204.生理って隠しますか?てか、隠すものなの??

 ここ最近、メディアでも取り上げられる『生理(月経)』の問題。


 よく言われているのは、「恥ずかしい」「知られたくない」「人に言えない」とかいう意見。


 無雲、この取り扱われ方にいつも頭に???とクエスチョンマークが浮かんでいます。


 というわけで、無雲がいつも思ってる事をちょっと書いてみようかと思います。



 そもそも、生理(月経)っていうのは、女性が年頃になると必ずやって来て自分の意志ではどうにもならない生理現象です。何が起きていても来るときゃ来るし、「今ちょっと都合悪いから」でずらすのはピルでも服用して月経管理しない事には無理なお話です。



 無雲は、昔から生理が恥ずかしいとか思ったことが無い人間です。


「仕方ないだろ、来るものは来るんだから」


 と、あっけらかんと考えています。


 どこまで恥ずかしいとか思ってないかと言うと、昔も今も生理が来ると家族中に「生理来たわー!」と宣言して回るくらい恥ずかしいとか思わないです。



 家族中なので、おいたんや母だけではなく父にまで宣言しますね。



 別に宣言しなくてもいいんですが、「今月も身体が正常だったぜ」という意味も込めて宣言してしまいます。



 宣言しているので、生理痛で腹が痛くてイライラする時も、「生理痛で死にそうだ」とか言葉に出しまくります。



 そもそも、生理って隠さなきゃならないものなのか。



 昔聞いた話ですが、ある大地震があった時に、避難所には救援物資で生理用品が届いたそうです。すると、そこにいた一人のじじい(失礼)が、「こんな時に生理だなんてけしからん!」と言ってその救援物資を突っ返したそうです。



 バカなのか。



 生理は、震災が来てようが台風が来てようが地球が滅亡しそうになってようが何があってもやって来ます。このじじいは何を勘違いしているのか。そもそもいい歳こいて生理がなんぞやすら理解していないその浅薄な知識っぷりに呆れます。



 生理が気持ちいいとでも思っているのか。自らの意志でコントロール出来るとでも思っているのか。



 このエピソードは聞いた当時から今に至るまで、胸糞悪いエピソードとして私の脳内に留まっています。



 生理は、どういうわけか昔から隠されてきました。生理が無きゃ、この世に子供は生まれてきません。



 この機能、隠す必要あるのか?



 当たり前にあるものなんだから、隠す必要もあえて持ち上げる必要もないんじゃないの?



 男性ってどれくらい生理を理解出来てるのか謎ですが、私の意見としては「腹が空くのと同じくらい自然と起きてる生理現象」だと捉えてくれてればいいと思うんですよ。 

 


 ここでおいたんを例に出しますが、おいたんっていうのは一人っ子で家族に女性は母親しか居なかった人間です。彼女は過去に一人だけ居たらしいですが、そこまで深い付き合いはしておらず、無雲からは「それは彼女ではなくセ〇レ」と言われて鼻で笑われるような間柄だったようです。女友達も居ないので、生理に触れる機会は全く無かったと言ってもおかしくないような人間なのです。



 私はおいたんとお付き合いをしていた交際中から、生理が来ると宣言するわ腹痛いって大騒ぎするわっていう人間でした。



 初めて生理に触れたおいたんは、いつも困惑した様子で「ご飯食べれるの? 歩けるの? 出かけられるの?」と体調を気遣ってくれました。



 でも、その気遣い方があまりにもおかしくて、「こんなに生理について何も知らない男性が居るのか」と笑ってしまった記憶もあります。



 そんな認識しか無いんですかねぇ、男性の中では。



 無雲が子供の頃は、学校の性教育で男子も交えて出産シーンのビデオなんかは見せられましたが、そういえば生理の話は女子だけ集めてされたんだよなぁ。今はどうなってるかさっぱり分からんけど、今の時代なら男女集めて生理とか精通の話ししてんじゃないの???



 生理なんて当たり前のようにやって来るんだから、当たり前の現象として捉えてればいいじゃないか。



 無雲は思う。


 

 恥ずかしいと思うのがおかしい。

 隠さなきゃならんのもおかしい。

 特別視するのもおかしい。



 というわけで、最近生理周期が乱れてて、今回もやっとこさ生理が来てスッキリしている無雲が思った『生理(月経)』についてでした!


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る