愛読するとPVが。(ほぼ好きなもの談義)
2020年3月31日
どうも、あじさいです。
うかうかしている内に3月も終わりですね。
1月は行く(
筆者はボーッと生きているので、普段から月日が経つのが早くて仕方ありません。
平成が終わって令和になったのは「ついこの前」だった気がしますが、いつの間にか令和2年になっていました、というくらいの意識しかありません。
ただ、筆者がカクヨムを始めたのは令和2年になった後、1月21日なんですよね。
カクヨムで
小ネタ集の「作業用BGM」の回で、筆者は物を書くときにはBGMを流していることが多い、という話をさせていただきました。
BGMをかけることには利点がひとつありまして、音楽を変えるだけで気分を刷新することができます(そんな気がします)。
何となく疲れと閉塞感を感じる今日この頃、ちょっと前に繰り返し聞いていた曲を再び聞いてみることにしました。
ということで、筆者は今、ハルカトミユキを聞きながらこのエッセイを書いています。
ハルカトミユキは、ハルカ・トミユキという個人ではなく、ハルカさんとミユキさんの2人組です。
アニメ『色づく世界の明日から』のOP「17才」を歌っていた人たちで、これもこれでアニソンとは思えないくらい綺麗な曲ですが、その一方で、ベストアルバムの曲たちを聞く限り、結構
完全に筆者の独断と偏見ですが、YouTubeにアップされている曲だと、綺麗なのは「ドライアイス」、尖っているのは「近眼のゾンビ」でしょうね。
ドライアイス:https://www.youtube.com/watch?v=diXr6WiXALE
近眼のゾンビ:https://www.youtube.com/watch?v=Nc7Kgwvv-ts
最初は「17才」しか知らなかった筆者がシングルではなくベストを買うことにしたきっかけは「
ああ! でも聞き返してみるとやっぱり良い曲だな、「17才」。
ハルカトミユキの話が長くなりましたが、好きな音楽を見つけたとき、「あ、これ良い曲だな」と思うだけで済まさず、時間の許す限りリピートしたいと考えるのは、ほとんどの人が経験している感覚だと思います。
アニメの場合も、録画したりDVD・ブルーレイをレンタルしたりして、繰り返し見るという人は少なくないのではないでしょうか。
子供向けアニメ『まんが日本昔話』、大衆向けアニメ『あたしンち』、なぜか夕方に放送されていた『新世紀ヱヴァンゲリヲン』に、ジブリ映画の数々まで
気が晴れないときはこの2作のどちらかを見返すことが多いです。
ただし、エンドレス・エイト、てめえはダメだ。
次いで『Angel Beats!』ですね。
当人たちが苦悩していることは分かっているつもりなんですが、あんなリア充っぷりを見せられると、ついあっちの世界に行ってみたくなります。
アニメ本編も良いんですが、ゲーム版の岩沢ルートも必見です。
自分でも不思議なくらいはまってしまったのが『悪魔のリドル』。
褒めてない方の意味でクソアニメ、「なんじゃそりゃ」の連続ですが、なぜか視聴せずにはいられず、録画して繰り返し見てました。
何言ってるのか分からないOPにも引き込まれましたが、毎回変わるEDも魅力でした。
漫画は特にこの「雰囲気の魅力」が際立っているので、全巻
最近のものだと、おそらく知名度はさほど高くありませんが、『ひもてはうす』や『超可動ガール』も、ふとしたときに見返したくなります。
カクヨムで言うならどちらも現代ファンタジーになりそうですが、世界観がゆるいのが良いですね。
こほん。
各作品の魅力の話ではなくてですね、リピートの話です。
音楽・アニメときましたが、では、小説やエッセイを好きになった場合はどうでしょうか?
