第4話 自然って楽しい!


 子供の頃、アニメが好きだった。現実を忘れさせてくれるからだった。漫画を買う余裕はないし、仮に買っても捨てられただろう。あるアニメ――主人公が色々な道具を使うも結局失敗してしまうものだが――それを見るといつも何とも言えない気持ちになった。どうして、でかぶつと取り巻きに仕返しをしただけなのに、しっぺ返しを食らわなくてはならないのか。かわいそうだ。私に似ている。ただし、ヒロインと機械とそれから普通の家庭があるところを除けば。むしろ自分の方がまともだ。どうして彼は毎回不幸になるのか。ああ、神様がそういう役割を、運命を演じさせているのか。メジャーリーガーは野球をするために生まれてきて、首相は政治をするために生まれてきて、テレビの子役は演技をするために生まれてきて――。私は、いじめられるために生まれてきたのか。この先もずっと続くのか。寝る前に頭に浮かぶのは大抵このことで、泣きながら眠っていた。





 3年生になってクラス替えがあった。児童数は多くないから新鮮味はなかったが、メンバーの入れ替わりでクラスのバランスが少し変わったようであった。ZSとBRは元々運動神経が良かったからか、次第に周りと遊ぶようになっていた。SIは妹が入学してきたからより一層対象になった。HKも見た目でそう呼ばれていた。それ以外は平和な学年だった。私は変わらず、充実した人間らしい学校生活を送っていた。


 家では特に何も変わらない。何か言おうものなら否定されたり、何もしていないのに殴られたりだ。女親が「あいつには内緒よ」なんて言って妹と陰で高級菓子を食べていることもある。前回と変わらない。親の振る舞いを見た妹も真似をしてやってきやがる。鬱陶しすぎて、本気で顔面を蹴り飛ばそうとしたら激痛が走って動けなくなった。仕方ないから新聞紙を丸めて叩いたら親に言いつけられて殴られた。それ以降、妹に自分の方が強いと思われたままなのは癪だが、手を出さないようにすることにした。憶えていろよ。


 それから、体力がついて来たため、自転車で町の図書館に行くことができるようになった。今までも行こうと思えば行けたが、知人に見つかって親に連絡が行った場合、勝手に遠距離移動をしたということで飯を抜かれるリスクがあった。図書館はいい。たくさんの本がある。必要な本は借りると足が付くから、他の本で隠しながら読んでいる。ダミー目的で年相応の小説を借りることもあるが、これが意外にも面白い。行くたびに同じような雰囲気の子をよく見かける。





 季節は巡り、ある日の昼休み、とある噂を耳にした。どうやら女子の1人が私のことを好き、というものだ。その子、FLは器量はそこそこ良いが、内気でクラスの人気者ではないような女の子だ。私は特に興味がなかった、というよりも、もしも付き合っているなどと噂が流れてしまえば親から殴られる。何が気に食わないのか。健全な成長をすることは許されていなかった。そういうわけで無視をしていた。


 その子の良い所は、内気ゆえに一部の友達にしか打ち明けていなければ、アプローチをしてくることもないということだ。友達に茶化されることもなく、ふんわりと応援されるようなキャラクターだ。



 ある日の体育の時間、サッカーの試合があった。私はかつて球技が苦手だった。運動神経が悪かったことと経験不足が原因だった。上手くなろうと努力をする気を起こすこともできなかった。しかし今は違う。ボールを手に入れることはできなかったが、隣町まで行って河川敷を走っていたし、自宅では音を立てないように筋トレと柔軟をしていたからだ。体が思うように動くのは素晴らしい。ただ、普段は目立たないようにセーブしている。だから特に活躍することはなかった。


 それが気に入らなかったのだろう、自分のチームが勝てないことを私に押し付ける奴がいた。OTだ。奴とその取り巻きたちは校外のサッカークラブに入っていたから、勝てないことが嫌なのだ。取り巻きたちが囃し立ててきた。用もないのにスパイクを履いて来るような連中だ。どうしてこういうことをするのだろうか。以前もよくターゲットにされていた。その関係は中学校に入っても続いた。今回の、普段の的はHKだった。たまたまチーム分けが違ったから、私のところに来たのか。


 一度目は適当に流していた。それくらいは気にしない。ただ、OTとその取り巻きたちはだんだんと調子付き始めた。次の体育の時間、足を当ててこようとした。宣戦布告ということか。運動ができること、特に野球とサッカーはステータスで、何をしても良いと思っているのだろう。

 OTは勉強もできるからクラスの中心人物だ。そのOTは、何が気に入らないのか、体育だけではなく他のことでも私に対して当たりが強くなっている。しばらくの間調べて分かった。奴はFLが好きなのだ。だったらわざわざそんなことで気を惹かず、直接言えよ。まあ、仏の顔も三度まで、だ。人が許していれば図に乗りやがって。私が平和に生きていくのを邪魔すればどうなるか、どうして学習しないのか。


