14歳の頃に馴染みがおありの方は、読んでいてクスッと来るのでは。
主人公、竜也君の語彙が素晴らしい笑。その一貫して振りきれた厨二力は、もはやいっそ清々しいほど。
ガールフレンドの可憐ちゃんはその難解な言葉を、難なく翻訳できてしまうところもポイント。懐が広く密かにノリも良く、茶目っ気があるところもとても魅力的です。
キャラクターの個性しかり、ラブコメ要素しかり。楽しめる要素が散りばめられた、重すぎず気軽に読める作品です。
この先物語がどんどん展開していくことと期待できます。
──漆黒の追憶を抱えし同志諸君よ。否、同志かどうかは今更問わぬ。共に享楽の一時を味わおうではないか!
(訳:中2の頃に黒歴史がある方もそうでない方も、まずは覗いてみませんか!)