第11話 ネバーエンディング・スローライフwith神様

ハーデス「さて、食べながら聞いて欲しい」


ゼウス「なんだ藪から棒に?」


ポセイドン「ブラウニーうめぇ・・・!!」


いつものリビングでハーデスの作ったブラウニーを食べながら

ゼウスとポセイドン、更にアテナとアマテラスとヘルがいた。

ハーデスは一度咳払いをすると口を開いた。


ハーデス「この作品、唐突だが最終回だ」


一同『・・・・・・』


沈黙が流れた。

全員の動きが空気が雰囲気がまるで世界が静止したかのような静寂が流れた。


ゼウス「え、なんで唐突!?」


ポセイドン「ネタが無くなったから!?閲覧数が伸びないからの打ち切りエンド!?」


アテナ「まあ、大体内容が行き当たりばったりな感じはしてましたけどね」


アマテラス「ぶっちゃけるね!?」


ヘル「少しは楽しんだんだけどなぁ」


メタ発言を交えつつその場にいる神々が各々の言葉を吐くのを見たハーデスは

皆を落ち着かせる為に口を開く。


ハーデス「打ち切りでもネタ切れでもない。まあ、唐突ではあるのは

事実だからしょうがないが一応は既定路線なんだよ」


ゼウス「そうには見えないが…」


ハーデス「元々この話、5話ぐらいで終わらせる予定だったんだよ」


ポセイドン「マジで!?」


ハーデス「この作品は実験的な意味で理解不能なギャグ系でいけるかどうかで

考えてたらしいからな。ここら辺で一旦お開きだそうだ」


アテナ「つまり第1部・完と?」


アマテラス「それ大体そのまま続編作らないパターンが多いですわよ!?」


ヘル「作者が大体力尽きるパターンね」


ハーデス「言いたい放題だな・・・」


呆れた表情を浮かべるハーデス。


ハーデス「まあ、終わると言ってももしかした再開の可能性もないがな」


ゼウス「大丈夫?再開できる?」


ハーデス「俺に聞くな。作者に言え」


ポセイドン「降臨させる?」


アテナ「やめましょう」


ハーデス「まあ新しい試みとしてはよかったんじゃないか」


ゼウス「もうちょっと俺のバーチャル配信の様子を見せたかったんだが・・・」


アテナ「一番嫌がれることですよ。その手の中の人が晒されるのは」


ポセイドン「むさいおっさんが美少女のインパクトは凄いけどな」


アマテラス「諸刃の剣ですわ」


ヘル「場合によっては有りだけどね」


そんなこんな話を続けながらもハーデスは話に区切りをつけるべく間に入る。


ハーデス「さて、いつまでも続けるのもアレだ。我々のスローライフは続くが

この物語は一旦お開きさせてもらうとしよう」


ゼウス「こんな作品を楽しんで読んでくれた皆、ありがとうとな!」


ポセイドン「作者の他の作品も読んであげてくれるとホント喜ぶぞ」


アテナ「最後にぶっこみますね」


アマテラス「次があったらもっと出番増やしてね」


ヘル「私の同人ネタも…ウフフ…!!」


ハーデス「それではまたどこかで」


終わりは訪れるが始まりもやってくる。

これはそんな感じののほほんな話、なのかもしれない


~完~

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デウスクロスライフ 貴宮アージェ @takamiya_aaje

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