何時までも貴方の傍に

私はあの日、大型セルリアンが来たときに彼をかばって死んだ。


彼と私はお互いがお互いの足りないところを補っていた。


2人で1つ、それが最も似合う言葉だった。


私が死んだとき、彼は嘆き悲しんだ。


私は死んだときからずっと彼の傍にいた。


でもあるとき、私の所にある人物が来た。


その人物はもう一度彼と会える、話し合う事が出来ると言っていた。


私はその人物を信じ、魂の一部を貸すことに契約した。


その時だった。


奴は裏切ったのだ、私の自我は消え、奴が私の体、能力、力を手に入れ、会いたかった彼を殺した。


しかし、彼はその程度では死なせなかった。


私は彼に残っている私の魂を授けた。


そして、彼は蘇り、彼は私の体を乗っ取った張本人を叩きのめした。


しかし、私は何時までも彼の体にはいられない。


そこで私は私が生前、彼に与えたナイフに憑依することにした。


彼は私と自由に会話する事は出来ないけど、私は彼の傍にいるだけで充分だ。


私は彼の事が好きだった…多分


彼の気持ちは解らないけど、今もその気持ちは変わらない。


私は死んでしまったけど、彼には私の分まで生きて貰いたい。


私は何時までも貴方の傍にいます。


私はそれで幸せだから。

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