けば、廊下への
出口が開く。把手を引いている間は開いてい
るが、離せばまた閉まる。一人で戸を開くこ
とは出来ないだろう。無事に抜け出た者が、
この仕掛けの巧みさを後世に伝えてくれるこ
とを念じている。
呪い 平居寝 @hiraisin
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます