『七ツ森』8

     8


 バスの乗客たちが恐慌状態で外へと飛び出した時、咄嗟に奈央子はマキを抱えて車から離れた。数々の悲鳴、苦悶の声、ブレーキ音、破砕音。奈央子はマキにそれらの音を聞かせまいと、ただ必死に抱き締めた。

 頭が真っ白になっている。パニックなのは奈央子も同じ事だ。だが奈央子にはマキがいる。娘だけが、この異様な状況で奈央子を人間でいさせてくれる。

「逃げなきゃ……」

 呟く。しかし、駄目だ。頭が回らない。マキを抱き締めている腕も、地面に膝を突いた足も震えていて、どうしても立ち上がる事ができない。

「……さん、お母さん!」

 マキが、胸の中でくぐもった声を上げた。慌てて、奈央子はマキを胸から離す。心臓がどきどきしていて、おそらく今、自分はひどい顔をしているだろう。

「声がするの。お母さん」

 冷たい色をしたターコイズブルーの瞳のまま、マキが言った。

「運転席。たぶん、運転手さん」

「……え?」

 息が整わない。それでも奈央子は必死に、マキが言っている事を理解しようとした。

「助けてって言ってる」

 取り残されたのだ。バスの中に、まだ運転手が残っている。

「そんな――」

 良識と現実が脳内で交錯する。行って、何ができる。バスの運転手を引き摺り出して連れて行くのか? 一緒に? 無理だ。娘を連れているのに。しかし、この理不尽な現実は、今、バスの中にいた者全員に平等に与えられたものだ。見捨てて、逃げるのか? 自分たちだけ? 娘がそれを見ているというのに?

「お母さん」

マキが、奈央子の袖口を掴む。

『――汝ら。この娘のために死すべし』

 ……いや、駄目だ。たとえ、そうだとしても。

「行こう。運転手さんを助けなきゃ」

 言って、奈央子はマキの肩を抱えながら、足早に、再びバスの中へと乗り込んだ。

 がらんとしたバスの中には、まだ生々しい血の臭いが残っており、無残なバスガイドの死体もそのままになっている。血だまりには足跡が残り、乗客の逃走のためにバスの中は荒れていた。バスガイトの首が見当たらない。奈央子は極力声を上げないようにしながら、マキの目を掌で覆った。

「見ては駄目。真っ直ぐ前に進むよ」

「うん」

 ガイドの死体に躓かないように、慎重に、だが素早く進む。マキの言う通り、微かな呻き声が聞こえた。

「大丈夫……ですか?」

 奈央子は英語が喋れない。日本語以外の言語は無理だ。呻き声の主は、運転席の背もたれにもたれかかったまま、荒い息を吐いていた。

 髭面の運転手の身体には、無造作な一本線の傷が肩から腹にかけて走っていた。血が、未だに流れ続けている。バスに出現した幽鬼にやられたのだろうか。

助けてHelp……」

 掠れた声とともに、運転手の口から白い息が出た。顔は真っ青で、素人目にも彼の命が風前の灯火だという事はわかった。

 奈央子は素早く周囲を見回した。乗客が置いていったらしいコートを取り上げると、運転手の傷口に当てる。運転手の苦悶の呻きより、身体の温かみのなさに気を取られる。コートは血で湿っていき、その湿り気を感じる手から、奈央子の体温が運転手に吸われていくかのようだった。

助けてHelp……」

 運転手はうわ言のようにそう繰り返す。出血が、徐々に少なくなっていく。命の終わり。掌の下で、一人の人間の命が終わっていくのを感じる。奈央子はコートから手を放した。どうしようもない。

「マキ、ごめん。お母さんには助けられない」

 奈央子は娘を抱き締める。結局、何もできなかった。時間にすればほんの数分だが、ここにはすぐそばに死の影がある。油断すれば、いや、油断などしなくても、ほんの少しの運がなければ、死ぬ。奈央子だけではなく、マキも。それだけは絶対に避けなければならない。

「行こう、マキ。急いでお父さんと合流しなくちゃ」

 ガタン、と。

 車内のどこから物音がした。

 身を強張らせた奈央子とは対照的に、マキは素早く母の身体から離れると、ピンク色の光を放つ石を握り締めたまま、体勢低く、獣のように構えた。

 風の音がする。奈央子は必死に頭を回転させる。身近にある入り口側のドアは閉まっている。運転手の右手側に開閉スイッチがありそうだが、奈央子にはよくわからない。運転手の身体も動かせない以上、来た道を戻るしかない。観光ガイドの死体を越えてすぐのところにあるドア。