 さて、何が効果的だろうか。OTは運動と勉強がそれなりにできて、内科の息子だ。そういえばそこそこ良い大学に入ってキャンパス生活を楽しんでいたと聞いたことがあった。私を踏み台にして。あの頃は小学校が辛かった。そうだよな。ついでに以前の借りも返しておこうか。誰に手を出したらどうなるのかを知らしめなくては。


 用意する物は、そうだな、以前から作っておいたあれを使おう。早くしないとサッカーの授業が終わり、他の種目に変わってしまう。そうなってしまえば面白いことができなくなってしまう。ずっと準備をしていたことが功を奏して、すぐに実行可能だ。後はタイミングだ。





 それからしばらく雨の日が続いていた。体育の授業は室内で行われた。こればかりはコントロールできない。一か八かてるてる坊主を作ってぶら下げたら効果があったのか、ようやく晴れた。グラウンドも乾いている。体育の授業もある。タイミングが訪れた。


 体育が始まってすぐ練習試合となった。幸運なことに相手チームにOTがいる。取り巻きは、一人いる。ZSだ。残りは別コートか。よし。開始の笛が鳴った。上手く人が動くようにボールを取りつつ逃しつつ動く。


 そうして試合中盤、きっかけが来た。ボールがこちらに回って来た。やや斜めにゴールへ走ると、OTと取り巻きは、よし、向かってきた。正直に一直線にだ。観察していた通り、練習通りの動きをしている。


 「おい! よこせ!」

 ZSがこちらに突っ込んでくる。そう、もう少し右だ。ボールを上手く動かす。


 「こっちだ!」

 OTも来る。ここだ。逃げるふりをして下がり、後ろにパスをする。すると――


 「痛っ!」

 OTは転んだ。簡単だ。これだけで許すと思うか?


 「いだっ! いだいぃぃぃ!」

 ZSの足がもつれた。そして、勢い余って、OTを踏みつけた。どこを踏んだかな?


 「どうした! 大丈夫か!」

 先生が駆け寄ってくる。普通のクロスプレイとでも思っているのだろうな。集まってきた野次馬に混ざってOTを観察する。ああ、背中か。靴跡が着いて血が滲んでいる。50点くらいか。首か頭を踏み抜けばよかったのに。もう一つの細工が上手くいっているかな? 周囲もどうやらただ事でないと気付いたようだ。悲鳴が上がっている。



 OTはそのまま救急車に乗せられて担任と病院へ行った。ZSは泣いていた。迎えに来た作業着姿の父親に連れていかれた。帰りの会はざわついていて、別の先生が代理で来た。その帰りに、老婆が重い荷物を持って大変そうだったから、家まで運んであげた。お礼にもらった梨は美味しかった。人には良いことをするものだ。翌日の天気は雨で、証拠は流れて行った。





 OTは見事に両脚が動かなくなった。成功だ。グラウンドの一角にはZZZを撒いておいた。元々地面に存在するものだから怪しいことはない。ただ濃度が逸しているだけだ。後は簡単。上手く誘導してZSにZZZを踏ませて、歩幅をよく見て、地面に仕掛けた凹みでそれぞれ転ばせれば良いだけだ。きれいに決まった。

 OTの脊髄は物理的な破壊とZZZの毒が合わさったおかげで致命的なダメージを受けた。見舞いに行った児童からOTが変な顔をしていたというのを聞いた。


 ZZZは既に準備していたものだ。まず、その辺りの土をたくさん集めて水で濾す。それからその水を加熱してXXXを作る。空き缶とライターを拾って遠くの町の川辺で行った。次にネズミ捕りを作って、給食の残りを餌にして捕まえる。何匹か捕まえたらYYYを取り出してすり潰す。鮮度が大事だ。それとXXXを加えて密封した瓶に入れておく。時々気抜きをして、何度かそれを繰り返せばZZZの出来上がりだ。


 踏み方も転び方も大事だ。穴の形は気付かれず、しかし最も加速するように作ったが、そう上手くはいかないものだ。完全に狙い通りとはいかなかった。これは別の方法で代替するからよい。


 ZSはもはや立ち直れないだろう。親はとても慰謝料を払えそうにない。今回の件と保育園の時の噂が再び広がって、ついたあだ名は人殺しだ。他の取り巻きでも別に良かったけれども、一緒になって囃し立ててきたのだからな。どうとも思わない。格好つけてスパイクを履かなければまだ軽傷だったのかもしれないのにね。





 数週間後、OTは車椅子で登校し始めた。この町には選択肢がないからこの小学校に通わざるを得ない。引っ越すこともしないだろうし。やけに朗らかだったのは空元気と、大方親から甘やかされて、勉強の方に力を入れるように言われでもしたのだろうな。

