レビューコメントをいただきました。

2020年2月3日


 どうも、あじさいです。

 もはや恒例になりつつありますが、まずお詫びから始めさせていただきます。


 『新着小説の不思議』前半の訂正に誤りがあったので、記事に追記を載せるという形で再訂正させていただきました。

 この場でも情報の誤りを訂正させていただきます。

 「応援コメントが届いたときは、設定によってはメールで通知されますが、『応援コメントへの返信』が書かれた場合の通知はたぶんないです」と書きましたが、誤りです。

 応援コメントが届くと普通の通知があります。そして、「応援コメントへの返信」が届いた場合、設定によってはメールで通知されます。

 大変失礼いたしました。




 さて、おかげさまで拙作のPVが伸びております。

 ありがとうございます。

 ちょっと意外なのは、拙作は2020年1月21~29日にアップしたのですが、今月に入ってからの3日間の方が多くのPVをいただいていることです。

 特に今日のPVの伸びが凄い(筆者のようなド底辺ユーザーからすると)。


 こうなった理由は明らかです。

 ひとつは、前回報告させていただいた通り、今月に入って拙作を新たな自主企画に参加させたことです。

 どうやら、そこで目を付けてくださった方がいらっしゃるようです。

 ありがたいことです。


 もうひとつは、こっちの方が重要、かつ、今回の本題なのですが、レビューコメントをいただいたことです。

 レビューコメントは他のユーザーへの宣伝を目的とした機能で、書き手さんへの手紙に近い応援コメントと違って、大々的に表示されます。

 書かれた作品のページにも表示されます。

 自主企画では参加作品のキャッチコピーの下に表示されます(レビューコメントが複数ある場合はそのうちの1つが表示されます)。

 カクヨム・トップページの「新着おすすめレビュー」にも表示されます。

 書いた人のページでも、一覧で見ることができます。

 さらに、書き手自身ではなく読者目線でのお墨付きなので、キャッチコピーよりよほど宣伝効果があります。


 それにしてもですよ。


 レビューコメントが付くことでこれほど変わるとは予期していませんでした。

 本当にありがとうございます。


 皆さん、応援したい作品に対しては、☆を付けるだけでなく、レビューコメントも積極的に書きましょう。




 ……という話になると思うでしょ、一般論を普通に考えるなら。

 しかし、筆者からは皆さんにそういうこと言えないんですよ。

 筆者はレビューコメントを書くことがとても苦手なのです。


 プロフィール欄では、筆者がレビューコメントを書かない理由は「ネタバレしそうなので」ということになっていますが、実は、別の理由もあります。

 そもそも、小説の宣伝文句というものにあまり良い思い出がないのです。


 皆さんは小説を買うとき、事前にあらすじを読みますか?

 筆者は大抵、好奇心に負けてあらすじを読んでしまうのですが、本編を読むといつもそのことを後悔します。

 下手にあらすじを読んでしまうと、そこに行き着くまでのことが全て前座に見えてしまうからです。

 分かりやすい例が、「まさかのどんでん返しが待っている!」

 そんなことを聞いてしまうと、「どうせ全部フェイクなんだろ」「もうぼちぼちどんでん返すんじゃないかな」と気になって、物語に集中できなくなります。

 また、過度な期待をしてしまう場合もあります。

 「個性的なキャラクターたちが繰り広げる……」、「重厚な世界観で描かれる……」、「笑えて、キュンとして、最後は泣ける……」と聞いてしまうと、読みながら「いや、普通のツンデレに××を加えただけじゃん」、「ほぼ○○のパクリじゃん」、「別にこの程度じゃ泣けないけどな」などとツッコミを入れてしまって、もうダメです。


 脇道に逸れた話が長くなりましたが、要するに、筆者はその半生においてレビューコメント的なサムシングを重視してこなかったということです。

 そんな人間がいきなりレビューコメントを書く機会を得たからと言って、ほいほいと書けるはずがありません。

 ついでに言えば、レビューコメントに下手なことを書くとその作品を減速させる恐れがあるので、「試しに書いてみる」とか「実験的にやってみる」という訳にもいかないのです。


 となってくると、残された選択肢は、作品のテーマあるいはジャンルを強調する、ということになりそうです。

 ただね、テーマやジャンルをはじめからこうだと決めつけてほしくない、それぞれの読者に考えてほしい、というタイプの作品も世の中にはあると思うんですよ。

 拙作がまさにそうです。


 もちろん、ハイファンタジーがそれ以外のジャンルに化けることはめったにありません。

 ですが、それが途中からSFになるか、ラブコメの色合いを強めてくるか、ミステリーだったと判明するか、といったことはやっぱり分からない訳で、作品によっては、分からないという緊張感があるから面白いということがあり得ます。

 テーマに関してもそうです。

 序盤は××が前面に出されていても、後からもっと壮大なテーマが出てきて、最終的には読者に○○を問いかける、みたいなことがあり得ます。そういうとき、部分的にでもテーマをばらしてしまったら作品の魅力が半減すると思いませんか。




 とはいえ、この度、(宣伝効果のことを抜きにしても、)レビューコメントという形で作品を肯定的に評価していただけて、筆者が大きな喜びを感じたことも確かです。

 この喜びを知ったからには、書いてくれた人に直接返すとは限らないにせよ(レビューのお返しを機械的にやってしまうと馴れ合いになるので)、他の人にもこの喜びを感じてほしい、と思ったりもする訳で……


 他の方が書いたレビューコメントを見て、上手い書き方を勉強させてもらおうかなと、ぼんやりとですが、思い始めています。

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