第2話 私の友だちへ

私の友だちへ。こう書くといろいろな方向に向いているベクトルを無理矢理ひとまとめにしてしまっているようです。解ける!と思ったのに最初の問題しか解けなかったときの気持ちと似てますね。…はて、私は何を言っているのかしら。



私の友だち、あなたからは本当にいろいろなこと、それこそ普段一緒にいるときから学ぶことばかりでした。


私がその中で一番学んだこと。それは、友だちから意見をもらったり、忠告を受けたりして、私の考えが正しくなかったと気づかされ、認めたくない、と強く思うとき、その時きちんと認めることで私はひとつ、何かしらを乗り越え、成長することができる、ということ。


あなたは私と違う色を持っていて、私に新たな色をつけてくれるの。

私はあなたをはじめ沢山のお友だちに色を少し頂戴して、お絵かきしてたの。

あなたの、お友だちの、絵の良いところを少し頂いて描いたのよ。

あ、もちろんただ拝借するだけじゃなくて、それを私色にうまくなじませるの。少し罪悪感はあるけど、そうしていないと、参考になるものがないと、私はかけなかったの。

でも、やっぱり申し訳なかったので謝らせてください、

ごめんなさい。


私は、あなたが大好きです。

あなたの生き方が、大好きです。

強く、強くいてください。

いえ、強くなくていい。

そこにいてください。

あなたがいてください。


私はあなたが大好きです。

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