第6話綱

「--綱」


綱でくくればいいのではないかアイデアである、ついでに、いうと

登山家のように、すればいいのではないかということでもある



ーー短所も話し合った結果、ライトと綱で一回だけやってみることにした


「本来」山の中の「境界」とは聖域ともいえる

〇〇月の〇日に山に行ってはいけない


ーーさらわれる、たたられる、殺される、逃げられない

、、、、、、、、わけではない

お伺いを立てる、誠心誠意謝る


そこで何らかの便宜を計る必要性があるのだ


ーーたとえば、山に「おうかがいを「たててから身を清め「山に入る「など

対策しようと思ったらいくらでもある、いや、いくらでもないが



ーーただし共通するのが、あるそれは、人にはおよばないものであり

人に力にはならないもの

それを超える「圧倒的パワーを持っているのが「山」だということだ



だから、それを忘れたものから死んでいく――倒れていく油断はできない


「じゃ行くか」「おう」

返事は短くそれだけーーそれだけ、であった、

一方ーー異変は居残り組にこそ起こっていた

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人形の國 暇の三 @13222uygu

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