第5話 体を鍛えます!
私は以前、野鳥を飼っていた。ベランダに落ちていたそれを見つけた私は、何かシンパシーを感じて手当てをした。と言ってもタオルを敷いた段ボールに入れて暖かい所に置いただけだったが。親に見つかり殴られたが、さすがに殺生は気が乗らなかったのだろう、機嫌も良かったからか飼育が許された。野鳥は成鳥なのに珍しく私に懐いた。それの世話をするのが生きがいだった。死にたいと思った時には、それの世話を誰がするのかと頭をよぎった。唯一の支えだ、人馴れしているから野生には戻れないだろう、どうなるのかと次々考えた。私がいることを喜んでくれたのはそれだけだった。彼女がいたおかげで希望を失わずに生きていくことができた。
*
4年生の夏休みが終わった数日後、男親が遂に、遂にあれを言ってきた。
「○、お前、これやれよ」
そう言って差し出してきたのはある武道のパンフレットだった。隣の小学校の体育館で夜、週に数回だ。これは地獄だった。まず、痛かった。ただでさえ弱かったのだからサンドバッグにされるのは道理だった。それから同世代と馴染めなかった。話題と言えばゲーム、テレビのバラエティーだった。たまにしか話の出来ない私は話しかけられることもなくなっていき、それがサンドバッグ化を促進していくのであった。
指導者のWIはライセンスを持っていたが、素人に毛が生えたようなもので、感情の浮き沈みが激しかった。そういうのに限って、私を標的にした。手本の時に標的にされたり、声が小さいと自分だけ大勢の前でもう一度やらされたり、いつまでも昇級させなかったり……。そう、妹と弟よりも下に分類された。奴らも一色単に通っていた。負けじと頑張ったところで何も変わらなければ、むしろ、加減ができていないとより一層責められることになった。それが子供にとってどれほど恐怖だったか。
だいたい、自分がしたこともないのにやらせる意味が分からない。その上、月謝がもったいないからと休ませることがなかった。冷たい床に素足で、練習後の掃除を押し付けられて、竹刀で肌の露出している所を殴られて。夜の自由時間も削られていった。ある時、もう我慢できなくなった私はやめたいと親に言ったことがある。その答えは、一度始めたことをすぐやめるのは根性がないからだ、続けろ、だった。これだから、状況を見ないで、全て思い込みで決める奴はどうしようもないのだ。
ここでも色々とあった。前回は辛酸を舐めさせられたが今回は違う。私が生きるために彼らには相応の返礼をしなくてはならない。行かないという選択肢はなかった。殴られるからだ。
*
武道の練習に連行されて分かったことは、殆ど忘れていても自然に体が動くということだった。別に成果を上げたいわけではないし、一刻も早く辞めたいわけだから目立たないように適度に手を抜いている。なるべく過去に起こった通りにしていた方がお礼の甲斐があるし、辞める決め手にもなる。以前特にやってくれたのはWIとブスの中学生MN、それから私の腕の骨を折ってくれた馬鹿のSGだ。どうしてやろうか。
まずは下調べをした。人に知られないように休日や放課後に相手の家、家族構成、仕事――。児童との遊びにも付き合って、子供らしさを演出するのも忘れなかった。WIは農家であまり生活に余裕はなさそうだ。子供はおらず、ごく稀に試合を見に来る妻は線が細く病気がちのようだった。MNは昔から続くいいとこのお嬢様で家が大きく、家具も高級そうだ。一人っ子だからさぞちやほやされているだろう。SGの両親は定職についていないようで、家は安団地の一室だ。父親は襟足を伸ばして髪を染めている。どうやって月謝を払っているのかと思ったが、それなりに稼ぎはあるらしい。
そんなことをしているうちに進級して5年生になった。クラス替えはあったが余計なことをする輩はもういない。平和に楽しく、学校生活を送ることができている。担任も変わり、教科書も面白くなってきた。授業は聞いていない。また成長に伴って運動の幅も広がり、かつてのように体を動かせるようになりつつある。しかし、夜の時間はあの武道のせいで減ってしまっている。
その武道では、夏の大会でこちらを馬鹿にしてきた対戦相手を転ばせて金的を踏み抜いてやったりもした。足裏に嫌な感触がして、あっという間に床と服が真っ赤になったのが面白かった。前回はサポーターを着けていないと格好つけて、こちらがやられる度に喜んでいた連中の一味だ。後でWIと男親からぶん殴られたが意地でも頭を下げなかった。だって、事故でしょ。着けていない方が悪いんだし。名前ももう覚えていない。