 担任は毎回OTを持って移動しなくてはならなくなった。さらに、場合によっては、車椅子を持って階段の上り下りをしなくてはならなくなった。教室のある階には車椅子が置いてあるがそこ以外にはないからだ。少しだけ気の毒に思った矢先に、ろくでもない事が起こった。ホームルームの時間だった。


 「はい、これからOT君のお手伝いはみんなでしてもらいます。みんなで仲良く、ボランティア精神で手伝ってあげましょう」

 ああ、面倒になったのか。お世話係を押し付けてくるなよ。時給も発生しないのに誰がやるか。お前、給料貰っているだろうに、まあ業務外だろうけれども。専門のヘルパーをつけるのが道理だろうが、この時代そんなものはない。だからと言って、児童に押し付けてよいわけではない。何かあった時の責任はどうするのだろうね。他の児童からも不服の声が上がっている。


 「はいはい、静かに。ちゃんとしないとお父さんお母さんに言いつけますからね」

 最低だ。馬鹿みたいな脅しだが、私には効果的だ。時間の無駄を押し付けやがって。


 「人殺しがやればいいと思います!」

 馬鹿が余計なことを言う。担任がヒスを起こす。ああ、うるさい。その通りなんだけれども。


 結局、強制的にOTの世話をクラスですることになった。時間の無駄だ。





 すぐにOTは増長し始めた。元々の性格と、親も先生も甘やかしたことが噛み合った結果だ。クラスメイトを手下のように使い始めた。自分でできることでもわざわざやらせ始めた。断ろうものなら担任が出てきてヒスを起こす。悲劇に立ち向かう有能なリーダーとでも陶酔しているらしい。


 そろそろだ。遊びも授業もままならない。放課後の予定を潰された児童もいる。みんな辟易している。FLは特に用もないのに付き合わされている。友達が一緒になって庇っていたがいい迷惑だろうな。かわいそうに。さて、もういいか。



 給食当番の日、私は汁物を配膳する係になった。よし、やるか。OTのお椀にそっと植物VVVと植物WWWから作った丸薬を入れる。袖口に細工をしてあるから容易だ。これらの植物は給食の食材と誤認されやすいから、まあ、入っていても運悪く混ざったとでも思われるだろう。冬ならもっと良い物があったのだが、まあよい。ついでにOTと軽いいざこざを起こそう。後ろを通るときに手が当たったとか当たらなかったとかでいいか。


 昼休み、OTは案の定腹を押さえ顔をしかめ出した。教室から近いトイレに駆け込もうとしている。丸薬は下剤だ。


 「おーい、うんこマンがうんこするぞー」

 小学校では排便=悪だから、声色を変えて廊下から教室に叫べば――。


 「何だ、OTじゃん! うんこマーン」

 「何?」「OTがうんこするって」


 「違うし! 図書室に行くだけだし! 誰か押せよ!」

 別の用事がある振りをして同じ階にある図書館の近くのトイレに向かおうとしているようだ。大分限界が近いらしい。


 「何でだよ!」「ふざけんなよ!」


 「いいよ! 自分で行くし! 後で先生に言ってやる!」

 OTが図書室の方へ車椅子をこいでいく。私はその背を他の児童と見て――。


 「なあ、教室で消しゴム落としやろうぜ」

 後は勝手に自爆するだろう。そのためのアリバイだ。



 消しゴム落としをしようと机を合わせていたときに、図書室の方から大きな音がした。成功した。野次馬に混ざって現場を見に行くと、そこには階段の踊り場で倒れているOTの姿があった。


 「うわっ、OTじゃん! ってか、くせー!」

 「OTうんこもらしてる!」「きったねー」


 誰も助けない。だって、排泄物まみれなんだもの。OTは痛みで呻いている。車椅子に手を挟まれている。どこかの骨でも折ったかな? どっちでもいいけど。


 「どうしたの? って、OT君、大丈夫?」

 別の学年の先生が来るが、現状を見てもすぐ助けようとしていない。そうだよね。汚いもんね。


 次第に人だかりは大きくなっていった。長居すると手伝いに巻き込まれそうだった。だから気配を消してその場を離れた。そのまま教室側のトイレに向かい、念のため個室に仕掛けておいた細工を回収した。それから宿題を忘れたふりをして教室に戻った。救急車が来て、保健室の先生が一緒に乗っていくのが窓から見えた。





 案の定、午後の授業は中止になった。ヒスを起こした担任が何か言っている。校長と教頭もいる。聞き取りをして親に報告するのだろう。


 「どうして、みんな、助けてあげなかったんですか! 痛がっていてかわいそうだったでしょ!」

 児童が悪いことにして責任逃れしようとしているな。そろそろ表に出るか。


 「それは、汚いからです」

 わざと担任が嫌がることを言う。

 「別の学年の先生も触らずに見ていました。だから僕たちも何もしませんでした」

 

