恋愛
現実世界に戻ってきてから一週間がたったころ。
もうこんなの無理だろ!
俺は諦めモードに入っていた。
あの世界に行けばおそらく彼女なんて一瞬でできるだろう。
しかし、やっぱり俺は人間の彼女が欲しい。
なんとかなんねえかな~
そんな他人頼みの姿勢では何も起こってはくれない。
やっぱ異世界に戻りたいな。
そう心の中で思った瞬間そこにはあの世界が広がっていた。
そして俺はリリの家の前にいた。
どういう原理でこうなってるんだ?
もし神という存在がいればぜひ来てみたいものだ。
おれは扉を開けて中に入る。
「スー君どこ行っていたの?」
そうか、俺はこの世界絵はスーって呼ばれてたんだったな。
あの時は自分の名前が出てこなかったから成り行きでそうなったが、今ははっきりと覚えている。
でもまあ、この名前のままでいいか。
「えっと、ちょっと遠出してたんだ」
「その間、ごはんとかはどうしたの」
「え。。。うん、なんとかなった」
あやふやになりながらもなんとか質問をやり過ごす。
「もお、どこ行ったのか心配しちゃったよ」
「わるいな、いろいろ迷惑かけて」
「ううん、でもこれからは一緒にいようね」
「ああ」
~その晩~
「ちょっと大事な話があるんだけど・・・・」
「えっと何かな」
「もしよかったら○○してください!」
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