「マキ……」

 奈央子は、震える声を何とか制しながら、言った。

「走って!」

 奈央子の言葉に、マキがすかさず飛び出す。すぐ。ドアまですぐだ。二十秒もかからない。奈央子も駆け出す。床の上で何かが動くのが見えた。マキの――足へ――何かが。

「マキ!」

「うわっ!?」

 足を掴まれたマキが体勢を崩し、次いでその身体が羽交い絞めにされる。首のない死体が起き上がっていた。ガイドの死体が、娘を捕えている。

「アーハッハッハッハッハッハ!!」

 けたたまましい嘲笑とともに、出口側のドアがバタンと閉じた。座席の影から、生首が飛び出す。

「騎兵隊たちは山賊から女の子たちを取り戻しましたが今度は自分たちが女の子を欲しくなってしまったので攫ってしまったのでしたたたたたたたたたたたたたたたた」

 悪魔のように笑い転げるガイドの生首を前にして、奈央子は膝をついた。全身が、鉛のように重い。視界が、隅から黒く、黒く染まっていく。マキを、マキを助けないといけないのに。

「ききききき兵たいいいいいは女の子のおかあさんもおおおお――」

 悪魔のような声がオーバーラップする。視界が、ぼやける。何も、考えられない。

 膝に何かが転がってきて、ぶつかる。

 ぼやける視界の中に、見えた。ピンク色の光る石。あのクレマチス・エルフがマキに預けた、魔法の石が。

 奈央子の呪縛が、解ける。思考が戻ってくる。やるしかない。奈央子はピンク色に光る石を掴むや、宙に浮かぶ生首めがけて投擲する。

「おおおおおかかかかかかかさささささああああんもおおおおおおおおおっ!?」

 急な反撃に明らかに動揺した生首に、魔力宿るルーンの石が衝突する。生首が黒い粒子となって破裂し、首無し死体の腕がマキを放した。

「マキ、逃げるよ!」

 身体に、幾ばくかの活力が戻っている。自身で脅威を撃退した事で、奈央子の心は高揚していた。今なら逃げられる。このままマキを連れて安全な場所まで――

「お母さん、危ない!」

 マキの叫び声に、咄嗟に奈央子は死角である背後へと振り返った。運転手の身体から飛び出した、ムカデのような八つ目の怪物が、すぐそこまで迫っていた。禍々しい牙が奈央子の首を狙っている。息を呑む。恐怖が、再び奈央子の身体を強張らせる。

 横殴りの振動が車体を揺らしたのは、その時だった。



デズモンド・フォン・ウォーデン。《夜明けの箱舟》の呪術師。所属団体の名前には憶えがあるが、目の前のこの男は、クレマチスの記憶にはない人物だった。

「退魔屋、よく鼻が利くようだな。いくらで我らの狩りを請け負った? ええ?」

 どうやら、デズモンドは勘違いをしているようだ。あるいは、カマをかけてきているのか。

「張っていた罠に獲物がかかっただけの事。首の値打ちより、命の心配をしてはどう?」

 クレマチスは調子を合わせる事にした。こちらの状況を正直に伝えてやる必要はない。

「デズモンド・フォン・ウォーデン。無辜の人々の命を奪い、己の手下までも手に掛けて、一体何を企んでいる?」

「貴様が知る必要はあるまい。下賤な退魔屋め。我々箱舟は貴様のような金目当てで術を使う俗物とは違うのだ。崇高な目的がある。この腐った現代社会を闇に染め、呪いによって世を平定するという目的がな」

 言って、デズモンドはおもむろに掌を、膨れ続けるヒルドンに向けた。クレマチスはすかさず半身に構える。デズモンドが伸ばした腕の袖口から、鎖の環のついた豪奢で禍々しい形状のものがまろび出た。

 鍵、だ。

「貴様のような野良犬には勿体ない術だが、特別に披露してやろう。本物の闇の力をな」

 デズモンドは鍵を掴むと、その先端を血肉の塊と化したヒルドンへ向け、くる、と回す。

呪牢開錠オープナー

 ガチャ、と。

 ヒルドンであった肉塊の中から、音がした。

 禍々しい気配。肉塊に、僅かな切れ目が入る。中から黒い液体が垂れた。液体はたちまち勢い増して流れ出し、まるで平面に広がるかのように空中で、横に広がっていく。

「あがっ、がぁっ」

 ヒルドンのものらしい声がしたのも一瞬だ。黒い液体は幾本かの細い柱を形作り、縦に伸びる。それは、さながら牢屋の格子扉だ。防護機構の一種だろう。クレマチスは慎重に様子を伺う。下手に触れれば、こちらが予期せぬ反撃をもらうだけだ。

