38.世間の人はそんなに怖くないかもしれない

 カクヨムをしていて、私はとても思っていることがあります。結論から書きます。その思いとは…。


 「ありがとう!!いつもありがとう!!!」


です。



 私は猜疑心の塊と言っていいほど人の言葉を素直に受け取れない時期がありました。けっこう最近までそうだったんですが、その原因は前職医療事務の時の経験です。



 前職医療事務はとにかく女性が多い職場でした。最初のうちは分からなかったけど、その職場はとにかく『居ない人の悪口』を言うのです。AさんとBさんとCさんが居たとします。Aさんが席を外したらBさんとCさんがAさんの悪口を言うのです。Bさんが席を外したらAさんとCさんがBさんの悪口を言うのです。Cさん然りです。


 休憩時間はほぼ悪口大会でした。患者さんをネタにする人もいました。私はそれを見ていて、人間が信じられなくなりました。と同時に病院の受付の人の笑顔が信じられなくなりました。退職した後も猜疑心は治まらず、人の笑顔の裏には常に悪意があると思っていました。



 でも、職業訓練に行ったりカクヨムをやったりしている間に、その猜疑心は少しずつ緩和されていったように思います。



 職業訓練で出会ったすべての人を肯定することは出来ないですけど、仲良くなった数人の友達は本当にいい人達で、その仲間で集まっても誰かの悪口大会になることはありません。友達は私より年上で、人生経験として様々な波を越えられて来た方たちなので、本当の意味で精神的に大人なんだと思います。



 カクヨムでも、いつも温かいコメントを頂いたり、♡や☆、レビューを頂いて、縁が縁を呼び色々な方の作品を読む中で、その作家さんたちの思想や感情に触れ、コミュニケーションをとる内に、『人ってそんなに怖くないかも?』と思うようになってきました。



 前職を退職してから1年が経つ最近、やっと色々な傷が癒えてきたような気がします。この1年で関わった皆様にほんとうにありがとう!と叫びたいです。



       !!!!!ありがとうございます!!!!!!


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