それからやはり彼女はそこに現れた。初めて会った時と同じ美しい羽色に、こちらに信頼を寄せるような黒い眼差しを見せていた。彼女と一緒にいたかった。しかし、飼育が許可されるとは限らなかった。危険に晒してしまうかもしれなかった。女親の性格柄、今回も上手くいくとは限らなかった。だから野鳥保護センターに連絡して引き取ってもらった。その日は久々に泣いた。彼女が幸せを全うできることを願う。
*
稲刈りが終わったころ、ある日の練習中のことだった。私は以前と同じようにSGからよいパンチを食らった。骨折は免れた。いつ来るか分からなくてもどうとでもなるものだ。今まで訓練していたおかげだ。そこそこのダメージにはなったが。
「痛い!」
前と同じように振る舞う。どうなるだろうか。うん、誰も来ない。SGは謝りもしないでただ見ている。
「今のはお前の受け身が悪いからだ!」
WIに竹刀で殴られる。踝を狙っているそれを避ける。WIの顔が歪む。
痛みが引かないということにして練習を抜け、迎えに来たSGの母親に事情を話してみた。当然ながら濁された。前と変わらない。親も子も謝ろうとしない。少しは人間らしい行動を期待していた。だから、やられるまでは放っておいたのに。舐められているんだな。
さらに前回と同様に男親にも「お前が悪いと」殴られた。意味が分からない。私のすること=悪、私のされたこと=悪でない、となっているのだろうか。決めつけにもほどがある。怪我をした人間だろ。曲がりなりにも親だろ。この時からずっとそうだったんだな。
予想していたとはいえ、頭にくるものがある。そろそろ試すか。
それからはチャンスがある度にSGの家近くを張っていた。アリバイを残すのは至難だった。体調不良を装って早く寝た振りをして、部屋からベランダ伝いに家を出る。女装をするからその道具一式を隠すのにも神経を遣う。部屋に侵入された場合に備えて、その痕跡が残るよう扉に細工をするのも忘れない。ばれたらまた別の手段に切り替える必要がある。幸いにも今のところ気付かれてはいない。前回、男親が酔って帰って「寿司食うか」なんて言いながら侵入してくることがあった。警戒するに越したことはない。
その後、近くの集合住宅まで本気で走り、そこの駐輪場に停めてある自転車に乗って、SGの家近くまで向かう。自転車は捨ててあったのを拾って直したものだし、集合住宅は建って日が浅く、住人同士が親しくないのを観察済みだ。自転車が誰の物か気にしないだろう。
近所の目を盗めるときで、地面が乾いていて、雨が降っておらず、上手く家から出ても集合住宅に不穏な気配があれば諦めていた。証拠を残さないようにタイミングを伺いながら……。上手くいったときはSGの家近く、人通りの少ない路地の木の上に隠れていた。
ある晩、木の上から路地を観察しているとSGが現れた。やはり夜遊びをしていた。自慢通りか。私の潜んでいる木に一歩一歩近づいて来る。周囲には誰もいない。こんな柄の悪いところ、夜1人で歩いていたら危ないよ。街灯もほとんどないのに。照準を合わせて、SGが木の真下に来た瞬間、手にしていた竹製のクロスボウのトリガーを、引いた。
ドスッ!
狙い通り首にヒットした。声は出せまい。木から降りる。まだうつ伏せで動いている。コンクリートブロックを奴の頭に載せてっと。
バキ♪
その上に飛び乗る。よし。もういいかな。ブロックを瓦礫の山に放り捨てて、矢を抜いて、さよならだ。クロスボウは燃やして、矢にした傘の骨は傘に戻してゴミ捨て場だ。
奴の死はちょっとした話題にはなったが、土地柄ありそうなことだから地方紙にも載らなかった。葬式に行った人の噂では、両親は悲しみより怒りの態度が見えていたそうだ。所有物が壊されたくらいにしか思っていないんだな。もう一匹作ればいいんじゃない? 私は特に疑われることもなく、次の準備に取り掛かった。
*
すぐに事に当たっては万が一にも疑われかねない。体の成長を待ちつつ、トレーニングを行い、確実に仕留められるように何度も練習を繰り返して、嫌がらせに耐えた。頑張った。中々タイミングが来ないから少し焦ったが、やっとその機会が訪れた。練習でMNと闘うことになった。
それ自体はよくあることだ。MNは実際強かったからWIと一緒に教える立場になることもある。今日は特別当たりが強い。苛立っているようだ。さあ、昔も今もよくもやってくれたな。
まずは、簡単だ。ぎりぎりで当たらないように立ち回る。今まではわざと当たってやっていたからな。期末試験前と周期が重なってさぞ苛々している中だ。だんだんと攻撃が大振りになっている。服がはだける。
(今だ!)
インナーの見えている所からやや斜め下に向かって前蹴りを本気で放つ。つま先を立てて、軸足を回転しながら体重をかける。
グニ……
うん。感覚的に当たったみたいだ。ねじるように押し込むと奴の顔が歪む。痛いようだ。自分にはわからない。
(まだもう1つ残っている!)
