第16話 レイド(上)!
ピーピーピーピー
「う、うるさいなぁ……」
ミズの一日は今までに何度も話してきて今日は特に変わった事はないので省こう。
学校生活もいつも通りだ。まぁ周りの目が怖いのは最近になって変わった事だが、まぁそれはそれとして美紅と奏が話に来てくれるおかげでここ2日は楽しい。
「ねぇねぇ今日さレイド戦行かない?」
「レイド戦?」
「うん、大人数で戦う事をレイドって言うんだけど昨日夜に調べてみたらギルドのレイド戦が今日の夜にあるみたい、レベルは250だってさー」
「今日美紅と奏はゲームできるの??」
「私は部活の指導ないし行けるよー」
「私も今日は指導がないから大丈夫だよ」
こうしてなぜか急に今日の夜にレイド戦をする事になった。シエルは毎日夜の6時からゲームをしておりゼフィンは母の命令によって毎日ずっとゲームしているため参加は可能らしい。
「そういえば言うのを忘れてたけど父と父の秘書が急に仕事が入ったらしいから明後日か明明後日に遅れるらしいってゲームするの。昨日母が言ってたー」
「ならレイド出来るね!」
「だね!何時に集合にする??」
「レイド戦が確か7時からあるから6時30分にスフィスリルリグトに集合ね!」
「おっけ!」
「わかった!」
学校が終わると私はすぐに家に帰り始め、ゲーム友達とレイド戦と言う事で張り切っているため先にゲームにログインしてみんなのステータスなどを1度確認する事にする。
まずは私から!
ミズ
レベル104
HP 10400+13000(水魔鎧)
物理攻撃力 1040+1800(氷魔槍)
魔法攻撃力 1040+1800(氷魔槍)
防御力 1040+1300(水魔鎧)
スキル
言語能力(下位) 経験値獲得率アップ(中位)
魔術(上位) 反撃(中位) 浮遊(中位)
着用装備
武器・防具スキル
敵の物理・魔法のヒット確率ダウン
クリティカル可能 氷耐性 水耐性 魔物耐性
氷水人化 無詠唱 魔法察知 氷魔術(中位)
水魔術(中位)
マルチプレイヤー
ミク トワ
ギルド・・・攻略ギルド
前とまったく変わってないステータス……
次はミク!ミクもレベルは変わってない!
ミク
レベル118
HP 11800+16700(紅煌鎧)
物理攻撃力 1180+2300(烈炎魔王)
魔法攻撃力 1180+2300(烈炎魔王)
防御力 1180+16700(紅煌鎧)
スキル
受け流し(中位) 魔術(上位) 浮遊(中位)
身体強化(中位) 無呼吸(中位)
着用装備
武器・防具スキル
魔法察知 クリティカル可能 物理耐性
火耐性 火魔術(中位)
マルチプレイヤー
ミズ トワ
ギルド・・・攻略ギルド
まぁこんな感じいたって普通ですね。
さぁ次はトワ!!
トワ
レベル140
HP 14000+21000(靁光鎧)
物理攻撃力 1400+3000(雷轟烈)
魔法攻撃力 1400+3000(雷轟烈)
防御力 1400+2100(靁光鎧)
スキル
言語能力(中位) 武術(上位) 浮遊(上位)
変色(中位) 罠(中位) 計算(中位) 暗算(中位)
着用装備
武器・防具スキル
確率論(中位) 攻撃妨害 腐食耐性 毒耐性 雷耐性 光耐性 雷魔術(上位) 魔法察知
マルチプレイヤー
ミズ ミク
ギルド・・・攻略ギルド
なんか見た目つえー
雷って1番強い気がする……
じゃ次!シエル!
シエル
レベル150
HP 15000+23000(摩忍鎧)
物理攻撃力 1500+2800(隠俊剣)
魔法攻撃力 1500+2800(隠俊剣)
防御力 1500+2300(摩忍鎧)
スキル
言語能力(下位) フェイク(上位) 力学(中位)
暗算(中位) 透明(上位) 忍び足(中位)
罠察知(中位)
着用装備
武器・防具スキル
魔法耐性 闇耐性 貫通耐性 闇魔術(中位)
空間魔術(上位) 暗闇耐性 クリティカル可能
マルチプレイヤー
なし
ギルド・・・攻略ギルド
普通に私よりレベル高くて強いって感じかな
後忍者ってカッコイイよね……
はい、最後!!ゼフィン!!