「ぎぃい、ああ、がぁあっ」

 ヒルドンの悲鳴が木霊し、肉塊の中から、一本の刃が飛び出した。すかさず、二本。三本。肉塊が内側から切り裂かれ、中にいるものが次第に姿を現す。

「あぁ、あがっ――――」

 ヒルドンの断末魔とともに、肉塊が完全に裂けた。血が噴き出し、スプリンクラーのように撒き散らされる。クレマチスは後方へと跳んだ。

 牢の格子扉が、開く。

 現れたのは、女だった。人一人分の命と血液を全身に浴びた、乱れ切った長髪の女。ボロボロの服を纏い、全身は大きく、乱れた髪の隙間から覗くその顔は三つあり、三方向を向いている。そしてその身体からは二本、四本、六本と一見では数え切れないほど多くの腕が生えており、全ての手に握られているのは、ナイフや包丁などの長さも形状も様々な刃物だった。

「台湾で入手した《八つ裂き女》だ。野良犬の解体にはふさわしいだろう」

 デズモンドの声に応えるかのように、八つ裂き女の三つの口が獣めいた奇声を上げた。それ自体が強烈な呪詛だ。クレマチスの全身を覆っていた魔力の膜が剥がされる。

《八つ裂き女》――

 台湾のとある地域に伝わる幻の悪霊だ。仏罰によって地獄へ落ちた女を、現代の人間が悪ふざけで降霊術をした結果、呼び出されてしまったとされる大悪霊。その呪いは凄まじく、大勢の人間を殺しながら彷徨い続けていると伝わっている。実際の目撃例はないと聞いていたが、呪術師に蒐集されていたというわけだ。

「っ!」

背後に、呪力の気配。ついさっきまで正面にいたはずの八つ裂き女が、もう後ろに回っている。駄目だ。間に合わない!

「僞異解伽亜」

 言葉の意味を理解する暇もない。幾本もの刃が、一瞬で、クレマチスの身体を切り刻む。痛覚を抉られるかの如き痛みで頭が呆然となる。衝撃で吹き飛んだクレマチスは、そのまま路面を転がった。

「第五……いや、第四階梯といったところか。退魔屋」

 デズモンドの声が、冷たく響き渡る。

 クレマチスの階梯――魔術師としてのレベルを見て取ったのだ。当たっている。敵ながら驚くべき観察眼だ。

「その斧は見覚えがある。ルーン魔術の使い手どもが、己の武器を悟らせぬために使う魔力の斧だ。だがそんな魔術では、本物の怪物には触れる事もできない。分を弁えるべきだったな、女」

 クレマチスには答える余裕がなかった。全身に素早く魔力を循環させ、切れた血管や筋肉を強引に修復する。体温が急激に上昇し、身体から湯気が立ち昇る。腕に力を入れ、クレマチスは何とか起き上がった。

「まだ息があるのか。あまり時間をかけさせるな」

 デズモンドの意思を汲み取ったかのように、八つ裂き女の強烈な気配が接近してくる。八つ裂き女の腕が動いた。反射的に、クレマチスは素早く指を鳴らす。

「〝水よ、壁となれラグ・ウォール〟!」

 ボディスーツのポケットに入った水のルーンが発動し、分厚い水の壁が出現する。禍々しい多重の斬撃がその壁を瞬く間に破壊する。飛び散った大量の水が宙を舞う。八つ裂き女がその中を突進してくる。クレマチスは魔力の斧を放り、新たなルーン・ストーンを取り出す。

「〝増えよオーク〟!」

 増加の意味を持つオークのルーンを発動させると同時に、クレマチスもまた飛び散った水の中に飛び込む。ルーンによって飛び散った水滴の一つ一つ増量し、溢れ出し、豪雨の様相で地面に叩き落ちる。破壊された水の壁は、朦々たる飛沫を上げる巨大な水柱と化し、クレマチスと八つ裂き女の両者を覆い隠す。

「ぐっ!?」

 デズモンドの苦々し気な声が聞こえたのも束の間、すぐそばまで八つ裂き女が迫っている。

「〝贈れギョーフ〟!」

 指を鳴らす。贈り物ギョーフのルーンは術者が選んだ物品、呪文、術などを相手に与える。クレマチスは魔力の斧を対象にルーンを発動させた。猛スピードで飛来した魔力の斧が、八つ裂き女の三面の一つに突き刺さる。八つ裂き女の動きが止まった。一瞬だけだ。痛手ではない。八つ裂き女の全てを呪うかのような目が、クレマチスを睨んだ。

「〝勝利のルーンよテュール力をもたらせイング猛威を以てウル敵を喰らえダエグ〟」

 四つのルーン・ストーンに魔力を送り、クレマチスは指を鳴らす。

「〝水よ、神秘の滝となれラグ・アンドヴァラフォルス〟!」

 轟音。変化と成長のルーンが溢れる水に勝利と力を与え、大瀑布が八つ裂き女の真上から降り注ぐ。怪物を構成するのは呪力というエネルギー。呪力とはマイナスのエネルギーである。であれば、相反するプラスのエネルギーである魔力を大量にその身に受ければ、身体の構成が揺らぎ、崩壊する。

