うるさい
ーーそんで、整理するのは丸投げである
「いや~頼むよ、「オッサン」
4代後半くらいの、「会長」が、部署の見た目20代前半くらいの
中性的な人間に、整理を振る
(鬼)だの、(鬼、かな)だの残りの面子は思うものの、
東京で、「蔵書部」だった「オッサン」こと栗崎に、任せる
それはそれとして、手伝うのが、緑たちである
(--すごい、この人、分類するのがうまいんだ、こんな人みたいになれるんだろうか)
何の書類が、何に当てはまるのかぱっと開いてすぐに入れてる
(こんな人が落ちこぼれなんてーー)
東京の蔵書部、の人数は多いーーだから、南九州支部の中では、「割とまし」に見える栗崎ですら、、、落ちこぼれなのだ
そんな時、ランプが鳴るーー「特別な仕事」である
ーーーつまり、「依頼」というわけだ、
「臨界?ですか」
臨界ーーとは、この世界に接した世界のことを言う、
対外、境界があり、「現実世界<この世>」と「臨界」はそこでつながっている
「ああ、ここへ向かってくれーー」「了解」
ーー初めてとなる、臨界調査
そもそも、南九州支部、蔵書部の面子はーーいろいろとおかしいのだ
「会長」を含め、5名
その中で、領域調査が初めてなのは4名
例外は、栗崎だけである、、、だからそわそわしてる
めっちゃそわそわしてる
「お前ら、落ち着けーー過度に警戒するのは逆に良くないと思うぞ
、、、まぁ、俺落ちこぼれだから、あれだけど」
気休めにもならないことを言いつつ、準備する
「手慣れてますね」
「まぁな、東京にいた時はよくあったから」
ーーやはり、遅れているのだと思うーーふがいない
偉大な父親に追いつくためには、もっと、もっと、がんばらないと
車に詰め込む、--車は、ワゴン系の車と、トラック系の車
そもそも、中学生の緑と、同期の紫髪を除く、メンツで、車の運転の役割が決まる
だが、会長がやりたがらないため必然的に
残りのお二人さんになる
「まぁ、そんなことだとは思ったけど」
ーーワゴンに乗るのは、「「栗崎のぞく)残りの全員」
「--あの、皆さんはどうして、南九州支部へ来たんですか?」
ずーーっと聞いてみたかったことを聞いてみる
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