偽教授銃口杯

概要

突然ですけど『チェーホフの銃』って知ってます?知らない方、カクヨムに作家側で出入りしているのであれば覚えましょう。こういうものです。


「舞台の第一幕で壁にライフルが装填された状態で壁に架けられているのなら、第二幕においてそれは発射されなければならない」。


銃が話の主眼なんじゃなくて「無意味な伏線を敷くな」という創作論なわけですけど、今回の偽教授銃口杯は文字通り銃の話をしてもらいます。だから銃口杯です。


つまり、まず物語の冒頭に銃を登場させてください。銃的なものならなんでもいいです。そのへんはご随意に。で、それを発射させてください。必ず、発射させてください。そういう企画です。


ではここで毎度の説明です。偽教授杯というのはわたくし偽教授が出す(だいたい異様に難しい)お題をクリアした小説を投稿すると投稿作品の中からグランプリなどが選ばれ、また全作品の寸評が発表されるという一連の企画のことです。


さらにレギュレーションいきます。


・この企画の公表後に新しく執筆して公開され、かつ完結している書き下ろし文章であること。

・一人で複数作品の参加は可とする。

・設定ジャンルは自由とする。

・文字数は「1500文字以上30000文字以内」。

・公式非公式のイベント・自主企画等と、上記に反しない限りは重複参加OK。


以上です。そして審査基準は。


1、銃が登場することの必然性がうまく表現されているか。

2、小説として優れた作品であるか。

3、1を2に優先するものとする。


全作品の中で一作品をグランプリに選出し、また所定の基準を満たした全参加作品に、主催者である偽教授が寸評を記します。


締め切りは2022年いっぱいです。


結果発表の時期ですが「締め切りから一ヶ月以内」です。つまり、今回について言えば2023年1月末までには発表するということです。


では、ふるってのご参加お待ちしております。あとよいお年を。

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