あとがき



 人は死んだらどうなるのだろう。


 死後の世界というものは唯一生物が観測することのできない領域であり、だからこそ様々な解釈が生まれ、それが宗教として発展していったわけですが、実際にそれを証明することは誰にもできません。


 なぜなら、死後の世界の情報を現世に伝えるすべがないから。

 

 死んだらこうなってああなって、ということを知ることができれば、悪いことをする人は減るのだろうか。


 個人的には、同じ人生を繰り返すのがいいかな。


 子供の頃が一番楽しかったので、あの頃に戻りたい、と思うことがしばしばある。


 そんな願望から思いついたのが、快生教団という宗教組織であり、この作品はトリックやプロットよりもまずこの組織ありきで執筆に取りかかりました。


 file1とあるように、猫子の事件簿はいずれはシリーズ化していきたいと思います。


 読んでくださった方、ありがとうございます。


 館西夕木

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猫子の事件簿 file1 『快生教団殺人事件』 館西夕木 @yuki5140

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