映画音楽が……(導入部)

 こんばんは。土日仕事の疲れがまだ抜け落ちない蜜柑桜です。ちょっとやばい。


 昨日、私のカクヨム姉の(本当に他人とは思えない)如月芳美さんのエッセイ『だってクラシックファンなんだもん!』を読みまして、こちらです。

「第57話 映画音楽の裏側」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889536004/episodes/1177354054894358274


 ロード・オブ・ザ・リングのお話だったのですよ。

 リミッターが外れました。

 人様のところのコメントで書きすぎて、まずい、ということで自分のところで。


 というわけで、今回はえらくマニアックです。ご興味のない方は素通りしてください。ネタバレも含みます。


 私のロード好きは常々書いています通り。三部作なので三回劇場ロードショーがあるわけです。何番目か忘れましたけれど公開日が定期試験の最中ですぐには見に行けなくて。担任の先生が試験中に見に行ったというのを聞いて「ずるい!」と言ったらおすすめの映画館をピックアップして調べてくださいました(先生が素晴らしいのはもちろんですが、当時の自分、なんという生徒……)。珍しくその当時、本屋さんで映画雑誌コーナーをチェックし、特集が組まれたら買う、という。今でも本棚の奥にありますよ、その号。


 どの登場人物も好きですが、特に好きなのを雑に説明します。

 レゴラス(森のエルフ。実は結構な地位にいたはず。ドワーフのギムリと仲良くなるのが好き)

 ファラミア(人間一族の領主次男のために可哀想な道を歩む人。映画では最後にローハン王女とのツーショットが見所)

 メリーとピピン(ホビット。よくわからないけれど危険な旅についてきてしまって、好奇心で行動するがゆえに事件を引き起こしまくり……でもそれがなければ物語が収束へ向かわないキーパーソン)

 サム(色々な意味で最良の庭師)

 エオウィン(ローハン王女の強い女性です。最も恐れるのは死ではなく「檻」。こういう女性いいです、本当に)


 ここでアラゴルンとかフロドはどうしてか来ないんだな〜。ガンダルフはもちろん好きですよ。あぁクリストファー・リーもイアン・ホルムも亡くなってしまった……。


 日本語訳なら断然初版! 初版の訳が良いのです。うちにあるのは初刷りだと思います。挿絵も入っています。ボロミア(ファラミア兄)が襲いかかるところの絵がちょっと怖いです。


 訳の何がいいかって、トールキンの命名の遊び心をきちんと生かしてくれているのですよ〜。


 ホビットたちが一番にいく村は「ブリー村」とはせず「粥村」

 アラゴルン扮する謎の男Striderは「」(馳夫だったかな?)なのでホビットたちはその後延々、「はせおさん! はせおさん!」って呼ぶわけです。可愛い。

 フロドの短剣Stichは「つらぬき丸」

 

 しっかり「童話」なイメージを残した命名が残ってて大好きでした。


 あぁ長くなってきているので二回に分けます。

 まだ本題にすら入ってませんが、続く! 


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