第8話 初めての1人ダンジョン!
今日からレベル日記をつけたいと思う。
なぜかと言うとその方が私の成長がわかりやすいからだ。
もちろん1日のゲームが終わって次の日に書くのだ!
これからはこういう話なしですよ、そして今は土曜日の朝5時です。
友達とは7時から約束してるからとりあえず日記終わったら早くゲームして遊ぶ前にレベル上げないと……
ゲーム開始1日目……
レベル31
HP 3100+2500(装備効果)
攻撃力 310+200(装備効果)
防御力 310+250(装備効果)
スキル
言語能力 経験値獲得率アップ
着用装備
武器・防具スキル
敵の物理・魔法攻撃のヒット確率ダウン
氷耐性 素早通常 クリティカル可能
魔法一部可能
マルチプレイヤー
ミク トワ
ってか今更だけど1日でこんなに強くなるんだ……
このゲームのレベル上限は無いみたいだからかなり上がりそうだなぁ
まぁとりあえずレベル100を目標に頑張るか!
ミズは日記を書き終わるとゲームを起動する
仮想世界に行き、昨日というか今日の深夜にログアウトした場所に来る。
相変わらずの景色だなぁ
まぁそんな事はいいや、ダンジョン行こうかな。
確か受付はこっちだったような……
まだうる覚えなのでどこがどこにあるか分からないがここの街は前の街より人が半分程しかおらず、前の街のダンジョンがどれほど難しいのかが分かる。
そしてミズはふとこんなことを思う。
友達いてよかったな……
友達ダヨネ……?
そんな事を思いながらも受付を見つけて相変わらず可愛い受付の女性に話しかけ、今回は1人なのでレベル10の次の街に行けるダンジョンを攻略する事にする。
レベルがかなり上がっていて着用装備もかなり強いので楽勝だと思っている私
ダンジョンに行く前にここら辺の店で新しく開放された持ち物の薬草などについて少し知りたかったため売り物屋に行く事にする。
ついでに欲しい物があれば買いたい。
お金は4000ゴールドしかないが回復系のアイテムがないともしもの時に困るのでいちよう値段に応じて買う事にする。
もちろんレベルが低いため4つ程度しか物は売っていなかった。
体力石
HP回復 100
何度も使えるが1個につき、100のみ回復する
100ゴールド
攻撃石
攻撃アップ 50
10秒間のみ
100ゴールド
防御石
防御アップ 50
10秒間のみ
100ゴールド
経験石
経験値が少しだけアップする 1.10倍
持続時間、1時間
100ゴールド
まぁ普通のゲームにある感じか。
本当にシンプルなゲームだな……
最初の方は経験石が重要になってくると思うけど、今のレベルは高い方だから要らないとして、いるのは体力石と攻撃石かな……
最初は定番の回復と攻撃アップを優先させてどんどんダンジョンをクリアしよう。
ミズは体力石を10個買い、攻撃石は5個買う事にする。別にそんなに必要はないと思うが念の為に買う事にした。
売り物屋で買い物を済ますとすぐにダンジョンに向かい攻略を開始する。
「今日も私が攻略しちゃうよ!」
そんな事を言いながらダンジョンに入るとすぐにミズの頭の中はTwitterの事で頭がいっぱいになる。
今日のツイートの内容どうしよっかな!
まぁこんな感じでいいかなぁ……
ポカーン……
初めての狩りで圧勝したミズです!
リツイートといいね!お願いします!
最近面白いゲームにはまったから(友達のおかげ!)それやりまくってる!
これでいいや!じゃ攻略しよ!
やっと集中できるよ!
皆の前では真面目ぶって清楚系でいるミズもいちよう皆がどういう文章を書けばツイートを見てくれるか考えているのである。
そしてダンジョンは非常に簡単であった。敵はもちろんスライムではなく今回は狼、統一のダンジョンであった。
レベルが急に上がったこともあり難しいとはさぼと感じない。
結局の所、強い敵も現れないままボス面まで来る。基本的に雑魚敵のレベルは6から8といったところだ。
このダンジョンのレベルは10なのでもちろんボスはレベル10の狼だと分かる。
ボス面に入ると少し大きめの狼がこちらを睨んで威嚇してくる。
まずは油断せずに敵のレベルを観察しないと……
さてさて君のレベルどのくらいかなー
狼
レベル10
体力 1500
攻撃力 150
防御力 150
スキル
撹乱 追い討ち 不屈の心 深手
まぁまぁ
めんどくさい敵だなぁ……
まぁ普通に一撃くらい喰らう前提で敵に近づいて、今使える2つのうちの1つの魔法を使ってその後に近距離で3連撃喰らわせたら多分死ぬはず
実は剣によって攻撃力などは変わるが基本的にレベル+武器(物理・魔法)が攻撃力である。基本はステータスを見れば攻撃力は分かる。
つまり今のミズの攻撃は物理・魔法ともに500
であり敵の
ミズは作戦通りに、敵に走りながら近づいて行く。もちろん敵もミズに近づいてくる。
敵は何を喋っているか分からないためどんな魔法や物理の攻撃を出してくるか分からないのが怖い所だ。
幸い敵は攻撃せずにただ吠えるだけでミズはかなりの距離まで近づいたため魔法をくりだす。
「喰らえ、狼!
狼の真下の地面から狼の3分の1程度の鋭い尖った氷が出てくる。その氷は勢いよく狼の体に刺さる。
刺された狼はひたすら吠え、身動きがとらない状態になり、ミズはさらに狼に近づき敵の上に乗り背中に剣を2回ほど振りそのまま尻尾まで行き、1度降りる。
「さてさて、どこまで削ったかな……」
ミズはすぐに
次の攻撃で勝ちを確信したミズは狼のすぐ後ろにいたため、氷のせいで身動きが取れない狼に最後の一振を喰らわす。
「これで最後だ!喰らえ!!!!!!」
最後の一振を決め、
経験値や報酬は少なかったが1人で敵を倒した達成感に満ち溢れていた。
まぁそんな感じで初めてのダンジョンは無事クリアする事ができ、更に次の街にも行く事ができたのである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます