あいるさんへ贈る十作品
こんばんは。
「名刺代わりの小説選」他のところでも本の紹介は(エッセイ冒頭でも)しておりますが、名刺が割ということでちょっと違う角度からのものも入れてやってみたいと思います。蜜柑桜が影響を受けたもの、という意味での「名刺がわり」かな。
もとは雪うさこさんのエッセイでやっていらしたものです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917617001/episodes/1177354054935654133
あいるさんのエッセイで知りました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054904811628/episodes/1177354054935662907
楽しいテーマをお作りになった雪うさこさんに敬意を表しつつ、あいるさんに元気になって! という気持ちで贈ります。
シリーズは一作品としてカウントします。(ひどい)
🌸荻原規子 勾玉三部作および関連作(『あまねく竜神の住う国』『風神秘抄』)
個人的には白鳥異伝が好きです。
🌸森絵都 『永遠の出口』
軽く読めるのに、とても味のある思春期の子の成長。また読み返したい。
🌸J. R. R. トールキン『ロード・オブ・ザ・リング』(英語原文または日本語訳初版推奨)
奥深いです。本当に奥深いです。言葉のリズムも良い。
🌸小野不由美『十二国記』
この重厚さよ……
🌸梨木香歩 『りかさん』
続編の「からくりからくさ」も好きです。
児童文学もいきましょう
🌸『南瓜の馬車と毒林檎』(作者どなたでしたっけ……。とても可愛い女の子のお話。ほのかに恋愛も入った素敵なファンタジーです)。
🌸ジャン・ラコスト『芸術哲学入門』
人間にとっての芸術とか、芸術のあり方とか、いろいろ。内容が今ではおぼろなものの、夢中で読んだ気がします。
🌸サミュエル・ハンチントン『The Clash Of Civilizations: And The Remaking Of World Order』日本語訳だと「文明の衝突」という題で出てますね。社会で起こっている様々な闘争や構造について考えさせられました。ハンチントンの論の力が今ではどれほどかは知りませんが、結構衝撃的な本でした。
🌸野梨原花南『ちょー美女と野獣』以下、「ちょー」シリーズ。唯一真面目にはまったと言っていいコバルト文庫かも。文章が綺麗で、優しい気持ちになれるシリーズです。持っていない巻も揃えたい。
🌸「オイディプス王」
やはり古典はすごい。この構成。現在まで残るのがわかる、というほどにまで理解できているか自信はありませんが、やはり。うん。すごい。
他にもたくさんあるのですけれど、あんまりコアなものは専門書になってしまうし、この辺りで。
こちら、眺めまわして「読んだ!」というものがありましたら教えてください。もしくは、「これが好きなら好きそう!」というものも。
あいるさーん、お勧めします。(ハンチントンは読むと疲れるので、今はお勧めしません! 笑 いつか!)
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