さっきまでとは事情が変わってきますね。
気に入った作品を繰り返し読む方もいらっしゃると思いますが、同じ作者の別作品を読む方もいらっしゃれば、より面白そうな作品を同じジャンルから探す方もいらっしゃることでしょう。
もっと言えば、ひとりの方であっても行動パターンは決まっておらず、同じ作品を繰り返し読むこともあれば、別作品を読むこともあり、しばらく別作品を読んでから舞い戻ってくることもあるのではないかと思います。
筆者は、一度読んだ作品は読み返す方でした。
飛んでばかりの話がさらに飛ぶことになりますが、筆者の高校時代の国語の先生が、生徒たちの読書離れを防ぐために読書カードの提出という課題を出したんですね。
ジャンルを問わず月1~2冊読めば合格ラインだったと記憶しています。
筆者はその先生と良好な関係にあったので、調子に乗って何冊分もカードに書いて提出して、先生からコメントを
読書カードを書くためには一度読んだ本を読み返す必要があるのですが、これはプラスになることが多いです。
というのも、そうして読み返している内に本の内容がより深く頭に入ってきますし、内容についてもう一度立ち止まって考えますし、後でそのカードを読むとその本を読んでいた当時のことを色々思い出せるからです。
そういう訳で、大学生になってからも、筆者は習慣として読書記録を書いていました。
読書量が増えた大学生活の途中から、ちゃんとした感想や批評というより、印象的な言葉をレポートや卒論に引用できるようにするためのメモのようになっていきましたが、それでも記録には違いありません。
そんなこんなで10年近く読書記録をつけていたのですが、しかし、カクヨムでは、皆さんには申し訳ないことに、作品を読み返すことはあまりしてきませんでした。
単に、読書記録をつける習慣がすっかり退化してから小説投稿サイトを始めたという事情もあるのですが、そのことに自覚的になった今でもそうできないでいるのには、別の理由もあります。
PVを増やしてしまうのが気になるからです(←やっと本題)。
当たり前の話ですが、一度
もちろん、筆者は別に、そのことでカクヨムの運営に文句をつけたい訳ではありません。
ただ、この仕様は、ある作品を愛読しようというときには、少しだけ不便です。
筆者だけかもしれませんが、PVだけ増やして新たな♡も☆も付けないとなると、カクヨム・ユーザーさんの中には、それを見て複雑な心境になる方もいらっしゃるのではないか、と変な気を回してしまうんですよね。
だって、その方からすれば、「見てはもらえたけど良い評価は
あらすじだけ読んでスルーされることに比べれば、PVが増えるだけでもありがたいという考え方もあるとは思いますが、それは理屈の上での話です。
やはり人間ですから、見てもらったからには「読んで楽しかった」「面白かった」と思ってほしいものだと思います。
……もうぶっちゃけてしまいますが、少なくとも筆者は、PVだけ増えて♡を頂けなかったとき、割とそわそわします。
同じ感覚を他の書き手さんに味わわせてしまうのかと思うと、なかなか気軽に、ふとしたときに読み返そう、という気にはなれないんですよね。
繰り返しになりますが、これは別にカクヨムの運営にどうにかしてほしいという話ではなく、物事の必然としてそういうことって起こるよね、という話です。
運営への要望としては、フォローしている作品が完結したときに通知してほしい、ということの方が重大ですね(ここで言っても仕方ありませんが)。
筆者の場合、新しく連載が始まった作品をフォローしても、すぐには読まないことが結構あります。
「ある程度まとまってから読もう」、「完結してから一気に読もう」などと考えてしまうからです。
(書き手の皆さんにとってはたまったもんじゃないと思いますが、個々人の読書スタイルの問題として見逃していただけると幸いです。)
そのため、フォローしている作品が「完結済み」扱いになったことを通知する機能があれば非常に助かると思うのですが、その辺、どうにかならないものなんでしょうか。
まあ、きっと、科学技術の発展と共にカクヨムも進化していくでしょうから、将来はそういう機能も実装されるものと信じていますよ。
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