 つられてある児童が手を挙げた。

 「それに、無理に動かすとよくないってテレビで言っていました!」

 それは私がテレビで見たと言って、教えたことだけれどもね。


 「かわいそうでしょ! どうしてトイレに連れて行ってあげなかったの!」

 ヒスがヒートアップしている。言いくるめられそうになったら話をずらす。屑だ。


 「それは、OTが自分で行くと言ったからです」

 次の追撃は来るかな。


 「そうだよ。トイレなら手伝ってもいいのに」

 よし、来た。さっきと言っていることが違うが、誰も否定しない。場の空気に飲まれている。今までのOTの態度も後押ししている。


 「そもそも、先生が面倒を見ればよかったはずです。僕たちはできないと言いました。でも、先生が無理やりやらせていました。やらないと叩かれました」

 担任の方を向いてはいるが、話しているのは校長と教頭にである。


 「先生、児童たちが自発的に手伝っているのではなかったのかな?」

 そういうことになっていたのか。そうじゃなきゃ学校も親も、子供に任せようとはしないよな。危ないし。


 そこからは進んで手伝っている、嫌なのにやらされた、触られた、物を取られた、罰が当たったとてんやわんやになった。最後のは声色は女の子だが私の発言だ。そして、担任の感情が沸点に達して、前の席の児童に平手打ちをしようとしたところで校長と教頭に取り押さえられて教室の外へ運ばれていった。教室内は騒然としていた。


 「誰かに、嫌がらせをするから、こうなるんだよね。さっき僕のことを殴ったから罰が当たったんじゃない? みんな、どう思う?」

 最後の仕上げだ。


 「そうだよ! OTが悪い!」「私もつねられた!」

 たくさん話が出てくる。全員の意見が一致する。これで、何かろくでもないことをしたら返ってくると強く学習できただろう。





 OTは不登校になった。奴の家は通りに面しているから、小学生が登下校するときに目の前を通る。そのときに、「うんこもらしー!」と囃すのが全校男子のトレンドだ。流行らせた。OTは部屋からもほとんど出ず、勉強も手に付いていないらしい。鎖骨骨折とついでに頭のどこかを打って、怒りっぽく、落ち込みやすくなったそうだ。これからの人生、毎日自分の行ったことを省みて生きていってね。生きていなくてもいいけど。


 車椅子には適当な振動が加わった時に部品が外れるように細工をしておいた。町の図書館で構造を調べてから自作のツールを回収して、放課後に隠れながら行った。TTTの部分を摩耗したように削る。そうするとUUUが衝撃で外れて車輪が上手いこと傾く。指紋が残らないように、毛髪も残らないようにしたが、警察は調べに来ることはないだろう。後は、図書館に向かう廊下にある防火扉用のでっぱりが引き金となって、近くにある階段から落ちていった。


 担任は変わることはなかったが、相当絞られたようだ。公務員だから減給もボーナスカットもないだろうが、職員室内の立ち位置が変わっていた。児童は自分の手先でもないのに、わが身可愛さにくだらないことを考えるから、しっぺ返しを食らうのだ。私を含めた数人が手を挙げるとビクついて、苦虫を噛み潰したような顔になるのが面白い。陰では人殺し製造おばさんと呼ばれている。

 こいつの家は遠くにあるし、まだ体格差があるからこれ以上をするのはリスキーだ。なんだかんだ言ってできることは限られている。まあ、一応、奴の家と実家の近所にあだ名とやったことを書いた手紙を出しておいた。転任したらその小学校区にも出しておこう。この地区で教員をやりつづけていられるかな? なんでって、その方が気分良く生きていけるから。


 それからは、自分の学年では人に優しくがモットーになった。悪いことをすれば罰が当たるというのが心の中に刻まれたようだ。仲良く、楽しく、小学校生活を送っている。自分のクラスの、他の先生たちからの評価は高い。おどおどしているあいつらも憐みで輪の中に入っている。輪から外れたらどうなるか目に見えているからいつも卑屈だ。これで余計なことにソースを割く必要がなくなり好きなことができるようになった。さて、これであれへの対策ができる。



 おーれ! おーれ! ふぁーいとだ!



 今のところ私は好きな習い事をすることができず、妹はピアノを始めとしたよくある習い事や通信教育をさせてもらっている。以前と同じだ。弟がいないから金銭的な余裕が出て多少は習い事をすることができると思っていたが、そんなことはなかった。しかし、前回もあれが起こったのだから今回もあるだろう。分かる。そうして進級して半年近くが過ぎた。

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