ゼフィン
レベル452
HP 45200+62000(黎銃鎧)
物理攻撃力 4520+5400(傭慘銃)
魔法攻撃力 4520+5400(傭慘銃)
防御力 4520+6200(黎銃鎧)
スキル
魔術(上位) 武術(上位) 陰密(中位)
暗殺者(中位) 物理妨害(上位) 力学(中位)
構成術式学(上位) 暗記(中位) 言語能力(上位)
着用装備
武器・防具スキル
武器破壊(中位) 銃術 狙撃 照準
闇魔術(上位) 闇暗魔術(稀位) 魔法察知
クリティカル可能 絶対貫通 気配遮断
マルチプレイヤー
ギボルド
ギルド・・・攻略ギルド
ゼフィンは桁違いの強さだなぁ……
攻撃の要になってくれそう!
まぁこんな感じかな。今何時だろ……
ミズは時間を確認してまだ5時30分と時間に余裕があったのでログインしていたシエルと共に少しだけダンジョンに行くことにした。
時間というのはあっという間に過ぎミズとシエルはダンジョンを2回ほど行くと時間は6時20分になっておりゼフィンがログインして来たため合流しミクとトワを待つことにした。
「お待たせー!!」
「遅れたー!!!」
ミクとトワは少し時間に遅れるが元気よくログインしミズ達と合流する。合流するとすぐにギルドレイドについてミクが代表になり話を進める。
「えっーと、皆さん今日は他の人から聞いたと思いますがギルドレイドをしたいと思います。レベルは250でかなり強いですがなんとかなると信じてやりましょう!勝てば大量のギルドゴールドと言って建物を建てたりギルド内で装備を買うことができるゴールドが手に入るので頑張りましょう!そして私たちも少し人数が増えたという事で誰がどんな役に着くか連携などを考えないといけないのでこのギルドレイドで決めましょう!まぁ他にもありますがざっと必要な事はこんな感じです!あっボス情報は行ってみないと分からないらしいです」
ミクが丁寧に説明すると皆はそれに賛同しシエルにいたっては「しゃー!!!!!!!」とアホみたいに張り切っている。時間は残り10分程だったのでもう一度装備の確認と回復薬などのアイテムがちゃんとあるか調べる事にする。
「ってかレベル250の敵以外に弱いのいなかったの?」
私が攻略ギルドのリーダーであるがマルチプレイはほとんどした事ないのでギルド系の事はまったく分からない。そのためミクに全てを任せていて今回の相談も分からないため聞いている。
「あったけどさすがにゼフィンがいるしすぐに倒せそうだったからちょっと強そうなレベル250にしたんだよねー、強かったかな??」
「いいんじゃない!強い方が面白いし!」
レベル250かー
絶対強いな、初めてのダンジョンのスライムでさえアホ強かったのにほぼ全員が無知のレベルは250とかもう無理ゲーじゃん。
まぁゼフィンがいるから勝てる可能性はあると思うけど……
まぁみんなとやるの楽しいし私も役に立ちたいなー
そんな事を考えているといつの間にか時間は過ぎ6時30分になったのでギルドのレイドと言うボタンをミクにどこにあるか教えてもらい皆がそのボタンを押すと場所が一瞬で移動し円形の下は土、横はコロッセオみたいな状態の鉄で出来ておりかなりクオリティが高いフィールドとなっている。
「あれがボスか……」
「なんか思ってたのと全然違うんだけど、もっと大きいドラゴンとかかと思ってた」
「なんか見た目チビだけど強そうだなぁ」
なんと敵は大きい敵ではなく普通の人が少しいかつくなった感じのふつうのプレイヤーっぽいがそれも納得がいく。
クルフリードだっけ?大陸の王が言っていたbotプレイヤーなのだと分かる。
だが説明する時間も無く敵は私達に襲いかかる。
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