私は
すた
第1話 まえがき
もし、私が死んだら。
そう思うとこの遺書を書かずにはいられませんでした。
私は死ぬまで生きました。そりゃそうよって思うかもですが、この字面が好きなので書かせてくださいな。
でも、もしかしたら、これを読むあなたはそのようにつっこむ余裕はないのかもしれませんが。
あなたは私がどのような思いでこの遺書を書いていると思いますか。絶望して、悲観して、悲劇のヒロインになって、?
いえ、今私は何もありません。感情が私をおいてけぼりにしました。その私が思い立って書いているのです。
…やっぱり悲劇のヒロインになっているのかもしれません、、
これから読む前にあなたに伝えたいことがあります。生前私はよく人と比べて自分を苦しめていました。ここではそれをなくしてお話したいのです。そしてもう一つは、どうしようもなく臆病者の私からのある人へのお願いです。私を責めないで、認めてください。最後くらい私を見てください。お願いです。
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