 魔を以て、呪を降し。

 呪を以て、魔を殺す。

 これこそが、全ての魔術対呪術戦闘における基本。

 魔力の大瀑布によって、身体の構成を揺るがされた八つ裂き女の動きが止まった。

「ふぅっ!」

 呼吸とともにクレマチスは切り札を我が手に出現させる。普段はクレマチスの体内に潜ませ、使用する時にはこれを目にした敵を全て討つ神具リサナウト。漆黒の鱗を持ち、その身は長く、しなやかで、振るえば苦痛とともに敵を破壊する恐るべき武器――

黒蛇鞭ニーズヘッグ・ウィップ!」

 振るわれた死の一撃が、八つ裂き女の首を根元から弾き飛ばした。

 クレマチスは激しく息を切らせていた。ルーンの連発に加え、規模の大きい魔術の使用。一度に尋常ではない量の魔力を消費してしまった。隙。とてつもなく大きな、隙。駄目だ。敵はまだいる。敵の呪術師は、まだ――

「見事だ。野良犬にしては」

 強烈な衝撃を受けてクレマチスの身体が吹っ飛ぶ。路肩に停まった観光バスに叩きつけられ、クレマチスは血を吐いた。

 新たな怪物が現れていた。三メートルほどの巨体。黒い靄をまとい、スーツを着た人型。手の指は長く、顔は白く、のっぺりとしていて、目鼻も口も耳もない。

「スレンダーマンの特殊個体だ。これはアーカンソーの廃校で捕まえたものでね。仕事のあとに人間の子どもをくれてやる必要はあるが、比較的扱いやすい」

 デズモンドがつまらなそうに解説するのを、クレマチスは朦朧とする頭で聞いた。気力を振り絞り立ち上がる。

「褒めてやろう、退魔屋。この私に怪物を二体も出させたのだ。誇るがいい。望外の結果だ。苦痛は伴うが、少しばかり寿命が延びた」

 ぞる、ぞる、と八つ裂き女の身体が地面を這い、自らの頭部を掴むと、首の上に載せる。黒い液体が接合部から染み出すも、すぐに収まり、三面の顔がけたけたと笑う。

「そう簡単にはいきませんか……」

 クレマチスは黒蛇鞭を構える。残り僅かな魔力を循環させ、少しでも傷を癒す。

「ではな、退魔屋。今度こそお別れだ」

 デズモンドの宣告とともに、八つ裂き女の腕が動く。距離は数メートル離れているが、来る。斬撃。無数の刃が。躱す事はできない。動いて逃げられるものではない。それに、背後にはバスがある。まだ、人が残っているかもしれぬバスが。

 ならば。

「鞭よ! 我とともにあれ!」

 気魄の叫びとともにクレマチスは鞭を振るう。斬撃。無数の斬撃が襲い掛かる。クレマチスは肉体に巡らせた魔力による超スピードで、己の全てを賭けて黒蛇鞭を振るい、目に見えぬ斬撃の一つ一つを打ち落とす。激しいぶつかり合い。神より賜った武具である黒蛇鞭は悪霊の斬撃如きでは決して断てぬ。だが、防ぎ切れなかった斬撃はまたもクレマチスの身を斬った。バスの屋根が斬り飛ばされ、瞬く間に車体が無残な姿になっていく。

「はあ、はあ……っ」

 斬撃が、止む。轟音を立てて、バスの一部だったものが、ガードレールの向こう側に落ちていく。奇跡的に、クレマチスはまだ生きていた。喜ばしい事だ。まだ命に代えてもこの化け物どもを討てる可能性がある。それに、一分でも一秒でも耐えていれば、森のどこかにいるはずの彼女の師が、この異常事態に気付くはずだ。

「しつこい。何故まだ生きて……」

 苛立ち混じりに吐き捨てようとしたデズモンドは、奇妙なところで言葉を切った。

 いや、奇妙ではない。クレマチスにもわかった。

 人の気配がする。背後で。知っている気配だ。一人は普通の人間だが、もう一人は魔力を持っている。翳っているが、強い可能性を秘めた魔力。それに、僅かだが、クレマチス自身の魔力も感じる。

 物音がした。後方で。バスの残骸の中から。

 駄目だ。姿を見せてはいけない。

「……クレマチス、さん?」

 声が聞こえた。奈央子の声。

 その傍らの、マキの息遣いも。

「ほほう」

 デズモンドが、一転笑みを浮かべる。

「スレンダーマンの報酬が見つかったな」

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