190.おいたん、一週間の謹慎処分を受ける。

 はいは~い。だるんだるんにテンション低くて、生きる気力が低下している無雲です、おはようございます!


 昨日、Twitterで話を聞いてくれた、坂井令和様、ko-todo様、仁志水ぎわ様、本当にありがとうございました。本当に助かりました。生きる気力がほぼ無くなっていた時に、話を聞いてくれる方が居るってだけで人間は救われます。本当に感謝しております。ありがとうです。



 さて、日々活動的に頑張りマンな無雲が、生きる気力を失ってしまうほどの出来事。それは、またもやおいたんによって運ばれて参りました。



 昨日昼頃、無雲はルンルンで水餃子を作り、「Twitterにアップしよ♡」などと呑気に構えておりました。そこで鳴った電話。発信者はおいたんです。嫌な予感しかしない。



 そして案の定、昼間のおいたんからの電話は最悪の連絡でした。



 おいたん、利用者さんに対する暴力行為(三度目)でまたもや帰宅させられたのです。



 今回は、おいたんの顔を叩いた利用者さん(目潰しした人と同一人物)に対して、カッとしてしまい、平手で二発頭を殴ってしまったというのです。



 そして、その罰で一週間の謹慎処分となりました。



 今までおいたんを擁護し、弁護し、かばい続けてきた私ですが、今回ばかりはもうかばいきれません。無理です。おいたんが悪いです。



 二発殴る、という事はそこに明確に「殴ってやる」という意思があったという事です。いくらカッとしたとは言え、そこは障害者支援のプロとして、カッとしてはいけない場面なのです。



 おいたんは、私の父からもガツンと言われました。おいたんはしょぼくれていましたが、そろそろ本気で自分の問題点に向き合わねばいけません。



 無雲は、あまりのショックに生きる気力を失いました。BANが怖いのでここに詳細は書けませんが、母に対してありえないお願いもしました。



 無雲は、「もう疲れた」と本気で思いました。



 何とかこの状況から逃げたい、とも思いました。



 私の脳裏に浮かんだのは、おいたんと離婚しておいたんを放り出して、肩の荷を下ろす事です。



 しかし、私にはその選択は出来ません。



 そこに『愛』があるから、おいたんが大好きだから、おいたんと共に人生を歩んでいきたいから、おいたんと離れる事は選択出来ません。



 おいたんの魂を救うために、私はおいたんと結婚しました。



 ならば、この危機も共に乗り切って、おいたんの傷付いた魂を癒し、問題点を改善していかなければならないのではないか、と思うのです。



 それでも、無雲は弱い人間です。無雲の生きる気力は、とても低下しました。



 しかし、そこに光を差し込んでくれたのは母です。



 母は、無雲に言いました。


「無雲には、お母さんとお父さんが付いてるから大丈夫だよ」



 無雲は、四十一歳にもなって親に依存している自分を恥じています。しかし、もうこの場合は親に甘えてもいいのではないか? と感じました。



 もう、自分の力だけじゃ無雲はの選択が出来ません。



 私は、私が弱い存在だと認め、誰かに頼って生きていく事も視野に入れなければならない、と感じました。



 生まれてしまった以上、生き続けなければならないのです。



 今日は、おいたんの問題点について話すために、M先生の所に診察に行きます。おいたんの問題点も話したいけど、無雲の心の中も話すつもりです。



 もう、私とおいたんだけの力じゃ、この大問題は解決できません。私のキャパを超えました。ならば、頼れる人は頼ろう、と思います。



 無雲は、ちょっと今頑張れない。でも、それでも考えるのです。「おいたんが仕事を辞めるのならば、無雲が稼がねばならない。ココナラでExcelスキルとかも売り出すか?」などと。



 生きる気力が低下していても、それでも生きようとあがく自分がいる。それでも必死に自分たちの力で何とか生活しなきゃと思う自分がいる。



 無雲は弱い。



 でも、強い。

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