319.おいたんの精密検査の結果とカルフォルニア・ロケット卒業
無雲が乳がん検診に引っ掛かった頃、おいたんも前立腺がんの検診で引っ掛かっておりました。覚えておられるでしょうか?
おいたんは泌尿器科のクリニックに紹介状を書いてもらって、七月の半ばから精密検査を進めておりました。昨日、尿を貯めた状態で行うエコーをやって終わりでした。
結果としては、がんじゃなかったです。PSA(腫瘍マーカー)の値は、色々な条件が重なると高く出る事もあるそうで、これからは三カ月に一度泌尿器科のクリニックで経過観察を行う事になりました。
本当に、ご心配おかけしました。私もホッといたしました。
夫婦でがんになっちゃうとか、ネタとしても笑えないですからね。重すぎて見てて「うわぁ」ってなりそうですし。そんなん、笑い飛ばして過ごせるメンタルの私にだけ降りかかっていれば良いのです。
それで、昨日はゼプリオンのための通院の日でもありました。
去年の十月くらいから、おいたんが職場で問題ばかり起こして無雲が死にたくなっちゃって、カリフォルニア・ロケット療法をずっと受けてきましたが、がんになったショックで自殺願望が消え去ったので、ロケットに使う二種類の抗鬱剤とはおさらばする事にいたしました。太りますし、死にたくないなら飲む必要はない。
その代わり、最近睡眠が上手く取れていないので、三環系の抗鬱剤のト〇プタ〇ールを入れてもらいました。
十カ月もカルフォルニア・ロケットを服用してたんですよ。その間に十キロ以上太りましたしね、えぇ。良く効く療法だったけど、こうまで太ると笑えんわ。
しかし、M先生は私の乳がんに対して持論を展開しまくる中で、こんな仮説を。
「あなたね、
デブは身を助く!?
そんな説聞いた事ありますか!?(笑)
脂肪で壁があるから転移しづらい、痩せてる人はすぐ転移するって、それ本当? あまりに胡散臭くて眉唾ものなんだけど(笑)。
「で、ステージは? 知らない!? まだ検査してるのかよ! 遅いよ! 一週間で結論出せよ! 進行性だったらどうすんだよ!!」
と、ムキーッて感じで迫られましたが、A病院て、うちの近所では唯一のがんの拠点病院でして、検査とかも凄く混んでて順番取るのが大変なんですよ。近くには『でっかい病院』もありますが、あそこはでかいだけで拠点病院でも何でもないし、とにかく使えない病院なので。
なので、無雲はM先生がキーッとなっているのを華麗にスルーしました。
無雲がいくら睡眠が上手く取れなくても、睡眠薬(特にベンゾジアゼピン系)を欲しがらないのは、素晴らしいと褒めてもらえました。あと、かつて沢山飲んでいた強めの抗精神病薬に頼ろうとしないのも素晴らしいと褒めてもらいました。ついでに、禁煙しているのも褒めてもらいました。
禁煙って、「凄いね! 頑張ってるね!」って褒められるとけっこう続くものです(笑)。
もう禁煙して十五日経ちました。大分吸わないのにも慣れて参りましたよ。怒りを覚えると吸いたくなっちゃう時もありますが、「こんなくだらない事でニコチンを取り込んでたまるものか」と鋼鉄の意志です。
来週も月曜日と金曜日がA病院の日です。金曜日には全ての検査の結果が揃うので、話が進む事でしょう。
この土日は、おいたんも仕事に行っておりますし、無雲は居間の床とかでごろごろしまくろうかと思います。夕ご飯は、自分が食べたいものを作ってるだけだから作るのは苦ではない。
また掃除を十日間くらいしてませんが、この間三週間くらいしなくても死ななかったので、もう少し放置プレイしていようと思います。大丈夫、ホコリじゃ死なない。
今も眠いけど、まずは皆様の作品にお邪魔いたしますかね。ぐふふふふ。
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