そのまま体を半回転して、蹴られたところを押さえている腕を掴んで、逆のつま先で後ろ蹴りを叩き込む。体重をかけてこう、グリッと。
グニ……
こちらも上手くいった。ついでに腕を逆方向に曲げると――。
バキ!
よし。利き腕が折れた。奴が痛みでうずくまる。WIが止めに来る。
「何やってるんだ!」
「受け身が下手なのが悪いんですよね?」
ブスが泣くと見苦しいねえ。負けたことと痛みでかこちらを睨み付けている。
「ふざけるな!」
WIが竹刀で殴ってくる。まあ、敢えてくらうか。受け身を取った右手に痛みが走る。周りが集まってきて収拾がつかなくなっていく。
練習は中止となり、WIはMNを病院へ連れて行った。かつての私の時は放っておいたのにね。迎えを待つ間、誰も何も言わなかったが、どうやっても話は広がるものだ。話を聞いた女親が男親にこの件をチクった。しこたま殴られるかと思ったが、一発で済んだ。一発もおかしいけれどもね。食らった方が悪いんじゃなかったの?
MNは腕が折れて少しの間日常生活が不便になった。親が丁寧に送迎しているのを何度も見た。でも、そっちじゃないんだよな。こっち。およそ1ヶ月後、MNに生理が来ることはなかった。生理不順だと思っているかな? 違うよ。外側から卵巣を潰しておいたからだ。古地図にも載っているような家なのに、跡取りができないと分かればMNの立場はもうないだろう。そのツラとタチのガキがこの世に出てこないのはいいことじゃない? プライドでそちらの痛みは言い出せなかったのか、それとも腕の痛みが勝ってそれどころではなかったのかな? MNは練習に来なくなった。大成功だ! 今までのお礼にしては軽かったかな?
*
さて、残りはWIだ。背も高ければ力も強い、格闘の心得もある。厄介だ。隙がない。周辺への仕掛けにも時間がかかる。益々当たりが強くなっている。
そうこうしているうちに6年生になった。学校生活は順調だ。家の様子は少しだけ変化している。女親のヒスが始まりつつある。しょうもないことでキーキーとよくもまあ叫べるものだ。張り飛ばしてやりたいが、屋根と食事のためだからと我慢している。死ね。妹は多少おとなしくはなったが優遇されて調子に乗っている。死ね。
男親は仕事が順調になったのだろうか、丸くなってキャッチボールをしないか、なんておぞましいことを言ってきた。無論断った。前回も一時はそのそぶりを見せていたのに、最後にはああなったからな。死ね。我慢して、我慢して、ひたすらに我慢して、梅雨が明けたある日、とうとう準備が終わった。
武道の練習が始まった矢先、WIは私を脅し始めた。いつものことだ。
「お前、殺してやろうと思ったぞ!」
奴の精神は絶不調のようだ。鎌を持っている。私は何もしていない。誰も止めない。
「ここは家や学校じゃないんだぞ!」
鎌を振り回しながら叫んでいる。だからどうなのかを言わない。漠然としている。かつての私はこれがトラウマになって、何があっても自分が悪いという考えに支配されることがよくあった。物理的な脅迫による破壊力は尋常ではない。が! しかしもう! 私はこれを乗り越える!
適当に聞き流して、怯えている振りをするとWIの気は晴れたようだ。練習が再開した。そして、試合の時間となり、WIは私を手本の的にした。
WIと相対する。これまでの練習の成果をここで、出す! 舐めるような拳が飛んでくる。おたついた振りをして避ける。こちらの牽制は難なくかわされる。二度、三度と一方的に見える攻防が繰り広げられる。でもさ、こっちもずっと殴られ続けていたわけではないんだよ。お前の癖はこれだよね。
時間がゆっくり流れている。目が細くなったような、大きくなったような感覚。奴の拳をこう翻すとほら、足が飛んでくる。そこをこうやって手で払って体重をかけると、ね? 関節が利かなくなってうつ伏せに倒れてしまう。腐ってもプロ、すぐ受け身を取って起き上がろうとしている。運が悪かったとでも思っているのかな。ふらついた振りをして跳ねて、奴の勢いと真っ向からぶつかるように、腰椎目掛けて、つま先で、踏み抜く!
ゴキッ!
「ア゛アッ!」
よし。とどめだ。そのままよろめいて奴の首の骨を――狙う! 死ね! だめだ! 流石に強い。仰向けになって防御しようとしている! ずれた。仕方ない。計画変更だ。その腕ごと、胸骨を肘で、打ち抜く!
バキッ!
