研究する
こんばんは。本日は日曜日。我ながらダラダラと仕事していたなぁと思います。
先日、自家製チーズを作ったので、チーズケーキにしました。ヨックモックさんのレシピをかなり改造して作りました(クッキーなかったんだもん。卵白残したくなかったんだもん)。
昨年からおうち時間が増えたので、前にもましてお菓子を作っています。ご飯は毎日どのみち作るからおうち時間だろうが変わらないのですけれど。お菓子作りは気晴らしなのです。
思い立って作り出すのであるもので作ります。
最近、修行していたのはタルト生地です。
フランスでベストセラーという製菓本の和訳を買ってきて(分厚い)、パート・サブレを修行。ですが、何度作ってもどうにも生地が固めなのですよ〜。サブレとして焼いてみたら、美味しくサブレになったのだけれど、タルトで敷き込むとフォークが刺さりにくい。
どうしてかな、レシピ通りなのに。といろいろ考えました。原因を多数、推測。
1. グルテンが生成されてしまっている。
小麦粉のグルテンが出ると固くなります。そうしないためには、「こねない、練らない、冷やす」が重要。かなり気をつけてやってみましたが、どうしてもだめ。
2. 焼きすぎ
レシピの型の違いを考慮して調節しているので、もしかしたらうまく調節できていないのかも。はたまた、オーブンとの折り合いが悪くて乾燥しすぎているのかも、と焼き時間や生地の厚さを調整。トースターでも試みる。
しかし、表面が狐色になる手前の状態で加熱をやめてもどうもまだ固め。
3. サブラージュ法がうまくいっていない
サブレ生地は、バターと粉を砂みたいになるまでサラサラにすり合わせて作ります。砂のことをフランス語で「サーブルsable」と言い、砂状にすることを「サブラージュ」と言います。従ってここがうまくいっていないと生地も失敗するかも?
またサブラージュの時点でバターが溶けてしまっても失敗の元。
ということで、写真とそっくりになるよう、サラッサラにしました。
でもダメ。
4. 分量がそもそもおかしい
これは食べた家族からの指摘で「そのレシピやめた方がいいのでは」と言われたこともあります。上の方法を試す際、いろいろなレシピサイトを見ていたところ、どうも私のレシピ本とネットのレシピ、材料の配合が違いすぎる。
要は小麦粉が多く感じられるわけです。
小麦粉が多いと当然、固くなります。
というわけで、ざっとプロ監修のレシピをネットで四件ほど出してきて、持っているレシピ本も含めて全てのレシピの材料の配合を計算しました。
そうしたら原因はここ! ネット上のいずれのレシピでも小麦粉:バターを調べると、バターは小麦粉の半分以上はあるのです。しかし私のレシピ本は、小麦粉:バターがおよそ3:1と非常に少ない。
おそらく原因はここ。卵の分量に関しては、どのレシピも大きく差がありますし、私のレシピ本と似たものもあるのであまり影響しないだろうと推測。
そこで私が他のレシピでも信頼している辻調理師専門学校のレシピを参考に作ったところ、やっている手順や粉その他の状態としては前と変わらないのに、焼成後は極めてサクサクに出来上がりました。
これだ!!
そしてさらにいくつか、フランス現地のプロレシピもネットで探してみます。あるものですね〜、ネット。beurre(バター):farine(小麦粉)の配合はやっぱりバターが小麦粉の半分以上。
これだ!!
調理は化学です。本当に。
さてそんなふうに料理作ったりお風呂入ったりしていると長編のアイディアもだんだん生まれてきて、もうそろそろプロットをしっかり書きたいな、と思っているところ(ほんと時間欲しい)。
それで過去の話と整合性を保つためにも、車内やレジ並んだりしている間に読み返したりしています。
コレクション機能が作者の執筆にも役立っています(笑)
そして、シレア長編二篇のネタバレ短編のこれ↓「恒久の絆」を読んでいて、あ〜もう一年以上も経っちゃったのか、と感慨に浸っていました。これ書いたのすごい楽しかったな。カエルムどこいったんだという感じになっているけれど脇役ばっかりで楽しかったな〜って思っていました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894415704
なんだかんだとやっぱり、自分が書いた作品には思い入れができますね。子供みたいなものだ。出来が悪くともやっぱり子供みたいなものか。場合によっては出来が悪かったら成長(改稿)させようという意味でも。
今日もその他の短編にお星様いただきました。ありがとうございます。
さてそろそろ晩御飯作らなくては。なーににしようかな。こっくり鶏肉でも作るかなぁ。
みなさま良い日曜日の宵をお過ごしになれますように。
よく眠れるコツも、あったら教えてください♪
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