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松浦はトイレでアユミのオッパイを思い出し何回も射精をした。ユウキが居なければ見れなかった。

ユウキは松浦に色々な話をした。父親への愚痴が多かった。他に母親の哀しい話。昔の話。スケベな話もした。

父親に言えない勃起の相談もしてくれた。

松浦は思う。ユウキの事は息子とは思えない。かと言って弟でもない。一番仲の良い友達。それがしっくりくる。今までにこんなに腹を割って話せる相手がいたか記憶になかった。


アユミと佐々木が愛し合うかも。と不安だったが見てる限りではそうではない。


この生活が続くなら元の世界に戻って欲しくない。真剣にそう思った。


吹雪が凄くなり外に出られない日々が続く。夜中の風の音が怖いくらいに凄い。


四人は一日の大半を寝て過ごすか雑談。または雑誌を読んで時間を潰す。

楽しみは一週間に一度入るお風呂だ。四人で入る。その方が温かいし楽しい。


売り場は外と同じかと思えるくらい寒かった。昼間は極力火を焚かないのだがそうも言ってられなくなった。どこか隙間があるのではないか?と探したが見つからない。それくらい寒い。

多分、裏側が土砂で埋もれてるので建物全体が冷えてるのだろう。

事務所は段ボールが壁一面に敷き詰めてあるのでギリギリ耐えられる寒さだが、もし無かったらと思うとゾッとする。


他の人間はどうやって過ごしているのだろうか。寒さ以外に飲み水や食料の確保。そしてゾンビと人間からの守備。


雑談の主な話題は、ここ以外で住むなら何処に住むかの議論が多かった。もしパーキングエリアから移動せざる終えない状況になった場合の事を考える。

学校やホテル。山頂の登山小屋。ダムの施設。離島。真っ先に都会は選択肢から外れた。山小屋も。飲食料品だけでは生活は難しい。


いかに以前の生活が平和で幸せだったかを考えてしまう。

好きな食べる物を選べるのが一番の幸せ。次に明かりだ。焚き火でも暗い部分は暗い。それに適度に換気をしなければならないので、換気するたびに寒くなる。

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