だめだ、手ごたえが甘い。心臓を潰そうと思ったのに。どうする? これ以上はわざとに見える。引き際が肝心だ。悔しい。
一旦WIから離れて、心配した振りをして様子を見る。奴は声も出ないようで失禁している。呆然とした振りをする。事態に気付いた周囲がざわめき始めた。悲鳴が上がり始める。見学に来ていた保護者が救急車を呼んでいる。
その日はすぐに迎えが来た。女親はヒスを起こしてやかましかった。男親からは殴られた。鎌で脅されたことを言っても意味はなかった。前と同じだ。後日、奴は下半身不随、右腕と胸骨骨折と連絡があった。謝りに連れていかれそうだったが、てこでも動かなかった。奴らにも意地があるようで、引きずってでも頭を下げさせようとしてきた。そのため、予定よりも早いが、奴らの目の前で階段の壁に大穴を開けた。それでやっと黙った。
武道の練習はなくなった。指導者がいなくなったらそうなるよな。これで、私は自由を取り戻すことができた!
*
まあ、これだけで終わるわけないんだけれどもね。奴の作っている作物はそろそろ収穫期だ。去年農耕具を新調したのに人手が減ったから誰かしら呼ぶのかな。どうでもいいけどね。
今日の夜は微風だ。おまけに晴れている。好機だ。ベランダ伝いに家を出て、公園の公衆便所で女装をする。重装備だから少し動きにくい。それから、自転車をこの間とは別の集合住宅に取りに行く。数十分ほど本気でこげばWIの畑だが、直接は行かず、一度隣町の河川敷に寄り道をする。その高架橋の下にある、ドラム缶の中で飼育していた昆虫XXXを回収する。重い。予想以上に増えたようだ。ドラム缶を川に流す。
再び自転車を走らせて、WIの畑に辿り着いた。人の目は、ない。リュックサックから自作の気球を取り出す。気球の籠の中にXXXを入れて、気球に水素を入れて、そっと飛ばす。これなら音も鳴らないし、黒く塗ってあるので目立たない。結んである釣り糸でコントロールして――。
(上々だ……)
狙った位置にセットできた。気球をコントロールする糸とは別の、籠に結んである糸を引っ張ると、XXXが畑にばら撒かれていく。気球を回収して、XXXを畑に撒いてを何度も、何度も繰り返す。全ての畑にXXXを撒き終わった後、証拠を残さないようにガスを抜き、使ったものを知らない地区のゴミ捨て場に置く。後は自宅に戻るだけだ。
WIの妻は畑の異常に気付けなかった。WIは入院中だった。その結果、作物は殆ど収穫できなかった。なれ合いで単作だったから大変なことになった。時間をかけた分、絶大だった。
XXXは夜行性で土や植物の中に潜り込む性質があるから見た目では気付きにくい。いつの間にか駄目にする。特にWIの畑にある作物に甚大な被害をもたらすことで知られている。おまけに、農薬に耐性のあるものを選別して増やしていたから、残留していた分では歯が立たなかっただろう。
XXXは思っていた以上に広がり、近所の畑にまで被害を出した。計算よりも広範囲に広がったのは、風に乗っていったからだと思う。一番被害が大きい所が出所と思われるのは仕方ないだろう。その結果、WIの妻は入院による人手不足、作物が収穫できず借金苦、近隣から村八分どころか慰謝料請求、常に殺意のこもった視線に晒され、病弱なのもあって、無事、首を吊って死んだ。それを知ったWIも後日病院の窓から飛び降りて死んだ。グッジョブ!
WIの妻は、私が殴られるのを黙って見ていたことがあったよね。一番止められる立場だろ。でもさ、夫婦喧嘩が起きるのが嫌だから、自分の利のために黙っておくってのは、まあ、そうだよな。単純な話だ、私もWIやその家族から億が一にでも復讐されたり、慰謝料を請求されたりするのは得にならないんだ。ただそれだけの話。優しく、道徳的に生活するのが人間社会の理だと思う。でもさ、そこから外れてこちらを餌にしたのは、お前が先だよね。
このよはーじゃくにーく、きょう、しょく♪
それにどう反撃されても、文句は言えないだろ。仕掛けた、ということは仕掛けられる覚悟があるってことだよね。加減? 何言っているんだか。
*
そうして夜の自由時間を取り戻し、学校生活も平穏のまま、無事卒業式を迎えることができた。6年間、本当に楽しかった。思い出がいっぱいだ。大人になってからはできないことがたくさんあった。傍から見たらしょうもないことでも新鮮だった。運動会、文化祭、音楽や美術の授業、マット運動に水泳……。特に楽しかったのは修学旅行と林間学校だ。安眠の素晴らしさは言葉にできない。翌朝の空の美しさ、くっきりと見える景色……。前回と変わらず辛い人生だが、前回と違って人間らしく生きていくことができている。
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