ifとも言うべき自身だけの平行世界を垣間見るSFらしいスキームの作品は好物でした(*´艸`*)
個々で「自分がもう一人居たら」と考えて(願って)しまうケースも多くの方に思い当たるポイントでしょうが、実際には恐らく本作品のように、一抹の寂しさ残る未来になる気がします。
楽しく、また考えさせられる作品でした~ありがとうございます!
こんにちは。
泡宇宙とか膜宇宙とか、一瞬一瞬のあり得た世界が分裂して無限に生まれると考える説がありますよね。
最初は、そこにすごいロマンを感じたものでしたが、だんだんとつまらなくなった気がします。
あまりに実体感がなくて。
そんなわたしは、この作品でよりリアルな感覚を取り戻せたようです。
むしろ、もうひとりだけのわたしで。
地に足がついてるって、ありがたいことだなと、月並みな感覚をよみがえらすことができた気がします。
すてきな作品をありがとうございました。
一体どうなるのだろう、と思っていましたが…
読み終えた後も、ずっと考えてしまいます。
もうひとりの私。