コメント失礼致します。
私の悪きクセですが、タイトルとあらすじを読まずに読み進めてしまいました。
あとで腑に落ちたといった具合です。ただしこれは良い意味で。
読後は、読まなかったからそこ、面白さが倍増したと思えました。
レビューの方とは違う感想ですが、主人公こそが一番面白い人物でした。
自然と物語に引き込まれ、途中で笑い声を漏らしました。というが思い切り笑いました。しかし、次に突如、奇妙な世界に引きずり込まれ……。
これはもしかして、猟奇的な話なのか……。エキセントリックなオチがくるのかと心配になりました。あまりに不気味で、恐ろしく……。
もしかして、この作者さんはアンタッチャブルな御仁なのではと不安がよぎりました。
クセが強い主人公の淡々とした心情で奇怪を語る物語は、おかしく、楽しく、不気味でした。
そして最後のオチ。
ホッとしました。久々に、短編で気持ちを上げたり下げたりさせられて満足でした。読ませて頂き、ありがとうございました。
他の作品も拝読させて頂きます。
プロの方なのかな？　って思いました。突き抜けていたので。
長文失礼いたしました。大変面白かったです。